ロココ衣装展レポート♪
2007/08/12
今日は、昨日の記事で予告していた「麗しの
ロココ衣装展」のレポートを書こうと思います


この展覧会は、以前の記事にも書きましたが、「神戸ファッション美術館」というところで、10月9日まで開催されているものです。場所が六甲アイランドということで、若干行きにくい…というか行くのに時間がかかるんですが、18世紀好き&ロココ・ファッション好きとしては見逃せない展覧会なので、神戸旅行のメイン・イベントとして見てまいりました
…というわけで、さっそく展覧会のレポを
この美術館では、特別展であるロココ衣装展のチケットで、常設展も観ることができます。そういうことで、美術館に入ると、まずは常設展の展示室がありました。
常設展の展示室は2室。
まず最初の部屋では、ナポレオン1世が戴冠式で身につけた衣装のレプリカがお出迎えしてくれます
個人的には、ナポレオン時代の衣装はあまり好きではないのですが、あまりのゴージャスさにまじまじと観察
長い期間をかけてフランスの職人さんなどによって作られたというこの復元品…細部まで丁寧に作られていて、見ものでした。
それと、歴代フランス王のマントでもそうなんですが、このナポレオン1世の衣装にも白テンの毛皮が使われています。ショックだったのが、この衣装1着を作るのに、なんと1000匹の白テンの毛皮が使われているということ…。ダヴィッドの絵だと、后のジョゼフィーヌのマントが分かりやすいと思いますが、この白い毛皮の中の黒いブチブチ1個1個が、白テンのしっぽ!!!豪華な衣装のためとはいえ、哀れすぎる…
このナポレオンの衣装の他にも、ジョゼフィーヌの足元にあるクッションもありましたが、実はこのクッションやナポレオンのマントの表側に描かれている刺繍の模様は、ミツバチだったんですね。そうとは知らなかったので、ちょっと意外でびっくり
常設展最初の部屋には、このほか、世界の民族衣装を分類した展示や、色をテーマにした様々な衣装の展示、エジプトから近代ヨーロッパにいたる女性の衣装の変遷を絵と文章で描いた本の展示などがありました。
展示されている衣装は、主にアジアの民族衣装からクレージュやピエール・カルダン(だっけ?)のドレスまで、いろいろあって面白かったです。
常設展の2室目には、まず、素材をテーマにした様々な衣装や布地の展示がありました。日本の着物も含めて、麻や絹、アルミやプラスチックにいたるまで、多種多様な素材を使った衣装が展示されていました。
それから、18世紀から19世紀ごろの扇が、ケースの中にたくさん展示されていました。象牙や貝でできた骨の部分に、レースのような透かし模様が入っていたりして、まさに芸術品
という感じでした。
そして、ヨーロッパの昔の衣装好きにとってたまらないのが、目で見る服飾史の年表になった展示
18世紀から現代にいたるまでの、主として女性の衣装が時代順に展示されていました。18世紀はもちろんロココ衣装
これは、女性の衣装だけでなく、男性の衣装も展示されていて、私としては嬉しかったです
横広がりの18世紀のドレスに始まって、全体がふくらんでいくクリノリン・スタイルのドレス、後ろだけがふくらむバッスル・スタイルへと変わっていく様子を、目で見て実感できる展示でした。
ただ、18世紀以前の衣装がなかったのが、ちょっと寂しいところ…。復元品でいいから、古代や中世の衣装も見てみたかったです
常設展示が終わると、いよいよロココ衣装の展示です
ロココ衣装は、貴族の邸宅、盛装舞踏会、パリ郊外への散歩…という3つの場面をあらわした3つの部屋に展示されていました。しかも、それぞれの展示にちょっとしたシチュエーションがついていました。舞踏会で女性が男性につれなくしてる場面とか、「どうして誘ってくれないの!」と女性が怒っている(?)場面とかあって、なかなか面白かったです
展示されているロココ衣装は、全部で30点くらい…だったかな?
そのうち多くは女性のドレスでしたが、男性の衣装も結構たくさんありました。
もちろんドレスもキレイで憧れるんですが、ノリントン好きの私としては、やっぱり男性用衣装に目がいっちゃいましたね…(笑)
それぞれの衣装は、マネキンに着せられており、ちゃんとカツラもかぶっていました。
ただ、このカツラ…本物ではない…のかな?
私が見た感じでは、髪型はちゃんとセットしてあってそれらしいんですが、カツラの素材がどうも違うような…?
実際に馬の毛で作ったというよりは、展示用に何か別の素材で作ってある感じがしました。
…とはいえ、これは私が見た印象なので、もしかすると本物の素材で作ってあったのかも…。
ところで、このカツラ。
女性のマネキンのカツラは、色々な髪形にセットされていましたが、男性のマネキンは、そろって3つ巻きカールのグレーのカツラ(ポスターの写真に出ているもの)でした。
ノリントン・ファンとしては、1つ巻きや2つ巻きも見てみたいところ…。
でも、まあ…黒いリボンで結んでたのでよしとしましょう(笑)
今回の展覧会で展示されていたロココ衣装の多くは、「ローブ・ア・ラ・フランセーズ」と呼ばれる女性用のドレスでした。これは、ポスターの写真の女性が着ているような、いわゆるメジャーなロココ時代のドレスです。POTC1作目のノリントン昇進式とかラスト・シーンでエリザベスが着てたのも、こんな感じのドレスでしたよね?
何でも、後ろが襟から裾まで続く箱ひだになっているのが特徴らしいです。コレはまったく知りませんでした。ドレスの後ろ姿なんて、めったに見ることないですもんね
