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「THE ハプスブルク」展に行ってきました♪

2010/03/07
これまた記事をUPするのが遅くなってしまいましたが

2月末に地元の友達と一緒に、京都国立博物館で開催中の「THE ハプスブルク」展を観に行ってきました

当日は、あいにくの小雨がぱらつくどんよりしたお天気でしたが
京都駅で待ち合わせて、市バスで京都国立博物館へ移動

京都にはたくさんの美術館や博物館があってややこしいですが。

この京都国立博物館は、三十三間堂の向かいにある、明治期に建てられた瀟洒な洋館です
建物自体が重要文化財に指定されているとか。
こういう明治から大正期にかけての和洋折衷?っぽい洋館建築が好きな私にとっては、お気に入りの美術館・博物館の1つだったりします

でも、実は、ここに来たのは久しぶり。
学部時代に「京焼」展を観に来て以来です。

場所的に、東山の観光地真っ只中なので、オフシーズンの平日にもかかわらず、市バスは満員
京都駅から京都国立博物館まではそれほど遠いわけではないので、お天気がよければ歩いていくところなんだけど、雨なのでバス利用はやむを得ず。

到着すると、いきなり只今の待ち時間は10分…かなんかっていう看板が
最近、展覧会に行くと必ずといっていいほど、行列ができてる。。
なので、人ごみがあんまり好きじゃない私としては、展覧会に行くのは覚悟がいることなのです
絵とかを観るのは大好きなんだけど。

ところで、入館前に、ちょっとしたハプニングが。
私が事前に買っておいた大学生チケットを見せたら、学生証の提示を求められ。
係の人がやけにまじまじと学生証を見るので、「???」と思ってたら、「○○大学の学生さんは、チケットなしで、学生証だけでご覧になれます」と言われました。

そのときは何でそうなるのかさっぱり分からず、展覧会の入口でも半信半疑で学生証を見せたんですが。
あとで分かったところによると、ここの博物館は、いくつかの大学と提携を結んでるらしい。
それにうちの大学も入ってたみたいです。

ちっとも知らなかったので、チケットをしっかり買って行ってた私
そのチケットは友達にあげるか何かしてね…と言われましたが。
同じ大学の友達にあげるわけにもいかず、かといって他大学にはいまだ学生の友達がいないのでした(もうみんな卒業してるしね…)

なんだか、損したのか得したのか分からない気分
…っていうか、そのチケット、うちの大学の生協で買ったのだけど…
生協のおねーさん…そういうことはチケットを買うときに言っといてほしかったヨ…
まあ、知らなかった私が悪いんだけどさ。

…ということで。

前置きが長くなってしまいましたが。
「THE ハプスブルク」展。

展覧会は、オーストリアのウィーン美術史美術館(KHM、美術史博物館ともいう)とハンガリーのブダペスト国立西洋美術館のコレクションによって構成されています。
具体的には、イタリア絵画、スペイン絵画、ドイツ絵画、フランドルとネーデルラント絵画、クンストカンマーの美術工芸品、それからハプスブルク家の肖像画と武具コレクション、特別出展として明治天皇から皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に贈られた画帖と蒔絵棚が出品されていました。

数としては、ティツィアーノやらなんやらといたイタリア絵画が1番多かったような印象です。

実際、私が以前にKHMに行ったときにも、宮殿のように広い建物の片側の翼がすべてそういうイタリア絵画で占められていて、行けども行けどもひたすらイタリア絵画…という状況に、なかば目眩を覚えた記憶が(笑)
イタリア絵画ね…嫌いじゃないけど、あんまり好きじゃないんです、実は。
KHMは、ヴェネツィア派のコレクションが充実してるんだけど、個人的には「うーん…」という感じ。

でも、まあ、今回の展覧会は、多いといってもそんなに多くはなかったので、あんまり好きじゃないイタリア絵画も楽しんで観ることができました
友人といろいろツッコミをいれながら観たのがよかったのかも??

KHMのコレクションといえば、イタリア絵画と並んで、ネーデルラントとフランドルの絵画が充実してることでも有名。
でも、今回の展覧会に出展されてたのは、わりとマニアックより…な印象でした。
レンブラントとかルーベンスもありましたが、たとえばフェルメールの『絵画芸術』みたいな教科書レベルで有名な作品はなかったかな?

だからなのか…。。

展覧会を観に来てる人たちの多くが、こういうネーデルラントとフランドルの絵画なんかは、わりとさっさと観ていく(観とばしていく?)感じでした。
そして、ネーデルラントとフランドルの絵画だけじゃなく、いまいち日本人ウケしなさそーなヴェネツィア派の絵画とか、宗教色の強いスペイン絵画も…。。
さらには、最後の部屋のクンストカンマーの美術工芸品のコーナーも、ガラガラ!

それに対して。

中央室のハプスブルク家の人々の肖像画コーナーの混み具合といったら!!
この部屋にだけ、この部屋は込み合いますので譲りあってご覧ください…みたいな看板をもった係員の方が。

みなさま、これを観にいらしてたのね…。
これが目玉なのは分かるけど、他もちゃんと観ましょーよ…とか、こっそりつっこんでみる。。
でもまあ、そのおかげ?で、混雑のわりには他の部屋はゆったり観ることができたんだけど。

今回の展覧会…一般の絵画のほうはわりとマニア向けな感じでしたが、こっちの肖像画コレクションはかなり有名な作品ぞろいでした。
展覧会のポスターにも使われている、ヴィンターハルターの手による皇妃エリザベート(シシィ)の肖像とか、ベラスケスによる有名なマルガリータちゃんとかね。
あと、少女時代の超絶美少女なマリア・テレジアの肖像もありました。

中でも1番人気っぽかったのが、やっぱりヴィンターハルターによるシシィの肖像画。
星型の髪飾りをつけてる、有名な作品です。
このスタイルは、映画の『オペラ座の怪人』でのクリスティーヌの格好にもとり入れられてましたね!

