フランス招聘版ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』感想♪
2012/10/31
昨日は、梅田芸術劇場で公演中のフランス招聘版ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』を観てきました
何カ月も前にチケットを買っていて、おまけにもうすぐ私の中で別の大きなイベントがあるもんだから、うっかり忘れそうな勢いで、予備知識等まったくなしに観に行ってきたのですが…。
すっごく、すっごーくっ(←力こぶ・笑い)素晴らしかったです!
C'était magnifique!!
このミュージカル、日本でも宝塚バージョンや非宝塚バージョンの公演もすでにされていて、そちらを観たことがある方も結構いらっしゃると思うのですが、私はそれらを観たことはなく。
通ってるフランス語学校のロビーに貼ってあったポスターを見かけて、なんとなく興味をもってとったチケットでした。
…なので、日本版と比べた感想とか、ディープな語りなんてできないですが…。
とりあえず感想をば。
***
フランス招聘版…ということで、要するに今回の公演は、海外キャストによる、フランス語上演。
たとえば『オペラ座の怪人』とか、日本版も悪くはないけど、やっぱりオリジナルの言語がその音楽に一番合ってる…というのは、否定できない事実ではないかと思います。
ま、今回の場合、日本版を聴いてないので、なんとも言えないですが…。
でも、フランス語の歌詞の響きはやっぱり素敵でした
買ったパンフによると、フランスのミュージカルの特徴は、歌手が歌って踊って演技するんじゃなくて、歌手は歌、ダンサーはダンスと分業することらしい。
たしかに、歌手はあまり踊っている…ということはなく、歌と演技に専念していて、逆に、ダンサーは、激しく時にアクロバティックに踊っていました。
物語は、シェイクスピアのあの『ロミオとジュリエット』で、まあラストも分かってる分、音楽に集中して鑑賞できました。
ただ、脚色というか、ミュージカルでは、「死」を擬人化した登場人物の女性が登場して、白いボロ布のようなドレスをまとって、不気味に登場人物につきまとう…という演出がありました。
「死」には、セリフもなく、歌を歌うでもなく、彼女はただただ登場人物につきまとって身体全体を使ったダンスをしているのですが、それがまた不気味で。
結局、物語全体に、この「死のイメージ」がつきまとっているわけです。
それは、ロミオとジュリエットに対してだけではなく、他の登場人物に対しても。
そして、ジュリエットが本当は生きている…ということを記した神父さまの手紙がロミオに届くことを妨害するのも、この「死」を擬人化した登場人物。
考えたら、この物語では、4人もの登場人物が死ぬわけで、「死」というのは重要なテーマの1つなのかもしれません。
テーマといえば、やはりロミオとジュリエットの愛…というのが重要テーマにはなっていますが、それよりも印象に残ったのは、キャピュレット家とモンタギュー家という対立する2つの家の大人の事情に翻弄される若者たちの苦悩でした。
ロミオとジュリエットだけでなく、ティボルトやマーキューシオ、ベンヴォーリオも、それぞれ苦悩を抱えていて、それを表現したそれぞれのナンバーを歌いあげる場面が要所要所にあって、印象的でした。
いずれにしても、こういうのは、時代や国を越えた普遍的なテーマなので、そういうところもこのミュージカルが世界中でヒットした一因かもしれませんね。
それとも通じるのですが、主人公のロミオとジュリエット以外の登場人物にもちゃんとそれぞれ光があててあって、ソロ曲もふんだんに盛りこんであったので、主人公2人の物語を軸にしつつも、他の登場人物の心情なんかもよく分かって、脇役好きとしては良かったです。
それこそ大人の事情に振りまわされる寂しい青年のティボルトの叫び、友達を失ったうえに親友に愛する人の死を伝えなければならなくなったベンヴォーリオの苦しみ、自分勝手だけど可愛い娘をお嫁にやる父親の心情を歌うキャピュレット卿、信仰に生きるのに神を信じられなくなりそうな人間的苦悩を抱えるロレンス神父など、彼らの思いのたけをぶつけたナンバーの数々は、どれも印象に残りました。
***
さて、肝心の音楽ですが。
音楽は、ポップロック調で、歌いあげるバラードから、リズム感溢れるロックなナンバーまで、多様で飽きませんでした。
フランスで特にヒットしたという「Aimer」もとても美しいバラードで、ロミオ役のシリル・ニコライさんとジュリエット役のジョイ・エステールさんの高音が良かったし、「On prie」も同じく良かったです。
それから「Le roi du monde」や「Vérone」みたいなアップテンポのポップロック調の曲も、コーラスが入って盛りあがって良かった
どれも親しみやすいメロディーながら、どこかやっぱりフランス的な香りがあって
若者役の歌手の方々は、わりと男性も高めの声の人が多かったように思いますが、声楽的というよりはポップス的な歌い方で、ポップロック調の歌によく合ってました
主役のロミオ役のシリル・ニコライさんも高めの声で、ロミオの歌う正統派で抒情的なバラードの数々を美しく歌いあげてくれました
