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『天使と悪魔』感想♪

2009/07/20
ちょっとが間があいてしまいましたが…
今日は、映画『天使と悪魔』の感想を語ろうと思います

観たのは7月12日。
感想をアップするのにこんなに時間がかかったのは、感想書くのに時間がかかったから…(汗)

…そうです。
例のごとく、無駄に長くて詳しい感想を書いてしまいましたヨ…
短い感想書く能力が欲しい…

それにしても、めちゃくちゃひさしぶりに、某新京極のシネコンへ行きましたよ。。
二条駅横に新しく映画館ができてからは、そっちメインになっちゃってたので

さて、公開からずいぶん日がたった今になって、なぜこの映画を観ることにしたのか…。

もともと観たいなぁ…とは思ってたんですけど、なんだかんだで時間がなくて行けなかった私。
そしたら、このあいだの日曜に例のフランス・イベントに行くことになって、それが夕方からだからそれまで時間つぶさなきゃ…ということになり。
暑い中歩き回るのもめんどくさいよね…ってことで、映画を観ることに。
で、新聞で今何かおもしろそうなのやってるかなぁ…と調べてみたところ。
イマイチ興味を引くのがなかった…
それで、ちょうどまだかろうじてやっていた『天使と悪魔』を観ることにしました。

前作『ダヴィンチ・コード』のときは、雑誌とかで予備知識をたくわえてから観に行ったんですが、今回はこんなふうに前日になって唐突に観に行くことにしたので、まったく予備知識ナシ!で観ました。

さあ、肝心の感想です。

まずはネタばれなしに、さらっと行きましょー

・イタリアとバチカンの観光地が「これでもかっ!」…っていうほど出てくるので、ちょっとした観光気分が味わえた

・殺人シーンがちょっと…というか、モノによってはかなり気持ちわるい…

・ストーリーはフツーにおもしろかった

・2時間サスペンス的ニオイがプンプン…。

・バチカンの裏事情っぽいところが(どこまでほんとなのか分からないけど…)おもしろかった

・爆走してた車はフィアットだったなぁ

・ユアン・マクレガー…

・靴ひものビル…今度はスイス衛兵隊長なのね…

・ちょっと気になるスイス衛兵隊員さん。

・カナル・プリュス…出てたのね。気づかんかった

・テーマ曲のヴァイオリンはジョシュア・ベルだったらしい。

…こんなところです。
意味不明…ですか?(笑)

さて、決定的ネタばれありの感想は「続きを読む」以下です↓

ただし注意
万里の長城なみに長いです!
決定的ネタばれあります!
それでもよろしければ…。。

ネタばれありの感想…書きはじめると収拾つかなくなる恐れがあるので、思いついた項目ごとに書いていこうと思います。

2時間サスペンス・ドラマ的

今回の『天使と悪魔』を観て、私が真っ先に思ったのは、コレでした。

前作『ダヴィンチ・コード』のときは、キリスト教にまつわるミステリーを解き明かす…っていうのが犯罪捜査よりもウェイト高く扱われてて、「事件モノ」…って感じはあんまりしなかったんですが。
今回は、「事件モノ」要素が強めだったかなぁ。

もちろん、今回も「イルミナーティ」という秘密結社の存在によって、ミステリアスな謎解き要素も多分に含まれてるわけですけども。
でも、結局、「イルミナーティ」の復活…なんていう事態がおこってたわけでもなく、実際には「イルミナーティ」は見せかけの存在だった(…ですよね?)わけですから、今回の謎解きは、新事実発見につながるのではなく、ただ単に誘拐・殺人事件を解決してバチカン破壊というテロ行為を未然に防ぐための手段だったような気がしました。
だから、謎を解いても、その先にあるのは、「イルミナーティ」やキリスト教にまつわる知られざる事実…みたいなものじゃなくて、犯罪解決のための手がかりというわけ。

というわけなので、今回の映画は、むしろ、「大破壊から地球を救え!」的な映画とか『ダイ・ハード』みたいな「テロリスト対刑事」的な映画とかと似たようなニオイが…。
それに、ミステリアスで宗教的な要素が加わってる…みたいな。
それに対して、前作は、『ナショナル・トレジャー』とか『インディ・ジョーンズ』的雰囲気を感じたんですよね。

そして、私が「2時間サスペンス・ドラマ的」という理由はコレ↓

①超観光地で次々に殺人が起こる

うちの母はやたらめったら2時間サスペンスが好きなんですが、ああいうドラマって、なぜだか観光地で殺人事件がおこるんですよね
観光地の宣伝にもなって一石二鳥なうえに、視聴者も楽しめるからなのかなぁ。。
2時間サスペンスでいくと、京都なんて日本一犯罪率の高い街みたいじゃないですか?(笑)

