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Les Stentorsの『Voyage en France』特別盤

2013/03/24
最近、ちょっとBLAKEのほうに気をとられてた(?)たので、あんまり触れられてなかったのですが…
こちらも忘れたわけじゃありません。

3月はじめに、フランスのAmazonで買いたい本があったので、ついでにフランスのクラシカルクロスオーバー・グループ、Les Stentorsの1stアルバム『Voyage en France』の特別盤を注文しました↓

Voyage En France (Collectors Edition)Voyage En France (Collectors Edition)
(2012/12/04)
Les Stentors

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特別盤の詳細については、こちらにすでに書きましたが…。

これは、昨年12月にリリースされたもので、通常盤未収録曲4曲加えたCD+DVDの2枚組バージョン。

私は、彼らの1stアルバムは、iTunes Storeですでにダウンロードしていたので、どうしようかな…と迷ったのですが、未収録曲に惹かれて買ってしまいました。

お値段は、Amazon.frで16.33ユーロでした。
送料は、ほかに3点買ったのですが、合計16ユーロでした。
私の場合、このCDはついでだったのですが。

通常盤未収録曲は、以下の4曲↓

・À PARIS (feat. Natasha St Pier)
・JE VIENS DU SUD (feat. Michel Sardou)
・LE CHASSEUR
・BELLE-ÎLE-EN-MER, MARIE-GALANTE


個人的には、「À Paris」は微妙かな…。
ナターシャ・サン=ピエールとのコラボですが、シャンソンって感じのノスタルジックでテンポの速い曲です。

ミシェル・サルドゥとコラボ・バージョンの「Je viens du sud」はなかなかよかったです。
この曲は、Les Stentorsのみが歌うバージョンが通常盤に収録されていて、個人的に好きだったのですが、こちらのコラボ・バージョンも素敵です。
伴奏がより現代的…というか、ポップス的にアレンジしてあって、より軽やかになった印象です。

「Le Chasseur」もまあ普通というか、微妙というか。
わりとノリの良い曲です。

未収録曲で1番美味しかったのは、4曲目の「Belle-Île-en-Mer, Marie-Galante」です!

この曲…オリジナルは、Laurent Voulzyという人が歌っていたそうなのですが、彼は、パリ生まれなものの、グアドループにルーツをもっているのだそう。

それだけでもピンとくるかもしれませんが、この曲のタイトル…。
「Belle-Île-en-Mer」というのは、フランス本土ブルターニュ地方のベル=イル島のこと。
そして「Marie-Galante」というのは、フランスの海外領であるカリブ海に浮かぶグアドループに属するマリー・ガラント島のこと。

この曲にインスパイアされて、2つの島のあいだでは、大西洋横断ヨットレースが行われたり、姉妹都市(姉妹島?)協定が結ばれたりもしたそうですが。

…ともかくも。

この曲は、グアドループのことを歌った曲なんですね。

グアドループといえば!
Les Stentorsで高音を担当するモグリさんは、グアドループ出身。

そういえば、前に載せたインタビューで、セバスティアンさんがこの特別盤リリースについてこんなことを言ってました。

この新しいバージョンのアルバムをリリースしたのは、モグリのおかげなんだ(笑)
アルバムの最初のバージョンでは、僕たちは(曲を)選ばなくてはならなかったし、彼のお気に入りの曲を外さなければならなかった。
それで、彼ががっかりしているようだったから、2番目のバージョンをリリースしなくちゃって話になったんだよ(笑)


これってもしかして…?

アルバム『Voyage en France』は、フランスを旅する…というコンセプトにもとづく曲をあつめたカバー・アルバムで、フランスの各地方のことを歌った曲が収録されていましたが、そういえば通常盤にはフランスがいまだにたくさんもってる海外領のことを歌った曲は1つもなかったんですね。

海外領出身のモグリさんとしては、やっぱり海外領も含めて1つのフランスという国だから、海外領のことを歌った歌も入れてほしかったんじゃないかな…と想像。

ま、それは置いておいたとしても、この曲…とっても軽やかで爽やかで、ハーモニーが美しい素敵な曲です。

他の曲の場合、Les Stentorsは、歌唱スタイルとしてはわりとIL DIVO路線に近くて、いつもはソロ・パート⇒四重唱、クライマックスでは時にマチューさんがテノールのオペラティックな歌唱で叫ぶ…という感じの歌が多い気がするのですが。
それはそれで良いのですが、マチューさんのテノールのオペラティック歌唱が少々硬質?な感じで、ポップス要素を加えたクラシカル・クロスオーバーにしてはちょっととっつきにくさを感じさせるところがあり。

その点、この「Belle-Île-en-Mer Marie-Galante」の場合、南の島が舞台だからか、いい具合に力が抜けているというか、クライマックスが控えめで、四重唱というよりはハーモニー重視のコーラス路線が成功している感じです。

Les Stentorsの場合、声質が似ているようで違うから、他の曲ではあんまりハーモニーが美しい感じはしなかったのですが、意外とこういうハーモニー路線もいけるんだな…と。

ある意味、BLAKE風の感じですね。
BLAKEとは違って、あくまでフランス的だけど。

バリバリの歌唱力というよりは、声そのものの美しさを聴かせてくれるところが良かったと思います。
次のアルバム作るなら、こういう路線ももっと増やしてみてはどうだろう…?

***

さて、特別盤のおまけのDVDの内容は、

・『Voyage en France』の舞台裏
・ミシェル・サルドゥとの旅
・Natasha St Pierとの旅
・Les Coronsビデオクリップ
・Chanson pour l'Augergnatビデオクリップ

です。

まだ1番目のをさらっと見ただけなのですが、メンバー4人のオペラなどの舞台での姿やインタビューなどが収録されています。
願わくは字幕がほしいのだけど…。。

またじっくり見たいと思います。

***

まあ、お値段もお手頃だったし、なかなか買って良かったと思えるアルバムでした。
CD買うほどでもないわ…って方には、iTunes Storeで曲単位のばら売りもありますので、そちらもどうぞ。
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14:06 その他クラシカル・クロスオーバー | コメント(0) | トラックバック(0)
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