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『アマルフィ―女神の報酬』を観ました♪

2009/08/21
今日は、観ようと思っていながらなかなか観に行けてなかった映画、『アマルフィ―女神の報酬』を観に行ってきました

日本の映画を映画館で観るのは、ものすっごーく久しぶりです。
普段観に行くのは大抵洋画だからね。
日本の映画が嫌いとかいうわけじゃないんだけど、洋画のほうが現実逃避度が高いぶん好きなのです。。(街並みとか、俳優さんとか、ね)

さてさて、そんな私がこの『アマルフィ』を観に行ったのには、いくつか理由があります。

まずは、うちの母に誘われたから(笑)
うちの母はサスペンス好きなので。。

それから、『天使と悪魔』を観に行ったときに予告編を見て、「おもしろそうかもー」と思ったから。

そしてそして、日本映画といっても、コレはオール・イタリア・ロケなので、現実逃避度は高めだと思ったから(笑)

あと、サラ・ブライトマンの歌う「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が主題歌ってところもツボだった。
サラも本人役で出てるしね。

…とまあ、そんな理由で観に行ったわけですが。

少し前に、サラ・ブライトマンのこちら↓のCDを買ってたら、この映画の割引券がついてたので、今日は200円引きで観られました

アマルフィ~サラ・ブライトマン・ラヴ・ソングス~アマルフィ~サラ・ブライトマン・ラヴ・ソングス~
(2009/07/08)
サラ・ブライトマン

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さて、感想です。

まずはネタばれなしで、あっさりといきましょう!

総括

おもしろかったです
期待以上

犯人は途中から(…というか、最初から?)なんとなーく想像できるんだけど、でも、(私の頭では?)事件の全容はなかなか最後のネタばらしのときまでつかめなかったので、ずっと緊張感を保ちつつ観ることができました
しかも、少女誘拐事件とテロという2つの事件が絡み合ってて、冗長になってなかったと思う。。

内容は、終始、結構シリアスで、コメディ要素はかなり少なめです。
でも、ときどき笑える場面もありました。

オール・イタリア・ロケ…ってことで、風景はめちゃくちゃキレイ
『天使と悪魔』じゃないけど、超絶有名な観光地が次々出てきます。
カステル・サンタンジェロとか、スペイン階段とか、テルミニ駅とか。。
あと、『理想の女』でも舞台になってたアマルフィ海岸がすーっごく美しかったです
目の保養だわ…
…っていうか、『天使と悪魔』以来、イタリアづいてる(?)私です(笑)

それと、イタリア語のセリフも結構多かったです。
なので、当然、字幕がついてきます。
なのでなので、外国映画を観てるような気分で、日本映画を観てる…ってことをともすれば忘れそうだった

ついでにいえば、外国人キャストさんも多かったです。
主要な役どころは日本の俳優さんが占めてるんだけど、犯人グループの人たちとか、イタリアの警察のおじさんたちとか。。
あと、もちろん、エキストラはイタリア人がたくさんです。
なので、ほんとに洋画っぽかったです。

全体的な雰囲気としては、都会的でしゃれた映画だと思いました。
2時間くらいの事件モノって、ともすればTVのサスペンス・ドラマみたいになりかねないけど、そういう雰囲気と、イタリアの風景と、イタリア語+字幕と、イタリア人キャストさんと、サラ・ブライトマンの歌と、大使館・外務省という舞台設定(?)と…のおかげで、TVの2時間サスペンス的な雰囲気はほとんどなかったなぁ。
そもそも、外交官が事件を解決…っていうのも、ちょっとめずらしいし。
あ、観光地がやたらと出てくる…ってあたりはソレっぽかったけど(笑)

…というところが、全体感想ですかね。
詳しくは、ネタばれありで語ろうかと思います。
ここから先は、ネタばれありの感想です。
ご注意を!

どういう感じで書こうかなぁ。。

ではまた項目別で。

ストーリー

あらすじなんかは、公式サイトとかなんかを見てもらうのが早いと思うので、特に書きませんが。

大体のストーリーは、外交官でG8外相会合を控えたイタリアに派遣されてきた黒田さん(=織田裕二)が、ローマで起こった日本人少女誘拐事件に巻き込まれ、少女の母親(=天海祐希)とともに犯人の要求に応えつつ事件の解決をはかるが、その誘拐事件の背後にはG8外相会合に絡むテロ事件(?)が…というようなもの。

…ってわけで、この映画では、少女誘拐事件とテロ(…結果的に、テロっていうより、個人の暗殺をねらった事件だと思うんだけど、標的は最後まで秘密にされてるので、こう書いときます)という2つの一見異なる事件が絡み合って起こります。