そういえば、エリザベスのドレスはこの箱ひだになっていたんでしょうか?私はまだ確認していないんですが、またDVDでチェックしようと思います。
ローブ・ア・ラ・フランセーズのほかにも、「ローブ・ア・ラングレーズ」や「ローブ・ア・ラ・ポロネーズ」と呼ばれる、もう少し活動的な衣装もありました。
これらのロココ時代のドレスを見て思ったのが、思ったよりも派手じゃないな、ということ。
ロココ=マリー・アントワネット=派手…みたいな思考にとかくなりがちですが、どのドレスも、小花柄だったりリボンがついていたりと、派手というよりはラブリー系な感じ
色も、そんなに派手という印象ではなく、パステル・カラーやシックな濃い色など、わりと控えめ…。
カツラは…まあ、派手でしょうね
女性用カツラで思い出したんですが、モーツァルト一家の肖像画で、モーツァルトの姉のナンネルが、巨大化したカツラの周囲をリボンでぐるりと巻く…というなんとも荒っぽい飾りつけ(?)をしてるんですよね。この肖像画を見たとき、こんな髪型アリ!?とか思ったものですが、実際、今回の展覧会にもこの髪型をしたマネキンがありました…(笑)
男性用衣装については、「アビ・ア・ラ・フランセーズ」と呼ばれる典型的なロココ・スタイルの衣装が展示されていました。
コートの色も、総督が着てたようなグリーンのものから、くすんだブルー・グレー、濃い茶色…などなどカラフルでした。
以前、『モーツァルト最後の年』という本を読んだときに、モーツァルトの遺品目録というのが載っていて、そこに衣服についての記述もあったんですが、18世紀の男性はほんとにカラフルな衣装を着てますよね
特に、衣服の色や模様なんかは、流行をチェックしなければならなかったみたいだし、カツラから靴まで…18世紀の男性は、ファッションに心をくだいてたんですねぇ…しみじみ。
おっと、話がそれました。
男性衣装の印象はというと、なんといっても刺繍が豪華
でした。
ポスターの写真でもお分かりかと思いますが、袖口やポケットのまわりなど…そこらじゅうに豪華な刺繍が施されていました。
そのうえ、生地自体にも地模様が入ってたりなんかして、近づいて見ると、その凝り具合を実感しました。
それから、ボタン。
コレもものすご~く凝ったデザインになってました。
再びモーツァルトの話になりますが、モーツァルトもボタンには多大なるこだわりを持っていたみたいです。
それと、ノリントン・ファンとしては絶対に(?)はずせないのが、コートの裾
もちろんチェックしましたよ(笑)
マネキンは歩いてくれないので、揺れ具合までは確認できませんでしたが、やっぱりロココの男性衣装の魅力は、後姿ですよね~
もちろん前も素敵ですが
、なにがいいって、後ろのウエスト部分の切り替え(?)が下がり気味になってるところが好きなんです
それによって優雅で美しい後姿になってる…と思うのは私だけ???
そうそう、男性衣装の中には、ちゃんとした盛装だけじゃなく、部屋の中での姿っぽいのもありました。
映画の『カサノバ』を観た方はご存知だと思いますが、ドレス・シャツに半ズボン…というスタイル。POTCでも、スパロウさんがそんな格好をしてましたね。ただ、展覧会の展示の場合は、その上からベストを着てました。
こういうカジュアル(?)な衣装のマネキンの髪型が、どうやら地毛らしく短髪になってたのも興味深かったです(笑)
ノリントンも自宅ではこんなゆる~い格好をしてたんでしょうか???
う~ん…見たくないような、見たいような…
そういえば、これらの衣装、この神戸ファッション美術館が所蔵してるみたいですね
展覧会に実際に行く前は、復元品の展示なのかと思ってたんですが、特に復元品とは書いてなかったので、どうやら18世紀のオリジナルだったようです、多分。
18世紀っていうと、200年以上前になるわけですが、大して古びた感じもしなくて、とても美しい衣装の数々でした。
それで気になったんですけど、こういう衣装ってどうやって保存されてたんでしょうね?
考えたら、日本でも江戸時代の着物とか残ってるわけだから、残ってるのは当然なのかもしれないですが
、ちょっとその辺が気になりました。
しかも、どれも貴族の衣装なわけですから、これらの衣装は、実際に18世紀の貴族の人たちが着てたんですよね?
18世紀好きとしては、どんな人が着てたんだろう…っていうのも気になるところだったので、その辺の情報なんかもあったらよかったかな~と思いました。
展覧会の感想は、こんな感じですかね。
ちなみに、衣装を着せてあるマネキン…それぞれに顔や表情も違って、なかなか素敵でした。特に、男性ロココ衣装をまとったマネキンは、なかなか美形で…
これらの衣装の一部は、展覧会の公式サイトで見ることができます。
ポスターの画面をスクロールすると、展示室の様子の写真がアップされてます。
興味のある方はぜひご覧になってみてください
この写真の左下のブルーのドレスの女性の髪形が、上に書いたモーツァルトの姉の髪型に似たタイプのものです。
男性マネキン…なかなか素敵ですよね
ピンクの巨大カツラは…ちょっとどうかと思いますけどね
まあ、好みの問題ということで
それから、美術館のトップページにも、ロココ衣装展の写真がアップされてます
こちらは男性と女性のツーショット。
この男性衣装はかなり大きかった気がします。
ノリントンみたいな長身の男性が着てたんでしょうか?
ちなみに背後に写っている女性マネキンのカツラは、有名な船つきカツラ仕様になってます。
肩がこりそうな代物ですよねぇ…
ファッションのためなら少々の不便や苦しみはガマン…???
おそるべし、ロココ(笑)

