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『仮面の男』について語らせてください!

2008/09/20
ブログのコメント欄へのレスを書いていたところ、『仮面の男』について語りたくなりました
なので、今日はマニアックに『仮面の男』話をしたいと思います。

もう十分語ってるんじゃないかって?
いえいえ…あんなもんじゃ足りません。
私のマニアック体質(?)は、皆さんご存知かとは思いますが

「パリの土産話とかいうのは、一体いつになったら書くんだね?」
「…」


今、過去の記事を検索してみたら、『仮面の男』についてはネタバレありでディープに語ってなかったことに気がつきました
…というわけで、今日は盛大にネタバレありで語りたいと思います
未見の方は、くれぐれもご注意を


とはいえ、何から語り始めよう…。
じゃあ、まずはやっぱり私がイチオシのアラミス司祭様についてから行きましょう。

そもそも、なんで「アラミス司祭様」と呼ぶねん?…という話ですが。

映画の最初の方で、ルイ14世にアラミスが呼び出されるシーンがありますよね?
そこで、アラミスが来たよーん…と国王陛下に知らせる声が入ります。
「Priest Aramis!=アラミス司祭様!」って。(ただしスペル自信なし)
入ってきたのは、聖職者の衣装に十字架をかけたアラミス。

この場面が好きなので、ついつい「アラミス司祭様」と呼んでしまいます。
…というか、うちではそう呼ばれています(笑)

それと、ほんとはかつての銃士としての闘志を失ってないのに、あくまで敬虔に神の僕を気取ろうとしてるアラミス…というキャラがツボなのです。
映画の最初の方の場面で、ポルトス相手に「許しの心」を説きつつも、結局キレてしまうところとか…
そういう意味も込めて、あえて「アラミス司祭様」と。

ふぅ…呼び方についての説明が一通り終わったところで、なぜ私がアラミス好きなのかを書こうと思います。

でも書けない。
なぜか、初めて観たときから、アラミスが好きだったんです。
フツーに考えたら、何かダルタニアンとかの方がカッコいいんだけど
…っていうか、ダルタニアンも好きなんだけど
ナンバー・ワンは、ずっとアラミス司祭様。

なぜ???

ジェレミー・アイアンズさんは、某映画雑誌とかでも「英国美中年俳優」だとか「繊細な美貌」だとか書かれてるくらいカッコ良いおじ様なんですが。
顔だけじゃない気がするなぁ…。
やっぱりアラミスのキャラ?

そもそも、私が映画の登場人物でものすっごくハマったのって、アラミスが最初なんですよねー
それで、次が『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのエオウィン。
そして次が言わずもがな…な、ノリントン。
この3人、共通点…なし???

女性のエオウィンは別として(これは何か、同性として「こうありたい」とか憧れみたいな感じ)、アラミスとノリントンって、タイプ違うしなぁ…。
強いて言うなら、2人とも背が高い…とか?
2人ともイギリス人俳優さんが演じてる。
軍人(?)
そんなもんでしょうか?
ノリントンと違って、アラミスはあんまり真面目じゃなさそうだし(笑)

まあいいや。
理由は保留にしときましょう。

というわけで、突然ですが、私が勝手に選ぶアラミスおすすめシーン!
(最近観てないので、順番は適当)

①「アラミス司祭様!」の登場場面

これについては、上にも書いたのでパス。

②フィリップを連れ去るためにサント・マルグリット島だったかサン・マルグリット島だったかに潜入する場面

これは、カッコ良いというよりも、コミカル・シーンですね。
カツラに付け髭、付け眉毛で、超メタボなイタリア人(?)聖職者を嬉々として演じてるアラミスが笑えます
それと同時に、イタリア語(?)も堪能なのねー…と感心。

③「何が不満なんだ!」

…と、ポルトスを一喝するシーン。
すっごく短気なアラミス司祭様…いや、もはや司祭様って感じではないですが。
ここの場面で着ている茶色の皮コート…似合いすぎです

④「モア・ワイン!」

フィリップを連れ帰った館で、アトスと今後の計画について話合うアラミス。
真面目に話しているアトスを尻目に、何やら書き物をしながら片手間にお返事。
しかも、アトスが話しているのを半ば遮って(…でも、ちゃんと返事はしつつ)、何度も「モア・ワイン!」と叫ぶアラミス…。
ついにはキレて、ひときわ大きく叫んだあと、「Where is everyone?(だっけ???)」と一言。
でも、メイドさんたちは、ポルトスと一緒…。
上の③のシーンもそうだけど、ものすごく短気なところがコミカルでツボ。
あと、このシーンで、ポルトスが裸で納屋に入っていくところ…アトスがそれを見てぎょっとしているのとは対照的に、そっちに目をやりもせずに涼しい顔で状況を完璧に把握しているアラミスも良いです