犯人たちの主目的はあくまでテロであって、少女誘拐のほうは、それを達成するための手段でしかなかったわけだけど、映画でメインに描かれるのは、少女誘拐のほうでした。
特に、娘を誘拐されて取り乱す母親と、事件解決に尽力する過程で彼女と心を通わせていく黒田さん…というところにかなりウェイトが置かれてた気が。

もちろん、テロのほうも重要なわけですが、うーん…でも、そっちはわりあいあっさりしてたかなぁ。
ハリウッド映画とかでよくある、テロ組織VSヒーロー…みたいなテロ・メインの映画と違って、そういうアクションをメインにした映画ではなかったです。
セキュリティ・システム関連のとことかは、ちょっと『オーシャンズ11』とかを連想しないでもなかったけど。

犯人たちには犯人たちなりのふかーい事情があったわけですが。
彼らも根が悪い人たちじゃなかったわけなので、思いとどまるのも早かったなぁ。。
「えっ!?…そんなに簡単に思いとどまっちゃっていいの!?」…みたいな。

でも、結果的に、彼らの目的は果たせたわけだから、あれでよかったのかな。
ああしてターゲットの過去の過ちを世間に明らかにすることによって、結局「彼」は辞任に追い込まれたわけだし、きっとその後の人生だって良いものにはならないよね。
ターゲットを殺して自分たちも死ぬ…っていうのよりもベターな結末だったんだろうと思います、間違いなく。

…っていうか、犯人たちがただ単なるテロリストとかじゃなくて、過去につらい思い出を背負ってて、それゆえにああいう事件を起こしてしまう…っていう設定だったので、ちょっと切なかったなぁ。。
あの誘拐された女の子が発見されたときに、クリスマス・ツリーやらプレゼントやらがたくさん置いてあって、誘拐中なのに笑顔の写真が残ってたのは、ほんと。
彼らは最初から女の子を殺したりなんかするつもりはなかったんですよね。
自分たちの大切な人を失った人たちだから、なおさら。
彼らがやったことは間違ってたけど、でも、そう思うと哀しいなぁ。

…しかし、彼らはあのあとどうなったんだろう???
誘拐罪には問われるよね。
でも、身代金は、結局とってなかったから、ちょっとましになるの???

あと、テロについてはどうなんだろう???
日本大使館で起こったことだから、治外法権になって、日本で裁かれるのかな???(ネタばれ部分は反転)

…っていうか、この映画、サスペンスだけど、結局誰も死ななかったな。
そういう意味では後味は良いかも。

後味といえば、主役2人について。

予告編とか見た感じでは、天海祐希演じる矢上さんと織田裕二演じる黒田さんのラブ・ストーリー的なものを想像してたんだけど…。
その辺は曖昧な感じでした。

なんかね、最初は矢上さんは黒田さんに対して不信感ありありで、黒田さんも矢上さんに対して(…っていうか誰に対しても?)冷たい感じなんですよ。
でも、それが事件の進展にともなって、だんだんと信頼関係に変わっていく…っていうところは、結構この映画では重要な部分を占めてたんじゃないかと。
(あ、でも、最初に黒田さんが犯人からの電話に「(自分は)父親だ」って名乗ったとき、それはすでに矢上さんに対する好意みたいなものがあったからなのかなぁ)

しかしですね。

映画では、この2人の関係は、信頼関係どまり…っぽかった。
お互い、なーんか好意を抱いてるんだろうけど、あえてそれには触れない…みたいな。

2人とも、いろいろ事情があるもんね。
ちょいと大人のビターな関係でした(?)

ああいう終わり方だったので、余韻を残してるっていうか、後日譚的なものを想像する余地があるっていうか…。
いや、そもそも、フツーに続編とか作れそうでしたよ。
あと、シリーズ化もできそうな終わり方。
「外交官黒田の事件簿」…みたいな(笑)
何せ、彼の行く先々で事件があるそうですから。

なので、黒田さんがあのあとウルグアイのWTO会合での仕事を終えても、彼が東京にもどって矢上さんと再会…っていうのはあんまりなさそうな気が。
上司の事務次官殿には、「ウルグアイが終わったら考える」とか言ってたけど。

サラ・ブライトマン

この映画、主題歌は、サラ・ブライトマンの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」。
緊迫したサスペンス映画には、一見不似合いなこの曲だけど、意外にもぴったり!
本編での使い方もまあ良かったけど、私はむしろ予告編での使い方が良かったと思います。
ああいうエモーショナルで美しくて高揚感のあるメロディなので、ちょっと鳥肌モノです。