ビジュアル的には、長めの金髪で繊細な顔立ち。
もともとベンヴォーリオ役をされてたそうですが、ロミオのキャラにも合ってるんじゃないかな?
同じく主役のジュリエット役のジョイ・エステールさんは、ちょっとハスキーさもある美しい声の持ち主でした。
くるくる巻いた金髪に快活そうな可愛らしさもある美人さんで、ジュリエットにぴったりw
マーキューシオ役の方は、くるっとした長髪で、狂気に惹かれるちょっとイカれた兄ちゃんを好演されてました。
歌にもそのキャラクターがうまく表現されてて、良かったです。
ロミオに殺されるティボルトは、短髪でイマドキ風のお兄さん。
でも、ちょっと神経質そうで、ティボルトのキャラクターに似合ってました。
唯一オリジナルキャストだというトム・ロスさんが演じておられて、高音のロックな声が力強かったです。
それから、ベンヴォーリオは、マーキューシオとはまた違って、いい人風のロミオの親友を好演。
上にも書きましたが、ジュリエットの死をロミオに伝えないといけない…というのを悩む思いを歌いあげる曲が印象に残っています。
一方、大公、キャピュレット卿、ロレンス神父のオヤジ3人衆(笑)は、いずれも力強いロックな声で、3人ともそれぞれに印象的でした。
神父さまが1番低めのハスキーなロックな声で、その意外性が良かった(笑)
そしてキャピュレット夫人、モンタギュー夫人、乳母のマダム3人もこれまた力強くて声量もあって、良かったです。
キャピュレット夫人は、どちらかというと他の2人に比べると高めの声が印象的で、夫人のキャラクターにも合ってました。
***
ミュージカルのラスト、亡くなったロミオとジュリエットを囲んでのフィナーレは、意外にもあっさり短め。
まあ、ストーリー的に、大団円とは行かないし、あっさり終わるんだな…と思いました。
…が、そのあとがまだあった!
本編が終わって、カーテンコール。
ベンヴォーリオ役のステファヌ・ネヴィルさんが出演者を紹介。
何度かカーテンコールがあって、終わり…かと思いきや、アンコールがありました。
アンコールは、順番忘れましたが「20歳とは」と「On prie」が最初にありました。
出演者みんなで歌ってくれて、たぶんフルコーラスの長いアンコールのサービス。
これで終わりかと思いきや、まだアンコールは続き。
「Le roi du monde(世界の王)」だったと思いますが、客席への手拍子のお誘いが。
ノリノリです(笑)
さらに、大公役のステファヌ・メトロさんが日本語と英語をまじえつつ、観客を立たせて、手拍子させたり、腕を振らせたり、掛け声をかけさせたりしながら、これで最後!…と「Vérone(ヴェローナ)」を日本語も混ぜながら、他のキャストも全員で熱唱。
しかも、客席に向かって歌詞の「Vérone」を歌わせたりして、もはやロックのコンサートのよう(笑)
ステファヌ・メトロさんは、「おおきに~!」とか、「右!左!」とか「大阪の皆さん~」とか何とか、日本語を何度も連発して大サービス。
そのエンタテイナー振りで、一緒に観に行った母の心をがっちりつかんでました(笑)
しっとりあっさり終わった本編はどこへやら、最後はノリノリで熱気と興奮につつまれながら幕を閉じたのでした(笑)
本編はもちろん良かったのですが、むしろアンコールが1番印象に残ったという…(笑)
4曲もフルコーラスで長々とやってくれるなんて思ってもみなかったので、サプライズですごく嬉しかったです。
サービス精神旺盛、とことん観客を楽しませようというエンタテイナー精神が溢れていて、とても良かったです。
あのフィナーレだけで終わっていたら、「良かったね」で終わっていたところですが、あとのアンコールで私もがっちり心をつかまれました(笑)
***
そして、終演後は、中2階ロビーでキャストのみなさんがご挨拶…ということで、終わったら、さっそく行ってみました。
もたもたしていたので、4列目でしたが、キャストの方々が衣装のまま出てきてくれて、主役の2人はポーズをとったりして、観客はフォトセッション(笑)
こんなのがあるって知らなかったので、携帯しかなく、写真はブレブレでうまく撮れませんでしたが、出演者の方々を間近で見られましたw
写真に気をとられていたのと、こんなのがあるって知らなくて心の準備ができていなかったのとで、じっくり全員を拝見することができなかったのは悔やまれますが、主役のお2人は、最初に私の真正面に立ってくれたので、よく見えました。
2人とも素敵でした~w
そして、キャピュレット卿役のセバスティアン・エル・シャトさんは、しっかりご自分のCDを「買ってね!」とアピールして、笑いをとっておられました。
さらに、大公役のステファヌ・メトロさんは、ここでもサービス精神を発揮して、握手にこたえてくれてました。
あと、ベンヴォーリオ役のステファヌ・ネヴィルさんとティボルト役のトム・ロスさんもこたえてくれてたんじゃないかな?
私の位置ではちょっと遠くてムリでしたが…。
***
とにかく、予備知識もなく、さほど大きな期待もせずに観に行ったのですが、とても素晴らしくて、親子2人、すっかりファンになって帰ってきたのでした。
まだ公演やってて、リピーターチケットもあったけど、諸事情でもうすぐしばらく日本を離れるので、ムリです…。
お金もないんだが。
いつかCD買いたいです↓