⑤梁に切れ目を…

上の④のシーンのつづき。
ポルトスが自殺しようとすることを予め見越していたアラミス。
しかも、なぜだかポルトスが納屋で自殺しようとすることまで読んでいたのは、さすが長年の付き合いの成果?
ポルトスの自殺未遂用に、納屋の梁にロープを結び、それが失敗するように梁には切れ目も。
…が、切れ目が大きすぎたのか、切れ目の場所が悪かったのか…納屋ごと崩れ…
それを見たアラミスの一言が素敵です
日本語字幕では、「やりすぎたかな?」になってるんだけど、原語では、「私は天才だけど、技術者じゃないんでね」というようなことを言ってるんですよね。
この期に及んでジョークを言ってるところがw
それから、このあとのポルトスとのやりとり。
冷静を装ったり、説教してみたり、呆れてみたりしてるけど、何だかんだいってやっぱり、アラミスはポルトスのことが心配だし、大切な仲間だと思ってるんですよね
そんな仲間想いなところに1票!(←何の票?)

⑥「And you」

アラミスの何が良いって、ベスト1は何をおいてもこのシーン。
国王になり代わることをためらうフィリップを屋外で説得する三銃士たち。
アトスの感動的(?)な説得が功を奏して、フィリップは国王になる決意を固めます。
その直後のアラミスのセリフ。
なんか、1番好きとか言っといてウロ覚えなんですが
「アトス。この計画が失敗したら…いや、おそらく失敗するだろうが、君の横で死にたい」
とか言いますよね!?
このセリフだけでも、もう私的にすっごーく好きなのですが、問題はそのあとですよ!!!
このとき、バックではテーマ音楽がさりげなく始まって、少し間をおいて、近づくポルトスの影。
そして、これ以上ないほど絶妙なタイミングで発せられるアラミスのセリフです
「And you.(そして君の横で)」
そうそう!アラミスは、決して親友のポルトスのことを忘れちゃいません!
それにしても、このセリフのタイミングとイントネーションが完璧すぎる…

他にもなんかイロイロおすすめシーンはあるんですけど、ぱっと思いつくのはこの辺かなぁ。
あ、ラスト・シーンで銃士隊の黒い帽子をかぶるアラミスの仕草とか、フィリップの過去を話す場でみんなに「どうぞ座って」…という感じでするジェスチャーも良いですが。
あとは、最初と最後のナレーションの声も素敵過ぎます
うちの家ではそれが一時流行して、まるまる覚えてましたよ
おかげで、仮面の男の囚人番号まで…(笑)
っていうか、マニアックだなぁ…。

あっ、なんかアラミスのことばっか書いてしまいましたね
もちろん、他のキャラも好きなんですよ。

ポルトスは、やっぱりアラミスとのコンビが
凸凹コンビだけど、仲良いですよねぇ
ピンクのふりふりドレスも可愛らしく似合ってました(笑)

アトスは…なんか四銃士で一番フツーでまともな人かも。
ダルタニアンとか、まともそうでいて、いろいろ裏で危ない橋渡ってますからね(笑)
アトスは良いお父さんですよね。

ダルタニアンは、何といってもカッコ良いです
青コスチュームも黒コスチュームも似合ってるし。
あと、ルイに対して辛辣で皮肉屋さんなところも素敵。
まあ、彼の立場を考えると、辛辣なのは愛情ゆえなんでしょうけども。
「Then be a good king.(良い王になってください)」っていう切り返しが良いです

まあルイ14世も…。
暴君とはいえ、彼にもイロイロ事情がありますしね。

それからフィリップは、アトスとの擬似父子コンビが良いです。

アンヌ王太后とクリスティーヌの紅二点も。
なんか2人とも悲劇だけど。

銃士隊で副隊長だったかのアンドリューさんもいい味出してますよね!
「何という勇気!」っていうセリフがとっても印象的。

ちなみに脇役で好きなのは、スワン総督とおそろいのカツラの2人。
ブルネット・カツラさんは、庶民への配慮から暴君に進言する、勇気あるおじさん。
でも、そのせいで、処刑されてしまいましたね…
なので、後半からはペアの片割れの灰色カツラさんだけがご登場。
こちらは立場をわきまえていて、あえて国王には逆らわないんですが。

そうそう!
アトスの息子のラウルについては、一言あり。
ラウルねぇ…別に彼は何にも悪くはないんですけど。
大好きな映画『仮面の男』で、たった一つ、私が気に入らないシーンがあるのですよ…。
それは、ラウルの戦死シーン。
なんか、いつもと大して変わらない服装で、ささっと最前線に行っちゃって、大砲ドカーンって…。
そして、どさっと倒れるって…。
なんか、あっけなさすぎません???
他のシーンと比べて、ここのシーンだけは何かお粗末な印象を受けてしまいました。
あとあと、アトスの心の傷になり、クリスティーヌの一生を左右する重大なシーンなのにねぇ。
もうちょっと他に描き方はなかったんかい、と思いました

