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ノリントンの袖の謎。

2007/07/24
前の記事で書いたレポート…あのあと何とか無事に完成しました。ホッ…
それと、今日はテストが2つあったんですが、何とかクリアキラ
あとは、ごく簡単なレポート1個とちょっとした課題だけですあ

…とはいえ、まだまだ夏休みが始まるのは先のことなんですが。
8月の初めには、集中講義とかあるんですよね…


まあ、そんなことはちょっとの間忘れて…(←オイ)
今日は、前々から気になってたことを少し書きますね。

何の話かといえば…

袖の話です(笑)



…ノリントンの提督服って素敵ですよねキラ
着てる人がカッコいい…っていうのももちろんありますけど、やっぱり軍服自体のデザインがイイはーと3つ

何がいいって…

まずは色。ネイビーと白と金色の組み合わせは、爽やかかつ上品で◎

それからフロック・コートのシルエットキラ。あの裾の揺れ具合は、完璧に計算されつくしてるに違いありません(笑)

そして…今日のテーマとなる「袖」。
ノリントンの軍服の袖のどこがいいかと言うと、何といってもあの巨大さが…あ
ただ単なる普通の袖口じゃなくて、腕の部分の2倍以上はあるかと思われる巨大な袖口がくっついてるところが、なぜだか好きです

剣を振り回すときに邪魔になるんじゃないか…とか、海図にペンで書き込んだりするときに袖にインクの染みがつくんじゃないか…とか、必要性はないのに布地の無駄遣いじゃないか…とか、ギモンは多々ありますが、それはこの際どうでもいいんです!…見た目に素敵だから(笑)

でも、ずっと気になってたのが…本当に袖は大きかったのか?ということ。

…というのも、ノリントンと同時代に生きたと思われるクック船長の画像をウィキペディアで見たところ…

大きくないですよね?袖は。

で、その当時の海軍のことはよく知らないので、当時の貴族の服装としてどうだったのかを、ちょこっと調べてみました。

18世紀中期ごろに描かれた色々な肖像画や群像画を見る限り、巨大袖:普通袖=2:3くらい?いや…3:5くらい?…とにかく、私が調べたところ(…ってそんなにたくさん見てないですが)では、巨大袖もたしかに存在しますが、普通袖の方が多いような印象でした。



…というわけで、18世紀の巨大袖の画像を集めてみました
どうぞお楽しみください(笑)

神童時代のモーツァルト…これぞ巨大袖の典型

神聖ローマ皇帝ヨーゼフ2世の戴冠式の宴会…拡大して見ると、巨大袖の貴族もちらほら。三角帽、フロック・コート、白髪カツラと三拍子揃ったノリントン・ファッションも堪能できます

ルイ15世…これは…巨大袖なんでしょうか???この肖像画ではちょっと分かりにくいですが、一応。…にしても濃いなぁ…

巨大袖とは全然関係ないですけど、↑を調べてたら、こんな画像も発見ルイ15世の名誉(?)のために…(笑) これを見ると、そんなに悪くない顔ですよね。白タイツだけど…


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22:41 ジェームズ・ノリントン | コメント(5) | トラックバック(0)
コメント
こんばんわ~。

もーう!!pukopukoさんってどうしてこんなに面白い記事を書けるんですかぁ(笑)

「巨大袖」と言う表現にまず爆笑です。

して、ローマ皇帝ウンチャラ宴会の画像!本当に拡大しなきゃ三角帽すら確認できないじゃないですか~(笑)

私の笑いの”ツボ”過ぎます!!

戦い時やインク使用時を気にする辺りもツボなんですが、実際当時の袖はどの程度だったんでしょうね~?

