『SHERLOCK』シーズン2を観ました。
2013/09/08
今話題のベネディクト・カンバーバッチさん主演の『SHERLOCK』。
ずいぶん前から、友人からその魅力を聞いていたものの、BSに加入していないために観られず、ついにシーズン1がNHK総合で放送されたのを観たあと、シーズン2は放送されないもんで、そのままになっていました。
…が、このほどリチャード・アーミティッジさん出演の『MI-5』を観るためにHuluに登録したら、ちょうど『SHERLOCK』もあったので、ついでに?そっちも観ることに。
というわけで、『SHERLOCK』シーズン2の全3話を観ました。
…で、感想書こうと思いながら、後回しになってて、ほんのり忘れつつあるので、ざっくり書くことにします。
以下、ネタばれあります!!
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ずいぶん前から、友人からその魅力を聞いていたものの、BSに加入していないために観られず、ついにシーズン1がNHK総合で放送されたのを観たあと、シーズン2は放送されないもんで、そのままになっていました。
…が、このほどリチャード・アーミティッジさん出演の『MI-5』を観るためにHuluに登録したら、ちょうど『SHERLOCK』もあったので、ついでに?そっちも観ることに。
というわけで、『SHERLOCK』シーズン2の全3話を観ました。
…で、感想書こうと思いながら、後回しになってて、ほんのり忘れつつあるので、ざっくり書くことにします。
以下、ネタばれあります!!
あくまでざっくり…。
ちょっと忘れつつあるので、間違ってるところがあるかもですが、ご容赦を。
世間ですごい話題の『SHERLOCK』。
シーズン1を観たときは、たしかにおもしろかったけど、正直、私は、そこまでハマらなかった。
…で、シーズン2を観た今…。
やっぱりそこまでハマらなかったけど、じわじわ魅力を実感してる…気がする。
何が魅力って、まあストーリーもいいんだけど、個人的には、キャラとキャストが良いと思う。
シャーロック、ジョン、レストレード、ハドソンさん、モリー、マイクロフト、それからもちろんモリアーティ…。
みんな濃いなぁ…(笑)
これは私個人の意見だけど、良い映画、良いドラマは、何よりもまず、登場人物のキャラがそれぞれ立ってて、それを演じる俳優さんが良いと思う。
ストーリーがかなり破綻していた(と私には思える)PotCの2作目、3作目も、キャラクターの魅力ゆえ、それなりに魅力のある映画になっていたと思う。
もちろん『SHERLOCK』は、PotCみたいにストーリーが破綻してるわけではなく、むしろ巧妙に練り上げられてると思うのだけど、そんなストーリーの良さを、登場人物の魅力がさらに引きたててるというか。
まあ、理屈は抜きにして、キャラが濃いドラマは、突っ込みどころも満載で、何度観ても楽しめるというわけ(笑)
個人的には、個々の事件の顛末よりも、そういうキャラクターのあれこれが印象に残るドラマだと思う。
それに、なんといってもセリフが良いし。
早口で、字幕ですら、時々ついていけないくらいだけど。
イギリス流のブラックユーモアやジョーク満載のウィットに富んだ会話。
そこがおもしろい。
そういえば、たまたまかもしれないけど、私が観たイギリス映画は、セリフが良いものが多い気がする。
***
ちなみに、シーズン2まで観終わって、私のツボにはまったキャラは、大人気のバッチさんのシャーロックでもなく、ビルボ=ジョンでもなく、シャーロックの兄ちゃん、マイクロフト。
…なぜか、ああいうキャラに弱い私(笑)
シーズン2の第1話では、バッキンガム宮殿?での弟とのやりとりが笑えた。
…あの兄弟関係がツボ。
仲が悪いようで、悪くないというか。
辛辣なやりとりが何とも言えない(笑)
あと、関係ないけど、王室ネタ?はさすがイギリス…って感じ。
『Spooks』でもそうだけど、容赦ないね…イギリスのドラマは。
第2話では、登場シーンは少なかったけど、シャーロックがバスカヴィル研究所に入るために、マイクロフトの身分証を勝手にもちだして使ってる場面が良かった。
そのことはもちろんマイクロフトに伝わるんだけど、すかさず携帯で弟に「何やってるんだ?」的なメールを送ってるところが(笑)
それに対して、バレるまで20分と見込んでたシャーロックが、実際にマイクロフトからの連絡がそれよりちょっと遅かったことにしっかりコメントしてるところとか。
なんだかんだでお互いをよく分かってるというか(笑)
あと、第3話だったっけ?