何カ月も前にチケットを買っていて、おまけにもうすぐ私の中で別の大きなイベントがあるもんだから、うっかり忘れそうな勢いで、予備知識等まったくなしに観に行ってきたのですが…。
すっごく、すっごーくっ(←力こぶ・笑い)素晴らしかったです!
C'était magnifique!!
このミュージカル、日本でも宝塚バージョンや非宝塚バージョンの公演もすでにされていて、そちらを観たことがある方も結構いらっしゃると思うのですが、私はそれらを観たことはなく。
通ってるフランス語学校のロビーに貼ってあったポスターを見かけて、なんとなく興味をもってとったチケットでした。
…なので、日本版と比べた感想とか、ディープな語りなんてできないですが…。
とりあえず感想をば。
***
フランス招聘版…ということで、要するに今回の公演は、海外キャストによる、フランス語上演。
たとえば『オペラ座の怪人』とか、日本版も悪くはないけど、やっぱりオリジナルの言語がその音楽に一番合ってる…というのは、否定できない事実ではないかと思います。
ま、今回の場合、日本版を聴いてないので、なんとも言えないですが…。
でも、フランス語の歌詞の響きはやっぱり素敵でした

買ったパンフによると、フランスのミュージカルの特徴は、歌手が歌って踊って演技するんじゃなくて、歌手は歌、ダンサーはダンスと分業することらしい。
たしかに、歌手はあまり踊っている…ということはなく、歌と演技に専念していて、逆に、ダンサーは、激しく時にアクロバティックに踊っていました。
物語は、シェイクスピアのあの『ロミオとジュリエット』で、まあラストも分かってる分、音楽に集中して鑑賞できました。
ただ、脚色というか、ミュージカルでは、「死」を擬人化した登場人物の女性が登場して、白いボロ布のようなドレスをまとって、不気味に登場人物につきまとう…という演出がありました。
「死」には、セリフもなく、歌を歌うでもなく、彼女はただただ登場人物につきまとって身体全体を使ったダンスをしているのですが、それがまた不気味で。
結局、物語全体に、この「死のイメージ」がつきまとっているわけです。
それは、ロミオとジュリエットに対してだけではなく、他の登場人物に対しても。
そして、ジュリエットが本当は生きている…ということを記した神父さまの手紙がロミオに届くことを妨害するのも、この「死」を擬人化した登場人物。
考えたら、この物語では、4人もの登場人物が死ぬわけで、「死」というのは重要なテーマの1つなのかもしれません。
テーマといえば、やはりロミオとジュリエットの愛…というのが重要テーマにはなっていますが、それよりも印象に残ったのは、キャピュレット家とモンタギュー家という対立する2つの家の大人の事情に翻弄される若者たちの苦悩でした。
ロミオとジュリエットだけでなく、ティボルトやマーキューシオ、ベンヴォーリオも、それぞれ苦悩を抱えていて、それを表現したそれぞれのナンバーを歌いあげる場面が要所要所にあって、印象的でした。
いずれにしても、こういうのは、時代や国を越えた普遍的なテーマなので、そういうところもこのミュージカルが世界中でヒットした一因かもしれませんね。
それとも通じるのですが、主人公のロミオとジュリエット以外の登場人物にもちゃんとそれぞれ光があててあって、ソロ曲もふんだんに盛りこんであったので、主人公2人の物語を軸にしつつも、他の登場人物の心情なんかもよく分かって、脇役好きとしては良かったです。
それこそ大人の事情に振りまわされる寂しい青年のティボルトの叫び、友達を失ったうえに親友に愛する人の死を伝えなければならなくなったベンヴォーリオの苦しみ、自分勝手だけど可愛い娘をお嫁にやる父親の心情を歌うキャピュレット卿、信仰に生きるのに神を信じられなくなりそうな人間的苦悩を抱えるロレンス神父など、彼らの思いのたけをぶつけたナンバーの数々は、どれも印象に残りました。
***
さて、肝心の音楽ですが。
音楽は、ポップロック調で、歌いあげるバラードから、リズム感溢れるロックなナンバーまで、多様で飽きませんでした。
フランスで特にヒットしたという「Aimer」もとても美しいバラードで、ロミオ役のシリル・ニコライさんとジュリエット役のジョイ・エステールさんの高音が良かったし、「On prie」も同じく良かったです。
それから「Le roi du monde」や「Vérone」みたいなアップテンポのポップロック調の曲も、コーラスが入って盛りあがって良かった