巨大袖だとしたら、事有るごとに腕まくりしなきゃ大変そうです。
決戦時にモゾモゾと腕まくりするノリントン・・・笑。

そうそう、袖の飾りボタンですが・・・。
一度洋上に出ると、凍てつく様な大海原を航海する事も有った船乗り達。
皆さん、寒さのために鼻水を垂らしていたようで、軍服の袖で鼻水を拭いていたそうです。
そのかっこ悪さに見かねた とある提督が、「紳士たるもの鼻水を袖で拭かないように」と、制服の袖にボタンを付ける様に命じたらしいですよ~。どこまで本当なのかは分かりませんが(^_^メ)
こんばんは☆

完璧に計算されつくした裾の揺れ具合・・・巨大袖・・・(笑)

確か・・・
英国海軍に制服規則が制定されたのが1748年
で、その年に登場した制服(将官・佐官・尉官・士官候補生のみ、1767年までのタイプ)の正装&略装が巨大袖☆です(笑)
私の誤訳でなければ・・・"船員の袖"として知られ、18c中期の一般の服に取り入れられた・・・とか。

しかし・・・1774年に制服規則が改定された時には、もう・・・クック船長・ネルソン提督etc...が着ているタイプの袖になって、巨大袖時代は終わっちゃったみたいなんですよね(悲) という事は・・・ノリントンの在世期間(?)も大体絞りこめるかもi-189なんて思ったり(笑)

ニキヤスさんが仰っている話、私も聞いたことあります!袖で拭うことが出来ないようにするためにつけられた、その名残が現代のカフスボタン・・・だそうで。


ルイ15世の名誉のため・・・・爆笑です(*´∀`*)
あの肖像画のあとに、名誉を守るため(←笑)もう一枚の肖像画を用意するとは・・・pukopukoさんイイ人ですね~i-189(笑)



ニキヤス様、こんばんは☆

巨大袖の記事、楽しんでいただけたみたいで何よりです(笑)

決戦時にモゾモゾと腕まくりするノリントン…爆笑ですi-189
上着の巨大袖をまくってみたものの、まだ下に邪魔なひらひらブラウスの袖が…!!って焦ってたり…(笑)

鼻水を袖で拭かないようにボタン…ですか~!
面白いですねi-189
それでふと思いついたんですけど、もしや袖が巨大になったのは、鼻水を拭くために十分なスペースを確保するため!?で、それを防ぐためにボタンをつけるように命じられたあともそれをやめない人が多かったために、便利な(?)巨大袖を廃止したんだったり…(笑)


歌音様、こんばんは☆

18世紀中期の英国海軍の制服が巨大袖だったんですねーi-189
勉強になりますm(._.)m

それにしても、海軍の巨大袖時代は短いですねー。
やっぱり戦うときに邪魔だから廃止されたんでしょうかね?それとも、上に書いたような理由だったり…(笑)
いずれにせよ、巨大袖は素敵なだけにもったいないです。

ルイ15世…さすがにあの肖像画だけで終わっちゃうと可哀想な気がして…(^_^;)
ルイ15世は、歴代フランス国王の中ではわりとましな顔をしてると思うんですが、あの肖像画はやっぱりいただけないですよね…。
こんにちは♪

英国海軍の巨大袖時代・・・かなり短くて残念です(ノДT) "戦うときに邪魔"・・・確かにe-2というか、昔の軍服ってデザインは、とてもステキで良いと思いますが、実際戦うとなると・・・動き難そうなのばかりな気がします(ーAーe-263)
と言いつつも・・・見てる側からだと、動きやすさ<美しさe-266 でイイe-267なんて思ったり(笑)

"十分なスペースを確保・・・"(爆笑)もし本当にそうだったら・・・歴史観が変わっちゃいますよ(笑)特に18cの人々に対する見方が・・・(^_^;)

確かにルイ15世って、歴代の仏国王の中では割と・・・(´∀`;)あの肖像画はちょっと・・・国王の威厳を感じる以前に、"笑い"の方にいってしまいます(^_^;)
歌音様、こんにちは☆

ほんと、昔の服装は、実用面は結構ムシしてそうな感じですよね。戦いの最中にカツラとか帽子とかひらひらとか…その他もろもろはいらないわけで。

でも、実用面での不便さを少々ガマンしつつ、見た目の美しさを優先させるところが素敵ですi-189
しかも歌音様のおっしゃるとおり、見ている側のこちらとしては、20世紀の戦争映画よりは18世紀の華麗な衣装での戦いの方が断然イイi-178です。

「十分なスペースを確保…」、ウケたみたいで(笑)
もしこれが本当だったら、18世紀=優雅・華麗というイメージ崩れちゃいますよねi-229

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