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気になる映画。

2010/04/18
今日、いつものように楽しく読ませていただいてるブログサイトさまをたずねたら、すっごく気になる情報を発見しました!

…なんと、映画『ドン・ジョヴァンニ』というのが公開され(て)るらしい

『ドン・ジョヴァンニ』っていうと、いわゆる「ドン・ファン」とか「ドン・ジュアン」とか…まあいろいろ類似品?があるわけですが。
「ドン・ジョヴァンニ」ってイタリア語で言った場合には、モーツァルトのオペラのあれですよ、あれ。

集英社さんの某映画雑誌も休刊になって、最近めっきり映画情報に疎くなってしまってる私…。。

モーツァルト・ファンを名乗りながら、そんな映画が作られてたなんて、1ミリも知らなかった(汗)
…モーツァルティアン失格ですかね

さて、この映画…正式なタイトルは、『ドン・ジョヴァンニ―天才劇作家とモーツァルトの出会い』といいまして。
イタリア映画みたいです。

このタイトルからも分かるように、この映画は、モーツァルトのオペラの『ドン・ジョヴァンニ』の映画化…ではありません。

数年前にケネス・ブラナー氏が『魔笛』って映画をつくってますが、これはフツーに歌劇の『魔笛』そのものの映画化だったわけですが。
ちなみに、『ドン・ジョヴァンニ』もオペラそのものの映画化作品はあった…と思う(たしか)。

でも、今回の映画はそうではなくて。

モーツァルトのオペラである『ドン・ジョヴァンニ』ができるまでを描いた映画…らしい。

私のイメージだと、ジョセフ・ファインズがシェイクスピアを演じて『ロミオとジュリエット』ができるまでを描いた『恋に落ちたシェイクスピア』みたいな映画…なんでしょーか??

ただ、今回の映画のポイントは、「天才劇作家とモーツァルトの出会い」ってことですね。
…そう、モーツァルトがメインじゃなくて、この映画の主人公は、「天才劇作家」のほうなんです!
モーツァルトはきっと脇役っぽいな。。

…で、天才劇作家って誰??って話ですが。

それは、モーツァルト・ファンのあいだでは超有名なロレンツォ・ダ・ポンテさんという人です。
モーツァルトの数あるオペラの中でも最も有名な作品に数えられる『フィガロの結婚』、『コシ・ファン・トゥッテ』そして『ドン・ジョヴァンニ』は、このダ・ポンテが脚本を書いてて、「ダ・ポンテ三部作」とか呼ばれたりもしてます。

…とまあ、有名な人といえばそうなんですが、でもかなりマニアックですよね(笑)
ダ・ポンテは、誰でも知ってる超有名な歴史上の人物…というわけにはいかないし。

で、公式サイトとかを見てみると、映画は、そのダ・ポンテ自身の人生と『ドン・ジョヴァンニ』の物語を重ね合わせるような感じのストーリーらしい。
つまり、ダ・ポンテ自身がドン・ジョヴァンニのような放蕩者だった…というわけ。
まあ、どうやらダ・ポンテが放蕩者といわれてたのは本当?みたいですが。

ちなみに、しばしばモーツァルト自身も世間一般では放蕩者イメージが強くて、『ドン・ジョヴァンニ』はモーツァルト自身を暗示してる…みたいに言われることもありますが。
…そのあたりの真偽はともかく。

こういうふうに、作者の人生と作品の内容を重ね合わせるストーリー展開。
さっき挙げた『恋に落ちたシェイクスピア』と共通してると思いません??
まだ、こちらの『ドン・ジョヴァンニ』は観たわけではないので、実際どーなのかは分かりませんが。。

ところで、ダ・ポンテは1749年生まれ。
つまり、モーツァルトよりも7つほど年上です。

そして、『ドン・ジョヴァンニ』の初演は1787年。
そのとき、ダ・ポンテは40歳前、モーツァルトは30歳になりたてくらい。

…が、映画の予告編を観ると、ダ・ポンテさん、若いですねー!
ロココな白塗りがちょっと怖いですが。。
30代の放蕩者っていうか、まだちょっと初々しい青年てな感じ。
でもまあ、そのほうが嫌味なく?観られるのかも??

モーツァルト役の俳優さんは、イタリアの方らしいのでちょっとゲルマンぽさに欠ける気もするけど、まあ許容範囲(←何)。
某カメラ・メーカーのCMでモーツァルト役をやってる方みたいなのが理想だったりするんですが、贅沢は言うまい。
とはいえ、モーツァルトがきっともってたに違いない…と私が思う、愛嬌みたいなのがある感じで、いいんじゃないかと。

…しかしぼさぼさのカツラはいただけん!!

たしかに白髪カツラではありますよ。
白髪カツラ…という意味では。

でも、いくらなんでも、アレはないだろー!!…という感じですよ。。
くるくるしてないし、ぼさぼさだし、たってるし…。
なんか、獅子舞を連想してしまった…orz

たしかに、モーツァルトの肖像画の中には、ノリントンみたいなくるくるロールがついてないバージョンのもありますよ。
でも、それだってカールはしてるし、ぼっさぼさにたってるわけじゃないのよー
しかも、どっちかっていうと、ロールなバージョンの肖像画のほうが多いのに!

…ってわけで、地毛バージョンはよかったが、カツラ・バージョンはいただけなかった。。
ロココ時代の映画を作るみなさま、カツラはノリントン提督みたいなのにしてくださいませ。
それでこそ、白髪カツラの素晴らしさが分かるというもの!

それから、もう1つのツッコミ所としては、モーツァルトがフツーにイタリア語喋ってること…って思ったけど、まあそれは実際モーツァルトはイタリア語も話せたし、しかも喋る相手がダ・ポンテだから当然なんですよね。
『ドン・ジョヴァンニ』自体、イタリア語オペラだし。

…っていうか、そうでなくても、ハリウッドの映画なんて、ルイ14世だろーが、サラディンだろーが、何だろーが…みんな当然のように英語を喋ってますからね

もう1つツッコミ。

予告編で、モーツァルトとか『ドン・ジョヴァンニ』とかいいながら、いきなりヴィヴァルディの夏の音楽が流れて、ちょっと面食らいました。

でも、まあイタリア映画だし、モーツァルトが主人公の映画じゃないし、ダ・ポンテはヴェネツィアにいたらしいし、ヴェネツィアっていったらヴィヴァルディだし…不自然というわけでもないのかな。
モーツァルト・ファンとしては、『ドン・ジョヴァンニ』の序曲あたりでいってほしかった気もするけど、こういうのもアリなんでしょう。

以上、印象とツッコミはこのあたりで。

あとは実際に観てみないことには分からないですからねー。
京都は6月公開らしいので、忘れないようにしないと!

とりあえず、ロココな世界に浸れそうなので、楽しみです!

***

遅くなってしまいましたが、4月6日に拍手コメントをくださったrazさま、どうもありがとうございました!
ノリントン情報は更新がとどこおってしまってますが、忘れてるわけじゃないので、また何かと書こうと思います!
楽しみにしてくださってる方がいらっしゃると思うと、書かなきゃ!ってモチベーションがUPします
ありがとうございました。
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17:35 モーツァルト | コメント(0) | トラックバック(0)
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