どれも親しみやすいメロディーながら、どこかやっぱりフランス的な香りがあって

若者役の歌手の方々は、わりと男性も高めの声の人が多かったように思いますが、声楽的というよりはポップス的な歌い方で、ポップロック調の歌によく合ってました

主役のロミオ役のシリル・ニコライさんも高めの声で、ロミオの歌う正統派で抒情的なバラードの数々を美しく歌いあげてくれました

ビジュアル的には、長めの金髪で繊細な顔立ち。
もともとベンヴォーリオ役をされてたそうですが、ロミオのキャラにも合ってるんじゃないかな?
同じく主役のジュリエット役のジョイ・エステールさんは、ちょっとハスキーさもある美しい声の持ち主でした。
くるくる巻いた金髪に快活そうな可愛らしさもある美人さんで、ジュリエットにぴったりw
マーキューシオ役の方は、くるっとした長髪で、狂気に惹かれるちょっとイカれた兄ちゃんを好演されてました。
歌にもそのキャラクターがうまく表現されてて、良かったです。
ロミオに殺されるティボルトは、短髪でイマドキ風のお兄さん。
でも、ちょっと神経質そうで、ティボルトのキャラクターに似合ってました。
唯一オリジナルキャストだというトム・ロスさんが演じておられて、高音のロックな声が力強かったです。
それから、ベンヴォーリオは、マーキューシオとはまた違って、いい人風のロミオの親友を好演。
上にも書きましたが、ジュリエットの死をロミオに伝えないといけない…というのを悩む思いを歌いあげる曲が印象に残っています。
一方、大公、キャピュレット卿、ロレンス神父のオヤジ3人衆(笑)は、いずれも力強いロックな声で、3人ともそれぞれに印象的でした。
神父さまが1番低めのハスキーなロックな声で、その意外性が良かった(笑)
そしてキャピュレット夫人、モンタギュー夫人、乳母のマダム3人もこれまた力強くて声量もあって、良かったです。
キャピュレット夫人は、どちらかというと他の2人に比べると高めの声が印象的で、夫人のキャラクターにも合ってました。
***
ミュージカルのラスト、亡くなったロミオとジュリエットを囲んでのフィナーレは、意外にもあっさり短め。
まあ、ストーリー的に、大団円とは行かないし、あっさり終わるんだな…と思いました。
…が、そのあとがまだあった!
本編が終わって、カーテンコール。
ベンヴォーリオ役のステファヌ・ネヴィルさんが出演者を紹介。
何度かカーテンコールがあって、終わり…かと思いきや、アンコールがありました。
アンコールは、順番忘れましたが「20歳とは」と「On prie」が最初にありました。
出演者みんなで歌ってくれて、たぶんフルコーラスの長いアンコールのサービス。
これで終わりかと思いきや、まだアンコールは続き。
「Le roi du monde(世界の王)」だったと思いますが、客席への手拍子のお誘いが。
ノリノリです(笑)
さらに、大公役のステファヌ・メトロさんが日本語と英語をまじえつつ、観客を立たせて、手拍子させたり、腕を振らせたり、掛け声をかけさせたりしながら、これで最後!…と「Vérone(ヴェローナ)」を日本語も混ぜながら、他のキャストも全員で熱唱。
しかも、客席に向かって歌詞の「Vérone」を歌わせたりして、もはやロックのコンサートのよう(笑)
ステファヌ・メトロさんは、「おおきに~!」とか、「右!左!」とか「大阪の皆さん~」とか何とか、日本語を何度も連発して大サービス。
そのエンタテイナー振りで、一緒に観に行った母の心をがっちりつかんでました(笑)
しっとりあっさり終わった本編はどこへやら、最後はノリノリで熱気と興奮につつまれながら幕を閉じたのでした(笑)
本編はもちろん良かったのですが、むしろアンコールが1番印象に残ったという…(笑)
4曲もフルコーラスで長々とやってくれるなんて思ってもみなかったので、サプライズですごく嬉しかったです。
サービス精神旺盛、とことん観客を楽しませようというエンタテイナー精神が溢れていて、とても良かったです。
あのフィナーレだけで終わっていたら、「良かったね」で終わっていたところですが、あとのアンコールで私もがっちり心をつかまれました(笑)
***
そして、終演後は、中2階ロビーでキャストのみなさんがご挨拶…ということで、終わったら、さっそく行ってみました。
もたもたしていたので、4列目でしたが、キャストの方々が衣装のまま出てきてくれて、主役の2人はポーズをとったりして、観客はフォトセッション(笑)
こんなのがあるって知らなかったので、携帯しかなく、写真はブレブレでうまく撮れませんでしたが、出演者の方々を間近で見られましたw
写真に気をとられていたのと、こんなのがあるって知らなくて心の準備ができていなかったのとで、じっくり全員を拝見することができなかったのは悔やまれますが、主役のお2人は、最初に私の真正面に立ってくれたので、よく見えました。
2人とも素敵でした~w
そして、キャピュレット卿役のセバスティアン・エル・シャトさんは、しっかりご自分のCDを「買ってね!」とアピールして、笑いをとっておられました。
さらに、大公役のステファヌ・メトロさんは、ここでもサービス精神を発揮して、握手にこたえてくれてました。
あと、ベンヴォーリオ役のステファヌ・ネヴィルさんとティボルト役のトム・ロスさんもこたえてくれてたんじゃないかな?
私の位置ではちょっと遠くてムリでしたが…。
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とにかく、予備知識もなく、さほど大きな期待もせずに観に行ったのですが、とても素晴らしくて、親子2人、すっかりファンになって帰ってきたのでした。
まだ公演やってて、リピーターチケットもあったけど、諸事情でもうすぐしばらく日本を離れるので、ムリです…。
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ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
2012/07/10
先週の土曜、私が通っているフランス語学校でポスターを見かけて…チケットを買ってしまいました
何かというと、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット―ヴェローナの子どもたち』のフランス版公演です。
このミュージカルは、日本でも日本人キャストですでに公演されたことがあるものですが、今回は、フランスからの招聘公演で、フランス人キャストによるフランス語公演です(字幕あり)。
今年の10月から11月にかけて、東京と大阪で公演があります。
大阪は、梅田芸術劇場。
一般発売になって久しいので、良い席は、あんまり残ってませんでしたが(汗)
公式サイトで動画を見てみたのですが、音楽もなかなか良い感じ♪
フランスでは、2001年に初演されて、大ヒットしたミュージカルだそうで。
なかなかこんなの見る機会はないので、思い切りました。
ミュージカルの音楽は、CDも出てるみたいです↓
予習しておくべきか…。
日本公演公式サイトはこちら。
フランス版公式サイトはこちら。
コピペできるオフィシャルな動画が見つからなかったので、上のサイトでご覧下さい。