ひととおり語ったような気がするので、最後に付け足し。

前にも書いたとおり、私はこの映画をそれはそれは何回も繰り返して観たんですよね。
最近長らくみてないのでずいぶん忘れてしまいましたが、セリフもかなり覚えてました…
ちょうど高校生のときくらいにハマってたので、なんか英語の勉強とか称して、受験前にも観たなぁ。

なので、この映画で覚えた英単語は数知れず…。
例を挙げるなら…
「barn」=「納屋」
「prosperity」=「繁栄」
「priest」=「司祭」
「musketeer」=「マスケット銃兵」
「salute」=「敬礼」
「magnificent」=「壮大な」
「valor」=「勇気」
「sire」=「陛下」
「Your Majesty」=「陛下」
などなど。

どこで役に立つんだ…という単語が多いのは、いつものこと(笑)
あ、でも、「legend」が前アクセントなのは、テストで役に立ちました。
音声記憶(ジェレミー・アイアンズさんの声で)なので、アクセントも頭に入るんですよね♪

ちなみに、この映画はDVDにあんまり映像特典がついてないのが哀しい…。
本編にくらべると、予告編もイマイチだし。

そういえば、ビデオが出回ってた頃には、なんかいろいろグッズがついた限定版もあったとかいう話を読んだような…。
ちょうど『タイタニック』がブームだった頃なので、レオナルド・ディカプリオ・ファン向けでしょうかね?
欲しかったなー。

私は大してグッズとかは持ってないんですけど、当時こんなのは買いました↓

仮面の男―仮面の男とその背景 (竹書房文庫)仮面の男―仮面の男とその背景 (竹書房文庫)
(1998/08)
アレクサンドル デュマエレツ レビ

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ノベライズ版ですね。
でも、『仮面の男』はそもそもA.デュマの古典が原作なので、ノベライズってのもヘンな話。
最近読んでないので内容はウロ覚えですが、映画のシナリオのノベライズではなく、デュマの原作からの抜粋だった気が…。違ったっけ?
とにかく、映画とはちょっと違うストーリーだったような記憶があります。
それ以外にもいろいろ書いてあって、それなりに楽しめました。
結構カラー写真ページもあったし

仮面の男仮面の男
(1998/08)
Roadshow

商品詳細を見る


こちらはすっごくお気に入りの1冊。
本屋さんで買ったら、カバーの端っこがやぶれてたのが哀しい…

これは、雑誌のROADSHOWの編集部が出した、『仮面の男』特集みたいな本です。
ROADSHOWくらいのサイズで、ハードカバーではないけど、カバーがついてます。
中は、ROADSHOW本誌と同じく、カラーページと白黒ページがあって、写真もたっぷり
映画のワンシーンだけじゃなくって、撮影の合間のスナップとか打ち上げっぽい写真もあって、ファン的には楽しめました。
内容は、各キャラクターの紹介とか、監督・俳優へのインタビューとか…1本の映画の特集としては結構充実していると思います。
そういえば、最近見てないので、明日あたり久しぶりに見てみようかな。

なんだか長くなってしまいましたが、こんな感じですかね。
またまた私のマニアックっぷりを暴露してしまって、お恥ずかしい…///
(↑何を今さら)

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19:58 オススメ映画 | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
No title
うふぁっ!出ましたねpukopukoさんのマニアッキーが☆
アラミスの素敵シーン、解ります~!
中でもポルトスとのコンビっぷりはもうもう!
アラミスは一生懸命ポルトスの気持ちを奮い立たせようとするんだけど、ソレが本気なのかからかっているのか・・・。
あのコンビは劇中でも笑わせてくれるシーンが多くて、良いスパイスになってますよね☆
アレが無いと、結構内容が重いだけの話になってしまう様な・・・。いや、良い話なんですが。

ラウルの殉職シーンは、私もちょっとイマイチだと思いました。
あのシーン丸ごと無くても、クリスティーヌやアトスに殉職の知らせが届いた時点で、見る側にはラウルが戦死した事が伝わるんじゃないかと(ならお前が映画作れ、ですが(^_^メ)

あぁ、私も熱く語りたくなってきたので、早速ブログ書こうかと思います(笑)
No title
ニキヤス様、こんばんは☆

久しぶりにマニアック・ネタを書くと、このブログのあるべき姿に戻ったような気がしてしまいました(笑)

アラミスとポルトスのコンビ…いいですよね~!
「良いスパイス」とは、ぴったりな表現ですねi-189
考えたら、あの2人以外ではあんまりコミカルなシーンってないですもんね。
その意味では、あのコンビのコミカルさが他のシリアスなシーンを引き立ててメリハリをつけているのかも。

ラウルの殉職シーン…分かってくださいますか!

>あのシーン丸ごと無くても、クリスティーヌやアトスに殉職の知らせが届いた時点で、見る側にはラウルが戦死した事が伝わるんじゃないかと

同感です!
私も、あのシーン丸ごとなくてもよかったんじゃ…って思ってました。
クリスティーヌとアトスが悲しんでる場面の方が、リアリティがあってぐっときました。
その点、実際の戦死シーンは、ツッコミ所がありすぎて…。

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