ジョンを呼び出すのに、ジョンの銀行口座?にわざわざ細工してるとこが笑えた。
ジョンがお金を引き出そうと思ったら、引き出せなくて、かわりにマイクロフトからのメッセージが…的な。
政府の要人らしいのに、子供っぽいとこがね(笑)
それに、なんだかんだでシャーロックのことを心配してるところも良かった。
本人もひねくれてるし、弟もひねくれてるけど、なんだかんだで良い兄弟じゃないか(笑)
***
…と、マイクロフトのことはこのあたりにしておいて。
シーズン2は、シャーロックとジョンの関係がますます強く怪しくなっていくところが良かったですね。
第2話なんかでは、ちょっと喧嘩したりして、でもそういう出来事を経て、ジョンのことを友人だと認めるシャーロック。
第3話での、シャーロックにすべての疑いが向くようにモリアーティが仕組んだときでも、ジョンがシャーロックのことを信頼していて。
第3話ラストの墓場の場面はウルウルしましたね。
まあ、あのままでは終わらないわけで、シーズン3に続いてるわけだけど。
シャーロックも、どんどん人間らしく?変化していくところが見どころだったのかな。
他人の感情に無頓着で、不用意に人を傷つけてしまっていた彼だけど。
第3話のラストでは、結局、大切だと認識するようになった人たちを守るために、ああいう道を選んだ…ってことなんだよね?
モリーに対しても、第1話ではまだ冷たい言葉を投げつけて傷つけてしまってたわけで。
でも、第3話では、モリーを頼ることになるんですね。
…っていうか、モリー…サエないかもしれないけど、良い人だ。
シャーロックの良き理解者ですね。
でも、シャーロックがモリーに一体何を頼んだのかは、まだ明らかにされてなくて、それがラストの謎に結びつくのかなと。
あのあとモリーは出てこなかったもんね。
***
それで、あのラストですよ。
あれでシーズン2終わり…おまけに『ホビット』撮影の都合もあって、しばらく宙ぶらりんのまま放置って。
シーズン3を熱烈に待ってる人は多いことでしょう。
私も、確実にその1人だな(笑)
ちょっと忘れつつあるので、間違ってるところがあるかもですが、ご容赦を。
世間ですごい話題の『SHERLOCK』。
シーズン1を観たときは、たしかにおもしろかったけど、正直、私は、そこまでハマらなかった。
…で、シーズン2を観た今…。
やっぱりそこまでハマらなかったけど、じわじわ魅力を実感してる…気がする。
何が魅力って、まあストーリーもいいんだけど、個人的には、キャラとキャストが良いと思う。
シャーロック、ジョン、レストレード、ハドソンさん、モリー、マイクロフト、それからもちろんモリアーティ…。
みんな濃いなぁ…(笑)
これは私個人の意見だけど、良い映画、良いドラマは、何よりもまず、登場人物のキャラがそれぞれ立ってて、それを演じる俳優さんが良いと思う。
ストーリーがかなり破綻していた(と私には思える)PotCの2作目、3作目も、キャラクターの魅力ゆえ、それなりに魅力のある映画になっていたと思う。
もちろん『SHERLOCK』は、PotCみたいにストーリーが破綻してるわけではなく、むしろ巧妙に練り上げられてると思うのだけど、そんなストーリーの良さを、登場人物の魅力がさらに引きたててるというか。
まあ、理屈は抜きにして、キャラが濃いドラマは、突っ込みどころも満載で、何度観ても楽しめるというわけ(笑)
個人的には、個々の事件の顛末よりも、そういうキャラクターのあれこれが印象に残るドラマだと思う。
それに、なんといってもセリフが良いし。
早口で、字幕ですら、時々ついていけないくらいだけど。
イギリス流のブラックユーモアやジョーク満載のウィットに富んだ会話。
そこがおもしろい。
そういえば、たまたまかもしれないけど、私が観たイギリス映画は、セリフが良いものが多い気がする。
***
ちなみに、シーズン2まで観終わって、私のツボにはまったキャラは、大人気のバッチさんのシャーロックでもなく、ビルボ=ジョンでもなく、シャーロックの兄ちゃん、マイクロフト。
…なぜか、ああいうキャラに弱い私(笑)
シーズン2の第1話では、バッキンガム宮殿?での弟とのやりとりが笑えた。
…あの兄弟関係がツボ。
仲が悪いようで、悪くないというか。
辛辣なやりとりが何とも言えない(笑)
あと、関係ないけど、王室ネタ?はさすがイギリス…って感じ。
『Spooks』でもそうだけど、容赦ないね…イギリスのドラマは。
第2話では、登場シーンは少なかったけど、シャーロックがバスカヴィル研究所に入るために、マイクロフトの身分証を勝手にもちだして使ってる場面が良かった。
そのことはもちろんマイクロフトに伝わるんだけど、すかさず携帯で弟に「何やってるんだ?」的なメールを送ってるところが(笑)
それに対して、バレるまで20分と見込んでたシャーロックが、実際にマイクロフトからの連絡がそれよりちょっと遅かったことにしっかりコメントしてるところとか。
なんだかんだでお互いをよく分かってるというか(笑)
あと、第3話だったっけ?