何かというと、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット―ヴェローナの子どもたち』のフランス版公演です。
このミュージカルは、日本でも日本人キャストですでに公演されたことがあるものですが、今回は、フランスからの招聘公演で、フランス人キャストによるフランス語公演です(字幕あり)。
今年の10月から11月にかけて、東京と大阪で公演があります。
大阪は、梅田芸術劇場。
一般発売になって久しいので、良い席は、あんまり残ってませんでしたが(汗)
公式サイトで動画を見てみたのですが、音楽もなかなか良い感じ♪
フランスでは、2001年に初演されて、大ヒットしたミュージカルだそうで。
なかなかこんなの見る機会はないので、思い切りました。
ミュージカルの音楽は、CDも出てるみたいです↓
![]() | Romeo Et Juliette: Les Enfants De Verone (+Bounus DVD) (2010/01/26) Damien Sargue 商品詳細を見る |
予習しておくべきか…。
日本公演公式サイトはこちら。
フランス版公式サイトはこちら。
コピペできるオフィシャルな動画が見つからなかったので、上のサイトでご覧下さい。
劇団四季の『アイーダ』を観劇してきました♪
2011/08/19
昨日は、梅田の大阪四季劇場に行って、劇団四季のミュージカル『アイーダ』を観てきました
お昼の公演だったので、春にオープンしたルクアでランチ♪
でも、平日とはいえ恐ろしい混雑具合だったので、上階のレストラン街での食事はあきらめて、下のカフェで軽い食事をとりました
…で、さっそくハービス内の大阪四季劇場へ。
劇団四季のミュージカル観劇は今回で2度目。
前回は、2年前に、同じ大阪四季劇場で『オペラ座の怪人』を観ました(そのときの記事はコチラ)。
『アイーダ』といったら、ヴェルディのオペラも有名ですが、ミュージカル版は『ライオン・キング』と同じくエルトン・ジョン作曲…ということで、ロックテイストあり、ゴスペルっぽい曲ありで、まったく異なる趣です。
あと、ストーリーもちょっと違う。
『アイーダ』を観たのは今回が初めてで、『オペラ座の怪人』みたいにもともと好きなミュージカルだった…ってわけでもないので、それほど期待せずに観に行ったんですが、すごくよかったです
ストーリーは、なんてったって世紀のラブストーリーってことで、ロマンチックでした
冒頭とラストで、アイーダとラダメスの生まれ変わりと思われる男女が、博物館で運命の出会いを果たす…っていうのが、ベタっぽいけど素敵でした
あとは、それだけじゃなくて、アイーダ、ラダメス、アムネリスの3人が、それぞれ物語を通して人間的成長を遂げていく姿が良かったです。
アムネリスの人間的描写がなかなか深くて、最初、お洒落にしか興味がないようにふるまってた彼女が、最後には立派な女王然とした女性になっていったのが印象的でした。
それから、ミュージカルなんで、もちろん音楽が重要なわけですが、『アイーダ』の音楽は、全体的にパワフルでエネルギッシュな感じが良かったです。
『オペラ座の怪人』みたいなクラシック・テイストが好きな私ですが、『アイーダ』の現代的な曲と多彩なアレンジもなかなか良かったです。
「神が愛するヌビア」みたいな壮大な感じのするコーラス曲もよかったし、アイーダとラダメスのバラード「星のさだめ」はもちろん素晴らしかったです!
アイーダ役の井上智恵さんは小柄ながらパワフルな歌唱が印象的だったし、ラダメス役の阿久津陽一郎さんは繊細に優しく歌ってる部分の声が特に素敵だと思いました。
井上さんが小柄なので、アイーダとラダメスが身長差カップルになってたのも美味しかった(笑)
アムネリス役は大和貴恵さんでしたが、細くて長身、すごくスタイルが良くてうらやましい…。
声は、一見細そうなのに、冒頭の歌なんかでは迫力満点の伸びのある声が印象的でした。
役どころで何気に1番印象に残ってるのは、飯野おさみさん演じるラダメス・パパのゾーザーさんです
ファラオにヒ素をもったりと、陰謀を張り巡らせる野心家パパなのですが、しばしば黒服の若いおにーさん集団をともなって、そんな野心丸出しの歌を歌っちゃいます(笑)
おにーさん集団は、めちゃくちゃ今風なダンスを踊るんですが、彼らに囲まれてるゾーザーさんは、彼らに動きを合わせて踊ったり、歌ったり…。
たとえるなら、EXILEの集団の中でおじさまが一緒になって踊ってる…みたいな?
おじさまなんだけど、若いおにーさんにひけをとってなくて、がんばってるな!…って感じで素敵でした
歌も良かったし!!
そうそう。
このミュージカルは、古代エジプトが舞台なのですが、衣装とかは、あんまりその辺を意識しないように作ってあるみたいです。
アムネリスとかファラオの帽子は、ネフェルティティ像みたいだったけど、ドレスなんかはフツーに今風でした。
それから、裾の長い学ランみたいなゾーザーさんとおにーさん軍団の黒服も、エジプトっぽくはなく。
ヘタに時代考証に忠実にしてないことで、ファンタジックで入り込みやすくて、逆によかったかも。
そして、昨日の公演で特筆すべきは…
21日が千秋楽ってことで、特別カーテンコールがあったことです
本編が終わって、カーテンコールがあって、ラダメス役の阿久津さんが挨拶されて、普通にこれで終わりかな…って思ってたら、アムネリス「愛の物語」→ゾーザーさん「ピラミッドを建てよう」→アイーダ&ラダメス「星のさだめ」だっけ?で、ダンスつきのハイライトみたいな感じのアンコールをやってくれたんです
そんなのがあるって全然知らなかったので、嬉しいサプライズでした!
しかも、カーテンコールも何回続くのか…っていうくらい何回もやってくださって、すごく感動的でした
観客席は9割がたスタンディングオベーションしてました
(もちろん私も)
カーテンコールでは、照れながらラブラブっぷりを見せてくれる阿久津さんラダメスと井上さんアイーダもさることながら、「こっちも負けないもんね!」とでもいうように(?)仲良く去っていく大和さんアムネリスと飯野さんゾーザーも微笑ましかったです
そんなこんなで、とっても素敵な1日を過ごした昨日でした!
ちなみに、『オペラ座』の京都公演ももうすぐ千秋楽で、特別カーテンコールがあるそうなので、観に行きたいけど、お金も時間もなくてムリだなー…。

