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『MI-5』シーズン7、観終わりました。

2013/09/01
このあいだから書いている、リチャード・アーミティッジさん出演のBBCドラマ『MI-5 英国機密諜報部(Spooks)』ですが…。

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ついに、シーズン7の全8話を観終わりました。

基本的には1話完結モノなのですが、1話完結の事件と並行して、6~8話までは、途中から徐々に明らかになっていた二重スパイとロシアの陰謀の事件がようやく明るみに出て、シーズン7のクライマックスを迎えました。

そういうわけで、6~8話は、続きが気になる展開だったので、一気に観てしまいました。

…ちなみに、シーズン7の最終話の第8話は、お約束のクリフハンガー・エンディングなので、そのままシーズン8も観てしまいそうです(汗)
それにしても、『SHERLOCK』といい、このパターン多いな…。

***

さて、その6~8話の感想です。
ネタばれもあるので、ネタばれOKの方のみ、下をどうぞ。

第6話は、ロンドンで国連仲介の中東和平会談が行われる中、何やらヤバそうな武器がネットオークションに出されて…というストーリーでした。

その武器を売りに出していたのが、ディーンという男の子だったのですが、その子とルーカス・ノースのやり取りが見どころでした。

ディーンは、その武器を使った暗殺現場を目撃して、犯人のもっていたリュックと武器を拾ったがために命を狙われるのですが、ルーカスは、そんなディーンを守ろうとするんですよ。

なかなか信頼してくれないディーンと、隠れ家で会話する場面。
ルーカスは、MI-5のエージェントであることは明かしながらも偽名を使っているのですが、「嘘はつきたくない」と自分のことをあまり話さないんですよね。

ディーンを信頼させるために、適当な作り話をしたっていいのに、ディーンに対してあえて正直にあろうとするルーカス。
とりあえずシーズン9での展開は置いておいて、スパイながらルーカスというキャラクターの誠実さを感じました。

そして、第6話のラストでは、事件は無事解決するのですが、いろいろと知りすぎたディーンは、命を狙われてしまいます。

ルーカスたちMI-5は、ディーンに、母親とともにスペインで新たなIDで別人として安全に暮らすよう求めるのですが、まだ純粋で事の重大さが分かっていないディーンは、せっかく信頼関係を築いていたルーカスにも裏切られたように感じて、反発してしまいます。

そのせいで、悲劇的なラストを迎えるのですが、そのときのルーカス=RAさんの表情といったら…!
少し長めに映し出されるのですが、ほんとに言葉はいりません。

このドラマのシリーズ、毎回、MI-5の捜査チームのメンバーの誰かに焦点をあてながら、事件が展開するのですが、その中で、冷静沈着・冷酷無情でいなくてはならない彼らの心を揺り動かす出来事がいろいろと起こるんですよね。

別のエピソードでは、同僚のベンが潜入捜査で知り合った、まだ若い自爆テロ犯の死にショックを受ける場面で、ルーカスがベンを慰めていたのですが、今度はルーカスがショックを受ける番でした。

***

ところで、この第6話では、ルーカスが車を運転する場面がしばしば出てきます。

たしか、最初にディーンの家に向かったときは、レクサス。
ディーンの家から逃げるときは、たぶんその辺に路駐してあった車を借りたようで、ショッピングセンターについてから、仲間がもってきてくれた別の車に乗り換えるのですが、そのときのセリフが、「高級車だぞ(英語では、アップグレードしたぞ…とか何とか言ってました)」(笑)
それで、乗った車は…なんだったかな、アウディだったかな。

最初の車がルーカスの私用車なのかどうかは不明ですが、このドラマ…いつも高級車が出てきます。
MI-5は、金持ちなのか?

***

さてさて、第7話と第8話は、クライマックスで、ついに二重スパイの正体とロシアの驚くべき陰謀が明らかになります。

…っていうか、このあいだも書いた気がするけど、このドラマ、実在の国名を出して、こんなに悪く描いて、苦情はこないんだろうか…。
第8話なんて、ロシアがイギリスに小型核爆弾を仕掛ける計画を実行しようとしてる…っていう設定でしたからね。。

冷戦は終わったというのに、シーズン7をとおして、ロシアの描かれ方のすごさ。
国家とは関係なく、一部のはねっかえり的テロ集団がやってる…って設定ならともかく、このドラマでは、フツーに国家規模で陰謀をたくらんでる…ってことになってますからね。