ジョンを呼び出すのに、ジョンの銀行口座?にわざわざ細工してるとこが笑えた。
ジョンがお金を引き出そうと思ったら、引き出せなくて、かわりにマイクロフトからのメッセージが…的な。
政府の要人らしいのに、子供っぽいとこがね(笑)
それに、なんだかんだでシャーロックのことを心配してるところも良かった。
本人もひねくれてるし、弟もひねくれてるけど、なんだかんだで良い兄弟じゃないか(笑)
***
…と、マイクロフトのことはこのあたりにしておいて。
シーズン2は、シャーロックとジョンの関係がますます強く
第2話なんかでは、ちょっと喧嘩したりして、でもそういう出来事を経て、ジョンのことを友人だと認めるシャーロック。
第3話での、シャーロックにすべての疑いが向くようにモリアーティが仕組んだときでも、ジョンがシャーロックのことを信頼していて。
第3話ラストの墓場の場面はウルウルしましたね。
まあ、あのままでは終わらないわけで、シーズン3に続いてるわけだけど。
シャーロックも、どんどん人間らしく?変化していくところが見どころだったのかな。
他人の感情に無頓着で、不用意に人を傷つけてしまっていた彼だけど。
第3話のラストでは、結局、大切だと認識するようになった人たちを守るために、ああいう道を選んだ…ってことなんだよね?
モリーに対しても、第1話ではまだ冷たい言葉を投げつけて傷つけてしまってたわけで。
でも、第3話では、モリーを頼ることになるんですね。
…っていうか、モリー…サエないかもしれないけど、良い人だ。
シャーロックの良き理解者ですね。
でも、シャーロックがモリーに一体何を頼んだのかは、まだ明らかにされてなくて、それがラストの謎に結びつくのかなと。
あのあとモリーは出てこなかったもんね。
***
それで、あのラストですよ。
あれでシーズン2終わり…おまけに『ホビット』撮影の都合もあって、しばらく宙ぶらりんのまま放置って。
シーズン3を熱烈に待ってる人は多いことでしょう。
私も、確実にその1人だな(笑)
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マイクロフトはシャーロックいわく「兄は政府そのもの」だそうで、結局お互い一目置きあっているのでしょうね(笑)
私はアイリーン・アドラーもとても気に入りました。
レストレードも大好きです。
しかし、はなれ山の奥でもしもかのドラゴンが
「たいくつだ・・・」と言いだし、
マーティンが
「そんなとこにもぐりこんでるのが悪いんだ。きみがまだそこを動かないつもりなら、僕はトーリンに乗り換えるけどいいんだね?」
とか口走りだしたらどうしましょう(笑)
そしてマーティンがいきなりブローニングを懐から出して
竜の腹の、あの弱点をズドンと打ち抜いてしまったら
いったいバルドはどうするでしょうか?
・・・疲れてくるとそういう妄想が暴走しだします。(笑)
マイクロフト役の俳優さんは多彩みたいですね。
それにしても、マイクロフトが本当のところ、一体どんな肩書をもっているのかが気になります(笑)
政府の裏側に顔がききそうだから、諜報機関か何かの関係なんでしょうかね。
そのくせ、プロのスパイは信用できん…とか言ってるところが可笑しいです(笑)
アイリーン・アドラーもよかったですね。
なかなかインパクトがあったし、シャーロックとの関係も絶妙でした。
ホビットでは同じコンビが見られて、おまけに会話まで交わすわけですから、妄想も膨らみますね(笑)
シャーロックは狡猾ではないですが、頭脳派なところはスマウグと共通?しているし、ジョンもビルボも、一見したところ素朴で普通の人(ホビット)で巻き込まれ気味なタイプだけど実は勇気がある…というところが共通していると言えるでしょうか。
ホビットで、『SHERLOCK』へのオマージュ的なセリフが見られたりしたらおもしろいんですけど(笑)