お昼の公演だったので、春にオープンしたルクアでランチ♪
でも、平日とはいえ恐ろしい混雑具合だったので、上階のレストラン街での食事はあきらめて、下のカフェで軽い食事をとりました

…で、さっそくハービス内の大阪四季劇場へ。
劇団四季のミュージカル観劇は今回で2度目。
前回は、2年前に、同じ大阪四季劇場で『オペラ座の怪人』を観ました(そのときの記事はコチラ)。
『アイーダ』といったら、ヴェルディのオペラも有名ですが、ミュージカル版は『ライオン・キング』と同じくエルトン・ジョン作曲…ということで、ロックテイストあり、ゴスペルっぽい曲ありで、まったく異なる趣です。
あと、ストーリーもちょっと違う。
『アイーダ』を観たのは今回が初めてで、『オペラ座の怪人』みたいにもともと好きなミュージカルだった…ってわけでもないので、それほど期待せずに観に行ったんですが、すごくよかったです

ストーリーは、なんてったって世紀のラブストーリーってことで、ロマンチックでした

冒頭とラストで、アイーダとラダメスの生まれ変わりと思われる男女が、博物館で運命の出会いを果たす…っていうのが、ベタっぽいけど素敵でした

あとは、それだけじゃなくて、アイーダ、ラダメス、アムネリスの3人が、それぞれ物語を通して人間的成長を遂げていく姿が良かったです。
アムネリスの人間的描写がなかなか深くて、最初、お洒落にしか興味がないようにふるまってた彼女が、最後には立派な女王然とした女性になっていったのが印象的でした。
それから、ミュージカルなんで、もちろん音楽が重要なわけですが、『アイーダ』の音楽は、全体的にパワフルでエネルギッシュな感じが良かったです。
『オペラ座の怪人』みたいなクラシック・テイストが好きな私ですが、『アイーダ』の現代的な曲と多彩なアレンジもなかなか良かったです。
「神が愛するヌビア」みたいな壮大な感じのするコーラス曲もよかったし、アイーダとラダメスのバラード「星のさだめ」はもちろん素晴らしかったです!
アイーダ役の井上智恵さんは小柄ながらパワフルな歌唱が印象的だったし、ラダメス役の阿久津陽一郎さんは繊細に優しく歌ってる部分の声が特に素敵だと思いました。
井上さんが小柄なので、アイーダとラダメスが身長差カップルになってたのも美味しかった(笑)
アムネリス役は大和貴恵さんでしたが、細くて長身、すごくスタイルが良くてうらやましい…。
声は、一見細そうなのに、冒頭の歌なんかでは迫力満点の伸びのある声が印象的でした。
役どころで何気に1番印象に残ってるのは、飯野おさみさん演じるラダメス・パパのゾーザーさんです

ファラオにヒ素をもったりと、陰謀を張り巡らせる野心家パパなのですが、しばしば黒服の若いおにーさん集団をともなって、そんな野心丸出しの歌を歌っちゃいます(笑)
おにーさん集団は、めちゃくちゃ今風なダンスを踊るんですが、彼らに囲まれてるゾーザーさんは、彼らに動きを合わせて踊ったり、歌ったり…。
たとえるなら、EXILEの集団の中でおじさまが一緒になって踊ってる…みたいな?
おじさまなんだけど、若いおにーさんにひけをとってなくて、がんばってるな!…って感じで素敵でした

歌も良かったし!!
そうそう。
このミュージカルは、古代エジプトが舞台なのですが、衣装とかは、あんまりその辺を意識しないように作ってあるみたいです。
アムネリスとかファラオの帽子は、ネフェルティティ像みたいだったけど、ドレスなんかはフツーに今風でした。
それから、裾の長い学ランみたいなゾーザーさんとおにーさん軍団の黒服も、エジプトっぽくはなく。
ヘタに時代考証に忠実にしてないことで、ファンタジックで入り込みやすくて、逆によかったかも。
そして、昨日の公演で特筆すべきは…
21日が千秋楽ってことで、特別カーテンコールがあったことです

本編が終わって、カーテンコールがあって、ラダメス役の阿久津さんが挨拶されて、普通にこれで終わりかな…って思ってたら、アムネリス「愛の物語」→ゾーザーさん「ピラミッドを建てよう」→アイーダ&ラダメス「星のさだめ」だっけ?で、ダンスつきのハイライトみたいな感じのアンコールをやってくれたんです

そんなのがあるって全然知らなかったので、嬉しいサプライズでした!
しかも、カーテンコールも何回続くのか…っていうくらい何回もやってくださって、すごく感動的でした

観客席は9割がたスタンディングオベーションしてました

カーテンコールでは、照れながらラブラブっぷりを見せてくれる阿久津さんラダメスと井上さんアイーダもさることながら、「こっちも負けないもんね!」とでもいうように(?)仲良く去っていく大和さんアムネリスと飯野さんゾーザーも微笑ましかったです

そんなこんなで、とっても素敵な1日を過ごした昨日でした!
ちなみに、『オペラ座』の京都公演ももうすぐ千秋楽で、特別カーテンコールがあるそうなので、観に行きたいけど、お金も時間もなくてムリだなー…。
サラ・ブライトマンの大阪公演に行ってきました♪
2010/10/21
昨日は、大学の授業を受けたあと、サラ・ブライトマンのコンサートに行ってきました

