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ノリントン以外の登場人物について語ろう(2)

2007/06/17
ノリントン以外の登場人物について語ろう企画の第2回です☆

第1回目はスパロウさんだったわけですが…
さて、第2回目は誰でしょう???



ウィル?エリザベス?それともバルボッサ?


いやいや、実は、この人です。


↓以下、『ワールド・エンド』のネタバレ含みます。


ノリントン以外の登場人物について語ろう(2)


第2回目は、なんと!カットラー・ベケット卿です☆



ジャック・スパロウの次なら、ウィルとかエリザベスが王道だろうとは思いますが…あえてこの人で(^_^)

ちなみに、ベケット卿の白髪カツラは、提督ノリントンと同じようなくるくるカール1個カツラですよね。でも、ノリントンのカツラと比べて、ベケット卿のカツラってちょっと黄みがかってる(…というか、オフホワイトかクリーム色っぽい)気がするんですけど、私の気のせいですかね???

そうそう、別にカツラつながりでベケット卿を選んだわけではないですよ(笑)


さて、ベケット卿についてですが…

このブログには、「ベケット卿」という検索ワードでお越しの方も結構いらっしゃるみたいですが、私がベケット卿について語るのは、今回がほとんど初めてです(AWEの感想記事でちょこっと書いたけど)。…ので、今までにベケット卿を求めて来られた方、ゴメンナサイ…m(_ _)m読んでみたらノリントンのことばっかりで、さぞかしがっかりされたことでしょう…。

それにしても、「ベケット卿」で検索されてる方が結構いらっしゃるということは、ベケット卿もひそかに人気なのか!?とか思ってみたり。白髪カツラ同盟(?)としては嬉しいかぎりですが(笑)


そんなわけで、ベケット卿…

実は、私は『デッドマンズ・チェスト』を観たとき、このベケット卿が一体何をしたいのかがイマイチ分かりませんでした。コンパスが欲しいっていうのは分かるんだけど、一体何のために?で、最終的には何を望んでるの?…といった具合に。

でも、『ワールド・エンド』とパンフを見て、やっとその謎が解けました!

『パイレーツ~』の映画って謎が多くて、特に『ワールド・エンド』はすっきりしないことがたくさんあるんですけど、ベケットさんについてはわりとすっきりしました。少なくとも私の中では。


『ワールド・エンド』でのベケット卿はというと…

・ノリントンのおかげでデイヴィー・ジョーンズの心臓をGET!
・フライング・ダッチマンを操り、海賊掃討作戦を決行!

基本的にはこのラインで進んでいきますよね。その延長線上に、海賊連合軍との決戦もあるわけで。

じゃあ、ベケット卿は、何のために海賊を掃討しようとしたのか?

ここで、パンフが大活躍♪

今、ちょっと確認できないので、うろ覚えですが…確かパンフにはこんなことが書いてあったはず。

…ベケット卿は、東インド会社による貿易を円滑に進めるために、その妨げとなる海賊を滅ぼそうとした。

つまり、貿易なんですね!!

ベケット卿にとって大切なのは、一にも二にも商売=貿易。ベケットさん自身の言葉の言葉を借りると、「損のない商取引」こそが大切だったわけです。

ノリントン風に言うと、

「カットラー君、君は軍人でもなく、海賊でもない。君は商人だ」

…てな感じですかね。

とにかく、彼はビジネスマンだったんですよ。だから、最期の場面でも部下に反撃の指示を出せなかったし、最期まで「損のない商取引」という言葉をつぶやいてたんじゃないかと。

ベケット卿は、ビジネスマンとして、東インド会社の貿易を発展させようとした。そしてその目的にとって邪魔になる海賊たちを排除することによって制海権を握り、最小限のリスクで最大限の利益を生み出そうとしたわけですよね。ビジネスにとって利益となることは進んでするし、逆にビジネスの妨げとなるものは排除する。ある意味、分かりやすい人ですよね。

そんなわけで、ベケット卿は、最期の最期まで自分がやったことが悪いことだとは思ってなかったんじゃないかな?彼にとっては、ビジネスを発展させたかっただけだったわけで。ビジネスを発展させるために海賊を排除しようとした。けれど、海賊たちの反撃に遭い、ほんのわずかな計算違いで思惑が外れた。それで予期せぬ出来事にどうしていいか分からないまま、最期をむかえた…と。

「損のない商取引をしたかっただけなんだ。それなのに…一体何が間違っていたというんだ」

…というのが、ベケット卿の最期に対する私のイメージです。


『ワールド・エンド』のベケット卿の最期は、とても印象的な場面ですよね。

まわりのものがすべて崩れ去っていくなか、ただ一人無傷でゆっくりと階段を降りるベケット卿。
ビジネスに生きた一人の男の人生が崩壊していく様子を感じさせる名シーンだと思います。あのときの表情がすべてを物語ってますよね。