シシィ…日本でもミュージカルやらなんやらがあるからか、人気なんですねー。
実のところ、私自身はそれほどシシィに興味はなかったりするんですが…

ちなみに、オーストリア、それもウィーンに行くと、シシィ人気はさらにすごかったです。
お土産物屋さんとかに行っても、あっちにもシシィ、こっちにもシシィ…ってな具合で(笑)

そんな人気のシシィの肖像画を横目に見つつ、私がむしろ気になったのは、ヨーゼフ2世の肖像画『軽騎兵連隊の軍服姿の神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世』でした。

ヨーゼフ2世はですね…18世紀の皇帝で、マリア・テレジアの息子、マリー・アントワネットのお兄さんです。
そして、モーツァルト・ファンにとっては非常になじみ深い存在でもありす。

そして、18世紀、モーツァルト、という言葉からも分かるように!
白髪カツラ愛用者なのです!!(白髪カツラをかぶるヨーゼフ2世の画像はこちら
まあ、どっちかっていうとほよっとしたお顔の持ち主ではありますが、でもカツラはお似合いなので、個人的に気になる歴史人物の1人だったりするのです。

…で、じっくりとその白髪くるくるカツラの似合いっぷりを堪能いたしました(笑)

あとは、ベラスケスによる皇太子フェリペ・プロスペロの肖像画も印象的でした。
マルガリータちゃんも可愛かったけど、こちらも女の子のように可愛らしい
このフェリペ・プロスペロくんは幼くして亡くなったそうで、ちょっとホロリ…

ちなみに、この肖像画を展示した部屋は、この明治期の洋館建築の京都国立博物館ならではの、重厚でクラシックな展示室でした
雰囲気もあって良かったです。

…と、ハプスブルク家の肖像画についてちょっと長めに語ってしまいましたが。

個人的に印象深かったのは、スペイン絵画かなぁ。
スペイン絵画は、カトリック色がすごく強いものが多くて、キリスト教徒じゃない私には「???」な部分もなきにしもあらずなんですが。
でも、大学の西洋美術史の授業でこのあたりをわりと詳しく勉強したこともあって、なかなか興味深かったです。
ベラスケスはもちろんスルバランとかムリーリョはわりと気になる存在です
特に、ムリーリョとその工房の『幼い洗礼者聖ヨハネ』だったと思いますが、洗礼者聖ヨハネがつれてる羊がラブリーでした

あとは、強烈に印象に残ったものとして、生首関係があります…
サロメとかユディットとかのお話をもとにした絵が3点ほどあったんですが、ひたすらグロかった…。。
こういうのは苦手です

それと、クンストカンマーの美術工芸品も、美しくて精巧で素晴らしいものがたくさんありました。
アメジストとかの石を使って、ブドウとかの果物を表した時計なんてのも素敵でした。
あと、一見するとガラスで作ったように見えるけど、実は水晶を彫った…っていう花瓶もすごかった!
職人技ですよねー

そうそう。

実は、今回はオーディオガイドを借りて観ていた私たち。

私自身は、普段、あまりオーディオガイドは借りません。
というのも、オーディオガイドって、やたらめったら説明が長かったりするので、展示作品を観るよりも説明を聞くほうに意識をもってかれることが往々にしてあるから。

でも、今回は、借りて正解でした
説明はピンポイントで短かくて、むしろもうちょっと詳しくてもいいんじゃないの?…って思うくらい。
もの足りないくらいが、ちょうど良いのです。
ちなみに、ナレーションは高嶋さんでした☆
ミュージカルの『エリザベート』つながり?らしい。

…と、オーディオガイドを借りると、オーディオガイドの説明がある作品リストをもらえるんですが、すべての部屋をまわったあとにそれを見ると、どうも記憶にない作品が1つ。
オーディオガイドでその作品の説明を聞いても、そんなの見た覚えがない!…ってことで、逆走してその展示室にもどりました。

それは、ハプスブルク家のみなさんの肖像がある中央室にあった、シャーベット用のセンターピース。
それを見て、展覧会はほんとにおわり。

最後は、特設ショップで、ポストカードを買って帰りました。

私は、展覧会に行くとかならずポストカードを買って帰ることにしてるんです
…良い記念になるので。

これらのポストカードは、無印のポストカード用ファイルにファイリングしてます。
あと、小さなノートに、画家ごとに買ったポストカードの絵のタイトルを記録してみたりとか(←そうすると、誰のが1番多いとか分かるので)。
小学生くらいからずっと貯めてて、今で…300枚くらいあるのかなぁ???

今回は、とりあえず有名どころのシシィとかマルガリータちゃん、マリア・テレジア、それと個人的に気に入ったムリーリョの羊と洗礼者聖ヨハネの絵とか、ベロットのフィレンツェの風景画のとかを買いました。

ほんとは、ヨーゼフ2世の肖像画のポストカードが欲しかったんだけど!

…なかったのー
なんでよ!?
作っといてよ!

…私がマニアックなんですか???(←そうだよ。)

というわけで、ヨーゼフ2世は泣く泣く?あきらめました。
といっても、実は、すでにヨーゼフ2世の肖像画の別バージョンのポストカードは家にあるのですが。。

…というわけで、以上、「THE ハプスブルク」展の感想などなどでした。

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