場所は、大阪城ホール。
一昨年、IL DIVOのコンサートに行ったのは、もう遠い昔…。
S席15000円(!)という、超高額チケットでございました。。
さすがに、サラ・ブライトマンのレベルになると、お値段もすごいんですね…。
ちなみに、サラ・ブライトマンの公演を聴きにいったのは、これが初めて
CDはもってるんですけどね
クラシカル・クロスオーバーのジャンルでは、私的には、1番好きなのがIL DIVO、そして2番目に好きなのがサラ・ブライトマン…という位置づけです。
IL DIVOの歌は、癒しっていうよりテンションUP
な感じなのですが、サラの歌は、ひたすら美しくて癒されます
さてさて、今回のコンサートは、日本のオケとのコラボがコンセプト。
大阪公演では、京フィルの室内合奏団とのコラボでした
これまでのサラのコンサートだと、空中ブランコやらなんやら…結構舞台装置が凝ってたみたいなんですが、今回はそんなわけで、演出は地味め…というか、かなりクラシックっぽかったです。
もちろん、照明やなんかは、クラシックじゃありえないものですが。
演出にも期待してただけに、そこはちょっと拍子抜けではありましたが、これはこれで歌をしっとり聴かせる感じで悪くなかったです。
そうそう!
IL DIVOのときは、A席をとったので、ステージ中央のスタンド席のすっごく上のほうで、メンバーの顔なんて、双眼鏡を使っても見えなかったのですが
今回は、アリーナの16列目(端っこだったけど)…という私的にはめちゃくちゃ前のほうの座席だったので、肉眼で顔の表情までは厳しいにしても、双眼鏡を使えばばっちり見えました!
まあ、顔を見にいってるわけじゃないですけども。
あ、でも、サラは終始中央から動かずに歌ってたので、やっぱり端っこからだとちょっとは見えにくいですが。
でも、座席は満足!
コンサートの内容&感想は、以下に書きます!


場所は、大阪城ホール。
一昨年、IL DIVOのコンサートに行ったのは、もう遠い昔…。
S席15000円(!)という、超高額チケットでございました。。
さすがに、サラ・ブライトマンのレベルになると、お値段もすごいんですね…。
ちなみに、サラ・ブライトマンの公演を聴きにいったのは、これが初めて

CDはもってるんですけどね

クラシカル・クロスオーバーのジャンルでは、私的には、1番好きなのがIL DIVO、そして2番目に好きなのがサラ・ブライトマン…という位置づけです。
IL DIVOの歌は、癒しっていうよりテンションUP


さてさて、今回のコンサートは、日本のオケとのコラボがコンセプト。
大阪公演では、京フィルの室内合奏団とのコラボでした

これまでのサラのコンサートだと、空中ブランコやらなんやら…結構舞台装置が凝ってたみたいなんですが、今回はそんなわけで、演出は地味め…というか、かなりクラシックっぽかったです。
もちろん、照明やなんかは、クラシックじゃありえないものですが。
演出にも期待してただけに、そこはちょっと拍子抜けではありましたが、これはこれで歌をしっとり聴かせる感じで悪くなかったです。
そうそう!
IL DIVOのときは、A席をとったので、ステージ中央のスタンド席のすっごく上のほうで、メンバーの顔なんて、双眼鏡を使っても見えなかったのですが

今回は、アリーナの16列目(端っこだったけど)…という私的にはめちゃくちゃ前のほうの座席だったので、肉眼で顔の表情までは厳しいにしても、双眼鏡を使えばばっちり見えました!
まあ、顔を見にいってるわけじゃないですけども。
あ、でも、サラは終始中央から動かずに歌ってたので、やっぱり端っこからだとちょっとは見えにくいですが。
でも、座席は満足!
コンサートの内容&感想は、以下に書きます!
N響のコンサート♪
2010/08/19
昨日は、NHK交響楽団の京都公演に行ってきました
場所は、北山の京都コンサートホール。
開始は午後7時からだったので、近くの東洋亭本店で夕食を食べました。
目の前でこんがり表面を焼いてくれるクレームブリュレが絶品でした
コンサートのプログラムは…
・ウェーバーの歌劇『オベロン』序曲
・サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61
・ブラームスの交響曲第2番ニ長調作品73
でした。
個人的な好みを言わせてもらうと、「うーん…」な選曲かも…と思いながら聴きに行った私
正直、ウェーバーも、サン=サーンスも、ブラームスも、それほど興味のある作曲家ではないので…。
でも、実際に聴いてみると、わりと良かったです。
食わず嫌いはダメですね、やっぱり
1番印象に残ったのは、『オベロン』序曲かな?
楽しい雰囲気で、歌劇の序曲なだけあって、期待をもたせる感じで。
サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲は、曲自体というより、ソリストのホアン・モンラ氏のテクニックとヴァイオリンの音色に圧倒されました。
…個人的には、ヴァイオリン協奏曲っていうジャンルは、相対的にあまり好きではない私。
というのも、他の楽器のための協奏曲とくらべて、ヴィルトゥオーソ的な部分というかなんというか…超絶技巧とかテクニックがあまりに前面に出てしまって、曲自体の魅力に欠けるように思えるので。。
モーツァルトはもちろん、ベートーヴェンや、有名なメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲など、わりと好きではあるんですが、それよりもピアノ協奏曲とか管楽器のための協奏曲のほうが好きなんです。
…クラシックど素人の戯言です。
とはいえ、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲は、ところどころに親しみやすいメロディがちりばめられていて、わりと聴きやすかったように思います。
それから、ブラームスの交響曲第2番。
私は交響曲というジャンルはかなり好きなんですが、ブラームスとかマーラーとかブルックナーとか…ドイツ!(オーストリア含む)…っていう感じのする大作曲家の作品はちょっと敬遠してたり…(ブルックナーのはいくつかCDをもってるんですが)。
おんなじドイツでも、19世紀初頭あたりのベートーヴェンとかシューベルトはまだ好きなんですけどね。
でもまあ、クラシックのコンサートっていうと、正統的なプログラムは大抵こういう作曲家の交響曲を含んでる…というかメインにしてるわけで。。
なんとなく食わず嫌い…だったんですが、このブラームスの第2番は、思ってたよりも聴きやすかったかな。
交響曲らしい盛りあがりというか、ボリューム感があって、そういうのが好きな私としては、聴いてて退屈しませんでした。
いつも、コンサートっていうと、こういう交響楽団のボリュームのある演奏ではなく、室内楽団のコンパクトな演奏を聴きに行くことが多いので、そういう意味でも新鮮に感じました。
どーんっと力強く演奏する部分とか、ヴァイオリンの重厚な低音とか、各楽器の音色が溶けあう部分とか…そういう響きが印象に残りました。
ちなみに、そんなこんなで、19世紀の音楽も良いじゃないか…と思った、最後。
アンコールで、モーツァルトのディヴェルティメント ニ長調 K.136の第3楽章が演奏されました。
このK.136のディヴェルティメントは、第1楽章と第2楽章が大・大・大好きな私
第3楽章も、それほどではないものの、若かりしモーツァルトの屈託なく颯爽とした姿を思わせて、とっても好きなんです。
…なので、結局のところ、やっぱりモーツァルトは良いわ…と再確認してしまったのでした(笑)
ブラームスのあとだっただけに…なんて。
それにしても、アンコールにあのディヴェルティメントの中の1楽章を選ぶなんて、ちょっと意外でした。
編成も、たしか弦5部だけ?なので、他の楽器の人たちは手持無沙汰だしね。
でも、私としては、あれを選んでくれたそのセンスの良さに感謝!!
というわけで、ひさびさにクラシック音楽を満喫したのでした。