ちなみに私、ベケット卿のファンというわけではないですが…

ベケット卿については一つ思うところが…


この映画は海賊が主人公なので、海賊に対抗するベケット卿や海軍は悪者あつかいですが…。普通に考えて、海賊って、海の平和を乱すならず者の犯罪者…ですよね?素敵でお茶目なスパロウ船長やバルボッサを「犯罪者」扱いするのは忍びないですが。
で、そう考えた場合、そんなならず者の海賊を取り締まったベケット卿は果たして完全に誰にとっても「悪」と言えるのか?
もちろん、ベケット卿がやった、女子供問わず裁判もなしに処刑するやり方なんかは、人道的に許されるものではありませんよ。
でも、もし、これが罪のない庶民や商人を苦しめるならず者の海賊に立ち向かう男たちの映画なら…。ベケット卿の描かれ方も少しは違ったのかな、なんて。とはいえ、なにかと税金を取り立てる東インド会社を「正義の味方」として描くのは難しいでしょうけどね(^_^;)




以上が、ベケット卿についての私の見解です~☆
超個人的な意見なので、これは違うぞ!っていう部分も多々あるとは思いますが…


ちなみに、ベケット卿を演じるトム・ホランダーさん。
キーラ・ナイトレイ主演の『プライドと偏見』に出演されてます☆
役どころは、キーラ演じるエリザベス(笑)に求婚しながらも完全拒絶されてエリザベスの友達と結婚する、ちょっと(かなり?)変わり者のコリンズ牧師役。ジェーン・オースティンの原作を読んだことのある方ならお分かりと思います(^_^)

『プライドと偏見』も『パイレーツ~』と同じく18世紀を舞台にしているんですが、こちらのほうが若干あとの時代みたいで、ホランダーさん演じるコリンズ牧師もカツラはかぶってません。でも、ベケット卿とコリンズ牧師を比べると、カツラありのベケット卿のほうが、ホランダーさんにはお似合いな気がします♪

この『プライドと偏見』は私のお気に入り映画なので、またそのうち語りますね~(^o^)


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22:40 パイレーツ・オブ・カリビアン | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
こんばんわ。
ベケットさんは、この映画の中では一番難しい役柄なのではないかと思います(主観。

なんせ、基本は商人ですからね。

ところが東インド貿易会社自体がやり手で、世界の海を支配しちゃおう!と思った・・・ベケットさんも私欲が重なり・・この時点で屈折しちゃったんだろうと。
おとなしく、利益のみを求めて行動すれば、あそこまで大袈裟にはならなかったんでしょうね。(まぁソレは映画のストーリー上、仕方ない展開ですが・・)
会社のために&己の名声のために・・・と思えば当然の行動だったんでしようね~。
最期のセリフ・・
「損の無い商取り引きを・・・」

なぜに~!!
なぜに「パーレイ」と言わんかったんじゃ!!??
頭の良いベケットさんへの最大の疑問です。
アソコで「パーレイ」言ってたら、展開が大幅に違ってたたんだろうと。
それとも・・ベケットさんは「パーレイ」も知ってながら、プライド重視であのセリフを言ったのか・・・もしそうなら、彼の生き様は美だし、格好良すぎます。

あぁ・・・切羽詰った中で紅茶を優雅に飲む姿がコレまた魅力的☆

トムホランダーさん・・・今回初めてお目にかかりましたが、年齢のワリに少年の様な雰囲気で、個人的に好きです♪



ニキヤス様、こんばんは☆

確かに、ベケットさん…最期はパーレイ言いませんでしたね。無人島のシーンで1回はパーレイしてるので、パーレイの存在は知ってるはず…。
取引とか契約とかが専門のビジネスマン、ベケット卿だから、パーレイなんてお手の物だろうに…。
ほんと、どうして言わなかったんでしょう???
私は勝手に、パーレイは1回限りなのかなーと思ってたんですけど、そんな決まりがあるのかどうかもギモンだし…。
ひょっとすると、ブラックパール&フライングダッチマンが手を組んだ時点で、ベケットさんは自分の負けを認めてしまったのかも…とも思います。なんか、最期のベケットさんの表情が諦めっぽかったような気が…。

紅茶…『ワールド・エンド』のベケットさんは何回か飲んでましたよね☆イギリス人らしい優雅さを感じさせるシーンで、わりと印象に残ってます♪ベケットさんは、悪役…っていっても海賊じゃないので、紳士らしい品もそなえてますよね。商人だけど…(笑)

トム・ホランダーさん…わりと小柄な方でちょっとくりっとした目なので、確かに少年ぽさも感じられますねー。
白髪カツラのせいで、ノリントンと間違えてる人もたまに見かけますが(笑)、ダヴェンポートさんとはまた違ったタイプの素敵な役者さんですよね(^_^)
『プライドと偏見』でもそうなんですけど、ちょっと嫌なヤツ…という演技が素晴らしいです☆

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