そして、この『天使と悪魔』でも、ローマとバチカンの超メジャーな観光地が次々登場。
殺人の舞台もそういう場所だし。

『ダヴィンチ・コード』の場合は、ルーヴルやらサン・シュルピス教会など、パリの観光地が登場してましたよね

②キャスティングで、最初から犯人が分かる…

2時間サスペンスの場合、大体、犯人役っていうのは、有名な俳優さんであることが圧倒的に多い…。
なので、なんとなく、キャスティングで犯人が分かっちゃうんですよね。

その点では、この『天使と悪魔』も同じ。
怪しくなさそうに見せてても、「彼」が黒幕だってことは最初から疑ってしまってました(笑)

…という感じで、2時間サスペンス的ニオイがプンプンしたわけですが。
だからといって、それは映画がおもしろくない…という意味では決してないです。
娯楽として十分に楽しめるし、最後まで続きが気になって、集中して観てしまいました

殺人シーン

これは…『ダヴィンチ・コード』のときも若干そうだったんですけど、ちょっと気持ち悪い
特に、最初の目玉のシーンと4人の枢機卿(?)の最初の人のシーンはちょっと目をそむけてしまった…
ああいう場面は苦手だなぁ…

あ、あと、あの焼印も怖かった

ユアン・マクレガー

影の主役ともいえる彼は、今回は前教皇侍従(カメルレンゴ)という役どころでした。

最初は前教皇を慕う物静かな司祭…といった風情だったのですがですが。。

市民たちを万が一のために避難させることを主張したり、前教皇の死について再検証することに協力したり…正義の人であるかのように見えて、徐々に、なんていうんだろう?野心?傲慢さ?みたいなのが見え隠れ…。
コンクラーベの部屋での演説シーンは、感動的というよりは、なんとなく恐ろしいものを感じました。
言ってることはまともっぽいんだけどね。

そして、ヘリコプターのシーン。
あれは、彼の見せ場なんだろうなぁ。
…ってか、ヘリの操縦うまいなぁ…って思ったけど、そういえば本編で空軍かなんかに入ってたとか言ってたっけ???

あのシーンでヴィットリアが涙してて、彼があのまま自己犠牲に死んでしまうのか!?…と思わせてましたが。
そのままでは終わらない気がしてたよ。。

そのあとの地上への帰還シーンは、フツーならほんとに感動的な場面なんだろうけど、どことなく違和感とかうさんくささを感じるのは、やっぱりそういうふうに演出されてるからかな?

まあ、ネタばれありって書いてて感想書いてるので、ここまで書いたら決定的ネタばれしても同じなんじゃないかと思いますが。。

そうです。
黒幕は彼、カメルレンゴです。

その点に関して、私は原作も読んでないし映画も1回観ただけなので、イマイチ分からなかったことがいくつかありました。

その1:動機

彼があんな犯罪を計画したのは、「反物質を開発しようとしていた科学者に対する前教皇の態度を弱腰と感じて、教会を守ろうと思ったから」…みたいな説明があったように思うんですが…。
それがどうやったらあの犯罪に結びつくのか、イマイチ分からない。。

4人の教皇有力候補者に対する行いは、混乱と恐怖をあおるため…とか言ってましたっけ???
あと、この犯罪がイルミナーティによるものだと思わせるために、4人を選び、ああいう残虐でカルト的?な方法で殺人(未遂)させた…ってことでいいんでしょうか???

それに加えて、有力候補者を抹殺することによって、自分が次の教皇にのし上がろう…みたいな野心もあったのかなぁ???
その辺が分からん…
ヘリからの奇跡的生還のあと、彼を教皇に推す意見が盛り上がってたけど、それもやっぱり計算ずく…ですよね???

つまりは、自分が教皇になって、科学を封じ込めて、教会を救おう…って話?
要するに、彼は神の領域に踏み込もうとする科学に対して反感・嫌悪感を持ってた…ってことでいいんでしょうか???

その2:計画

次にイマイチ分からなかったのは、どこまでが彼の当初の計画だったのか…ってこと。

彼が最初に思い描いていた計画っていうのは、4人の教皇有力候補者を誘拐し、予告のとおり順番に殺害していき、最終的に反物質を自分がヘリで上空に運び去り、自分はヘリから脱出したうえで、反物質を上空で爆破させ、自分は奇跡的な生還をとげた英雄のように見せかけたうえで、新教皇に就任する…さらに実行犯は消したうえで、すべての犯罪は、イルミナーティによるものと見せかける…っていうことでいいんでしょうか???

そうなると、当初の犯行声明で言われていた4人の教皇有力候補者殺害…というのはその通りだとして、反物質によるバチカンの破壊…というのは、最初から予定してなかった…ってこと?
破壊するよー…と見せかけて、その破壊から自分がバチカンを救う…というのが彼のシナリオだったのかな?