場所は、北山の京都コンサートホール。
開始は午後7時からだったので、近くの東洋亭本店で夕食を食べました。
目の前でこんがり表面を焼いてくれるクレームブリュレが絶品でした

コンサートのプログラムは…
・ウェーバーの歌劇『オベロン』序曲
・サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61
・ブラームスの交響曲第2番ニ長調作品73
でした。
個人的な好みを言わせてもらうと、「うーん…」な選曲かも…と思いながら聴きに行った私

正直、ウェーバーも、サン=サーンスも、ブラームスも、それほど興味のある作曲家ではないので…。
でも、実際に聴いてみると、わりと良かったです。
食わず嫌いはダメですね、やっぱり

1番印象に残ったのは、『オベロン』序曲かな?
楽しい雰囲気で、歌劇の序曲なだけあって、期待をもたせる感じで。
サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲は、曲自体というより、ソリストのホアン・モンラ氏のテクニックとヴァイオリンの音色に圧倒されました。
…個人的には、ヴァイオリン協奏曲っていうジャンルは、相対的にあまり好きではない私。
というのも、他の楽器のための協奏曲とくらべて、ヴィルトゥオーソ的な部分というかなんというか…超絶技巧とかテクニックがあまりに前面に出てしまって、曲自体の魅力に欠けるように思えるので。。
モーツァルトはもちろん、ベートーヴェンや、有名なメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲など、わりと好きではあるんですが、それよりもピアノ協奏曲とか管楽器のための協奏曲のほうが好きなんです。
…クラシックど素人の戯言です。
とはいえ、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲は、ところどころに親しみやすいメロディがちりばめられていて、わりと聴きやすかったように思います。
それから、ブラームスの交響曲第2番。
私は交響曲というジャンルはかなり好きなんですが、ブラームスとかマーラーとかブルックナーとか…ドイツ!(オーストリア含む)…っていう感じのする大作曲家の作品はちょっと敬遠してたり…(ブルックナーのはいくつかCDをもってるんですが)。
おんなじドイツでも、19世紀初頭あたりのベートーヴェンとかシューベルトはまだ好きなんですけどね。
でもまあ、クラシックのコンサートっていうと、正統的なプログラムは大抵こういう作曲家の交響曲を含んでる…というかメインにしてるわけで。。
なんとなく食わず嫌い…だったんですが、このブラームスの第2番は、思ってたよりも聴きやすかったかな。
交響曲らしい盛りあがりというか、ボリューム感があって、そういうのが好きな私としては、聴いてて退屈しませんでした。
いつも、コンサートっていうと、こういう交響楽団のボリュームのある演奏ではなく、室内楽団のコンパクトな演奏を聴きに行くことが多いので、そういう意味でも新鮮に感じました。
どーんっと力強く演奏する部分とか、ヴァイオリンの重厚な低音とか、各楽器の音色が溶けあう部分とか…そういう響きが印象に残りました。
ちなみに、そんなこんなで、19世紀の音楽も良いじゃないか…と思った、最後。
アンコールで、モーツァルトのディヴェルティメント ニ長調 K.136の第3楽章が演奏されました。
このK.136のディヴェルティメントは、第1楽章と第2楽章が大・大・大好きな私

第3楽章も、それほどではないものの、若かりしモーツァルトの屈託なく颯爽とした姿を思わせて、とっても好きなんです。
…なので、結局のところ、やっぱりモーツァルトは良いわ…と再確認してしまったのでした(笑)
ブラームスのあとだっただけに…なんて。
それにしても、アンコールにあのディヴェルティメントの中の1楽章を選ぶなんて、ちょっと意外でした。
編成も、たしか弦5部だけ?なので、他の楽器の人たちは手持無沙汰だしね。
でも、私としては、あれを選んでくれたそのセンスの良さに感謝!!
というわけで、ひさびさにクラシック音楽を満喫したのでした。