ところで、この映画では、サラ・ブライトマン自身が本人役で出演も果たしてるのは有名な話。

本人役…ってことで、イタリア大統領出席のコンサートで歌う…という設定です。
なので、本編では、コンサート・シーンが、テロのやりとりと重ねられつつ登場します。
コンサート会場は、ナポリ郊外の宮殿ってことで、ゴージャスな雰囲気

そのコンサート会場がテロの標的になったのではないか…というシーンでは、誰か(彼女のエージェントとか?)が「サラの身が心配だわ」みたいなことを言っていて、妙に現実的(笑)

ところで、気になったのは、そのポスター。
結構冒頭から、そのコンサートのポスターがあちこちに登場するんですが、よく考えたらそれって、サラのCDやDVDにもなってる「ライブ・イン・ウィーン」のもの。
それがちょこちょこと手直しされて、「ライブ・イン・ウィーン」が「ライブ・イン・ローマ」に変えられてました
映画オリジナルじゃないのね…

イタリアの刑事さん

この映画で何気に気になった脇役が、ローマ市警の警部さん!

彼は、捜査の責任者として、わりと最初から登場するんですが、すっごくいい味だしてました。
日本語知ってる…とかって、「キャプテン・ツバサ」とか言ってるし。
窓ガラスを割られたパトカーで大使館に到着するところもおもしろかった。
黒田さんを敵視?ライバル視?してたのが、ラストではちゃーんと認めてる…ってとこもツボ。

特に、ラストの空港でのシーンはよかったなぁ
うん、いい味だしてました。

謎の途切れ

この映画で唯一?気に入らなかったのは、途中2回ほど、場面のつなぎ方が唐突だったこと。

…っていうのは、ある場面が突然プツっと途切れて画面が真っ暗になって、シーンとしたあと次の場面がまたもや唐突に始まるっていうところ。

あれってトラブルじゃないよね?
1回目は暗くなったところにタイトルが出てたからわざとだよね?

でも、一瞬、トラブルかと思うようなつなぎかたでした。。
何か意味があるんだろうけど、ちょっと「えっ?」と思うような手法だったなぁ。
あ、「えっ?」って思わせることが目的なの???

イタ~リア~

この映画の影の主役はイタリアの風景だといっても過言ではないでしょう。

ローマの観光名所群は、『天使と悪魔』でもこれでもかっ!っていうほど出てたけど、それを思わせる感じ。

でも、まあ、この映画ではタイトルにもなってるアマルフィが見どころの1つ。
アマルフィは、イタリア南部の海岸にある街で、映画『理想の女』の舞台にもなっていたところ。
リゾート地なんだけど、南イタリアっぽいゆるーい雰囲気と、若干ひなびた雰囲気、それから真っ青な地中海と、海に面した傾斜の強い街並みがとってもキレイ
目の保養です、ほんと。

しかし…。

この映画、タイトルが『アマルフィ』のわりにはローマが主役だったような…。
たしかにアマルフィもたくさん登場するけど、事件はローマで起こるし、ローマで終わるし。
謎を解く鍵がアマルフィにあったとかいうのも、ちょっと言いすぎ?
まあ、アマルフィで犯人が分かるんではあるんだけども。
でも、ローマももっと重要だったよ!
…と思いました。

あ、でもでも。
ヘラクレスの伝説は意味深でしたね!

クリスマス

何気に、この映画…クリスマス映画でした。

舞台はクリスマスの時期。
ラストでは新年も登場しますが、基本的にずーっとクリスマス色一色。

クリスマス・ツリーにイルミネーション、オーナメント、「アデステ・フィデレス」、それからサラ・ブライトマンのコンサートも何気にクリスマス・コンサートだった…。
登場人物はもちろん冬の服装でぬくぬくだし。
ローマ市警の警部さんたちは窓ガラスが割れた車で寒がってた!

…なんて時期はずれな。。
…と、思いました

なんで今公開したんだろう???
フツーにクリスマス映画ですよ、コレ。
DVD発売がちょうどクリスマス時期になるとかなのかなぁ???
ギモン。。


…と、まあ。
感想はこんな感じです。

他にも思ったことがあったような気もするけど、今ぱっと思いつかないのでこの辺で。

あ!
犯人グループのアルマさん(だっけ?)役の女優さんとーっても美人でした!
スタイルも抜群だったし!
ちょっと見惚れましたよ。。

以上です。

とにかく、邦画も良いなぁ…と思った私でした。
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