FC2ブログ
08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

続・『リプリー』について思うこと。

2007/11/24
昨日の記事で、映画『リプリー』について感想を書いたわけですが、あとから考えると、いろいろと書き忘れてた気が…
考えがまとまらない状態で、思いつくままに書くとこうなるんですよね…

なので、今日は少し昨日の補足をしたいと思います

リプリー スペシャル・エディション [DVD]リプリー スペシャル・エディション [DVD]
(2007/11/28)
マット・デイモン、ジュード・ロウ 他

商品詳細を見る


リプリー [Blu-ray]リプリー [Blu-ray]
(2011/01/26)
マット・デイモン、グウィネス・パルトロウ 他

商品詳細を見る
まず、ダヴェンポートさんについてですよ。

昨日の記事では、ついつい素敵な外見に意識が集中しちゃって、なんかソレばっかり書いてしまいましたね

これから補足で書こうとしてるのも、ある意味では外見のことではあるんですが、もうちょっと踏み込んだ(?)お話を…。

というのは、ダヴェンポートさん演じるピーターの「表情」のことなんですね。

同じくダヴェンポートさんが演じる提督と大きく違うなぁ…と思ったのが、表情。
ノリントンが(エリザベスに対して思わず感情をさらけ出してしまう場面を別として)普段感情を押し殺してクールな表情を保っているのとは対照的に、ピーターはずっとすごく優しい表情だったのが、とても印象的でした。

セリフでもリプリーのことを心から想っているのがよく分かるんですけど、言葉よりもっと雄弁なのが表情。
基本的に緊迫した場面が続く映画だけに、ピーターの裏表のない優しいまなざしや笑顔を見てると、すごく安心して癒されます
あんな表情で見つめられたらもう…ねぇ?
…おっと、余計なことは言わないでおきましょう(笑)

笑顔が多いのも印象に残りますよね
提督はめったに笑いませんが、ピーターは何回も優しい笑顔を見せてくれます
そういう意味では、ダヴェンポートさんファン的には見どころたっぷりですね

そうそう、どうでもいいことかもしれませんが、このピーターという人…一体何人なんでしょう?
イギリス人?
アメリカ人?
映画に登場する人物はほとんどアメリカ人だったと思いますが、ピーターもそうなんでしょうかね?
私的には、何となくイギリス人かな…と思ってるんですが。
だってダヴェンポートさんだしね。

ちなみに、このDVD…わりと長めの特典映像がついてるんですよ
予告編アラカルトと、メイキングっぽいドキュメンタリー&インタビュー2本と、サントラのメイキングみたいなの。
まだサントラのメイキングは観てないんですが、他はとりあえずチェックしました。

すると…

・ダヴェンポートさんのインタビューはなし。
・登場人物の造形やキャスティングについての話でも、ピーターおよびダヴェンポートさんの話はまったく出てこない。

…なんでやねん

思わずツッコんでしまいましたよ。

だってねぇ、リプリー、ディッキー、マージ、フレディ、メレディス…みんな言及されてるんですよ?
インタビューもあるんですよ?
あの役どころだったら、出番はわりと短いとはいえ、上の5人…少なくともフレディとメレディスとはおんなじくらいの扱いでいいと思うんですよ。
映画を締めくくるにあたって重要な役割を果たしてると思うし、主人公のリプリーとの関係だって重要な意味を持ってるし…。
なのにー
…やっぱり、知名度の差なんですかね?

ファンとしてはかな~り哀しいお話をしてしまいましたが、今日はちょっといいこともあったんですよ

実は、今日、うちの母が休みで、『リプリー』を観たい…と言いまして。
どうやら、うちの母は、『リプリー』がリメイクする前の『太陽がいっぱい』を観たことがあるらしいです。
それで、最後まで観たところでの母のコメント↓

「ノリントン(の人)って見れば見るほどハンサムやな。正統派派の美形やし」と

ついに分かってくれたか~と、思わず嬉しくなってしまいましたよ
こうやって、ノリントンもといダヴェンポートさんのカッコよさを広めていかねば…と思ったり思わなかったりした今日この頃(笑)

ちなみに、今日、あらためて観て…というか、私は勉強しながらだったので「聞いて」と言ったほうが正しいかもしれませんが、ちょっと思ったことがあります。

というのは、『リプリー』の終盤、ディッキーの父親に連れられてマージが去っていく場面…ココってすごく映画のラストっぽい雰囲気をかもし出してると思うんですよ。
リプリーの犯罪は隠蔽され、彼の犯罪を確信するマージの言い分は聞き入れられず、関係者たちが去っていく…。
映像・セリフの両面で、ここでエンド・クレジットになっても違和感はない感じ。

でも、物語はまだ終わらないわけで。

このあと、ピーターとともにアテネへ旅立ったリプリーは、再び犯罪を犯してしまう。

ここで思ったのが、この部分…ある意味では付け足しっぽいんですが、実はとても重要だということ。
というのも、マージが去っていく場面で終わってしまうと、なんだかリプリーにとってはハッピー・エンドになってしまいますよね。
罪の追求を免れ、ディッキーの財産を手にするんですから。
でも、この物語のテーマは、他人になりすますことで幸せをつかもうとしたリプリーの人生の崩壊…みたいなのだと思うんですよね。
だから、そこで終わってはいけない。

嘘を重ねることで難を逃れたかに見えたリプリー。
でも、彼は結局幸せにはなれない。
それを示すために、最後のピーターとの一件が重要な意味を持つと思うんです。

だからピーターは重要人物ですよー…なんて。
別にダヴェンポートさんファンだから言うわけじゃないですが(笑)

スポンサーサイト



22:09 映画感想 | コメント(1) | トラックバック(0)
コメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理者のみに表示