…で、第7話。

第7話は、ビビりの私には、ちょっと怖い殺人シーンが出てきました。
レギュラーメンバーの1人が殺されたので、何度も何度も映し出されるので、痛々しくて怖かった…。
流血シーンが苦手な方は要注意です。

第7話では、ルーカスたちの上司ハリーが二重スパイに仕立てあげられてしまうのですが、ほんとの二重スパイは、コニーでした。

コニーは、一度すでに疑われてて、でもすでに亡くなってるヒューゴのテープのおかげで疑いを晴らしていたはずだったのですが、結局コニーだった…というオチ。
コニーは、年配の女性捜査官で、一見そんな大それたことをしそうには見えないのですが、同僚に対する仕打ちといい、冷酷な女スパイだったようです。

でも、第7話の最後で正体がばれて捕まったコニーは、第8話では、核爆弾テロを防ぐために、自分の身の安全の保障と引き換えに、ふたたびMI-5のチームと協力します。

時間がないからと、核爆弾の処理も1人でしてしまうのですが、やったことはひどいけど、何気にスゴイ人だったんですね…。
シーズン7では、さほど活躍してるようでもなかったので、そんな能力をもってる設定だったとは…。

…で、結局、その爆弾は、解除した人が犠牲にならないといけない仕組みになっていたので、コニーは、覚悟の死を選ぶわけで。
国を裏切った彼女でしたが、最後は、国というかそこに住む人びとのために死ぬことで、自分がやったことを償おうとした…ということなんでしょうね。

コニーというキャラクターには、まだ救いのあるラストでした。

***

しかし、まだよく分からない部分がいくつか。

・古本屋さんになっていた、これまた裏切り者の元捜査官バーナードはどうなったのか?

・バーナードは、最初、なぜあえてコニーに疑いが向くように仕向けたのか?一度疑わせておいて、疑いを晴らすことで油断させるため?

・ヒューゴが残した、コニーは無実…というテープは?ヒューゴは、コニーの裏切りを知らなかったのか?

・コニーは、シュガーホース計画をどこから知ったのか?やっぱりヒューゴ?コニーとヒューゴは共犯?それともコニーがヒューゴを利用しただけ?

・コニーは、なぜベンを殺したのか?あの場面では、別にベンを殺さなくても、閉じ込めておくとか、別の方法もあっただろうに…。どうせ、他のメンバーにもすぐばれてるので、ベンを口封じしても仕方ないよね。

・コニーが最後にルーカスに言った、ルーカスをロシアに売ったのは自分…というのは本当のことなのか?ルーカスがハリーのことを心の中で責めているのを知っていて、彼を責めないように、あえて言った?

…他にもあった気がするけど、こんなところで。

シーズン8を見たら解決する問題もあるのかな?

***

ところで、ルーカスはというと、第7話では、ハリーに頼まれて、単身モスクワにとんでました。

怪しげなバーでは、ちょっと気まずそうでしたね。
ルーカスというか、RAさんが?(笑)

第8話では、ロンドンに帰ってきて、ロスとともにコニーを連れて、コニーが重要な文書を隠した駅へ地下ルートで向かいながら、FSBの刺客と戦ってました。

わき腹?を負傷しながらも、ロスとコニーを逃がすため、なにやらいろいろ持ち出してました。
でも、途中、とりだしてきたNATO支給のなんちゃら…っていう武器は、なんかすごい秘密兵器かと思いきや、ほとんど役に立たなかったね…。

危うく殺されるところで、ハリーがロシア側に手をまわしたことで助かって、よかった、よかった。

***

…と、まあシーズン7は、こんな感じで観終わりました。

よくもまあ、こんな頻繁にテロ計画やら核爆弾計画やらがあるって設定になるな…という、ツッコミどころは満載ですが…。
ま、フィクションなので。

時事問題をうまくからめて虚実織り交ぜながら、どシリアスでテンポの速いドラマに仕上がっていて、観る側を飽きさせず、最後まで緊張感を保ちながらストーリーが展開していくので、なかなかおもしろかったです。

そして、ルーカス・ノースが美しいです。

とりあえず、次のシーズン8も、まだ安心して観られそうなので、ちょっとずつまた観たいと思います。

…っていうか、そもそもクリフハンガーだから、観ないわけにいかないよ。
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17:32 リチャード・アーミティッジ | コメント(0) | トラックバック(0)
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