そうすると、あのストラウス枢機卿が例のなんとかっていう地位から降りて、一介の枢機卿になったっていうのも、計画に入ってたの?
彼はカメルレンゴの野心を見抜いてたっぽいし、彼がその次期教皇を選ぶための地位から降りてたことで、カメルレンゴに優位な状況が生まれたことは確かだし…。

それと、ラングドン教授が謎解きにやってくる…っていうのは、計算に入ってたんでしょうか?
そもそも、イルミナーティに見せかけた連続殺人…なんていっても、フツーの人には何のことやら…って感じですよね。
だとすると、ラングドン教授がやってきて謎を解くことにも、意味があったのかなぁ。
しかも、最後の反物質爆発はカメルレンゴにとってもあってはならないことだったんだろうし、最終的に謎が解かれてラングドン教授たちが反物質のありかにたどりつく必要があったのかも?

それにしても、カメルレンゴは、これほど手の込んだ犯罪を考えるために、イルミナーティにまつわるミステリーを相当考え出した(見つけ出した?)ってことですよね。
ラングドン教授が謎解きに時間をかけるようなミステリーを考えたってことは、彼にもシンボル学者になる素養があるってこと?(笑)

そういえば、スイス衛兵隊長のリヒターさんが殺されるときの場面で、「予定変更だ」か「計画変更だ」かなんかって言ってたけど、変更前の予定は何だったんでしょう?
そもそも、リヒターさんが見破るなんて思ってなかったってことかな?

…とまあ、謎がいろいろあるわけですけれども。
最後に彼は何も説明しないまま、あんなことになっちゃったので、ちょっと後味悪いかも。
私は、きっちり説明してほしいタチなので…(笑)

脇役な人々

前作と比べて、今作ってちょっとマニアックなキャスティング…ですよね?
でも、まあ…脇役に注目してしまうタチの私にとっては、楽しめましたよ(笑)

気になった脇役さんは、やっぱりオリヴェッティ警部とその部下みたいな人、スイス衛兵隊の若いおにーさんとかなぁ。。
スイス衛兵隊の若いおにーさんは、ラングドン教授と一緒にバチカンのアーカイヴに閉じ込められて酸欠で倒れちゃうあたりとか…ちょっとヘタレっぷりが微笑ましかったです(笑)
ドイツ系スイス人っぽいルックスも◎

前作との共通点

前作の『ダヴィンチ・コード』は、映画館で観て、DVDも持ってるんですが。。
最近長らく観てないから、イマイチ内容忘れてる自分…

でも、今回の『天使と悪魔』を観て、結構なんていうか…前作とおんなじパターンかも…とか思いました。

…というのは、

・どちらも実行犯は比較的最初から顔も出てる(正体はビミョーだが…)一方、黒幕の正体は最後のほうまで明かされない。しかも、黒幕候補は複数用意されている(前作→ジャン・レノの役どころ、オプス・デイの人、レミ〔…だっけ?〕、今作→ストラウス枢機卿、リヒター)。

・最終的な黒幕は、表面上はラングドン教授たちに協力しており、味方のように見せかけている。

・当初犯人と思われるミステリアスな組織(オプス・デイ、イルミナーティ)は、実は黒幕の意図と正反対のもの(前作→リーの意図は宗教の脱神格化?否定?だったけど、オプス・デイやシラスは狂信的、今作→カメルレンゴは教会の救済を願った狂信者みたいなものだったけど、イルミナーティはむしろ宗教を否定する科学者だった)

…と思うのですが。

私の理解&記憶が間違ってるかも。。

でも、この共通点が手がかりになって、本編を見ながらストーリーを予測するのに役立ちました(笑)

CNNとカナル・プリュス

今回の映画では、バチカンの次期教皇を選ぶコンクラーベが舞台になってる…ってこともあって、世界のメディアが殺到してる様子が本編にも出てきます。
それ見てたら、ラスト近くでレポーターの人のマイクにCNNのロゴが
妙にリアルだわ…と内心にやり。

でも、エンド・クレジットを見てたら、ロゴの使用許諾みたいなのが出てて、CNN以外にもなんとなんとカナル・プリュスが!
カナル・プリュスとはフランスの有料テレビ局なんですが。
マニアック!
なんでTF1とかじゃないの???

でも、どこに出てたんだろう…。
フランス語しゃべってるレポーターもいたけど、いちいちマイクとかのロゴまで見てなかったよ。。

ジョシュア・ベルのヴァイオリン

今回の映画のテーマ曲は、前回同様ハンス・ジマー氏が担当してて、前回と同じ雄大な感じのするテーマ曲が使われてました。
でも、ちょっと違ったのが、そのテーマ曲が冒頭でヴァイオリンのソロで演奏されてたこと。
美しいヴァイオリンの音色がしみいりますなぁ…

…って思ってたら、エンド・クレジットでジョシュア・ベルの名前が!

ジョシュア・ベルってね、イケメン・ヴァイオリニストとかって言われてる人なのですが。
以前、オルフェウス管弦楽団と一緒に来日したことがあって、コンサート行きました。
映画音楽にもわりと参加してるみたいですね。

…ってわけで、ちょっと懐かしい?名前を発見して、テンションあがりました。


…と、まだまだ書けそうな気もしないではないんですが、このあたりで。
長かった…


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