…というわけで、さっそく展覧会のレポを

この美術館では、特別展であるロココ衣装展のチケットで、常設展も観ることができます。そういうことで、美術館に入ると、まずは常設展の展示室がありました。
常設展の展示室は2室。
まず最初の部屋では、ナポレオン1世が戴冠式で身につけた衣装のレプリカがお出迎えしてくれます

個人的には、ナポレオン時代の衣装はあまり好きではないのですが、あまりのゴージャスさにまじまじと観察

長い期間をかけてフランスの職人さんなどによって作られたというこの復元品…細部まで丁寧に作られていて、見ものでした。
それと、歴代フランス王のマントでもそうなんですが、このナポレオン1世の衣装にも白テンの毛皮が使われています。ショックだったのが、この衣装1着を作るのに、なんと1000匹の白テンの毛皮が使われているということ…。ダヴィッドの絵だと、后のジョゼフィーヌのマントが分かりやすいと思いますが、この白い毛皮の中の黒いブチブチ1個1個が、白テンのしっぽ!!!豪華な衣装のためとはいえ、哀れすぎる…

このナポレオンの衣装の他にも、ジョゼフィーヌの足元にあるクッションもありましたが、実はこのクッションやナポレオンのマントの表側に描かれている刺繍の模様は、ミツバチだったんですね。そうとは知らなかったので、ちょっと意外でびっくり

常設展最初の部屋には、このほか、世界の民族衣装を分類した展示や、色をテーマにした様々な衣装の展示、エジプトから近代ヨーロッパにいたる女性の衣装の変遷を絵と文章で描いた本の展示などがありました。
展示されている衣装は、主にアジアの民族衣装からクレージュやピエール・カルダン(だっけ?)のドレスまで、いろいろあって面白かったです。
常設展の2室目には、まず、素材をテーマにした様々な衣装や布地の展示がありました。日本の着物も含めて、麻や絹、アルミやプラスチックにいたるまで、多種多様な素材を使った衣装が展示されていました。
それから、18世紀から19世紀ごろの扇が、ケースの中にたくさん展示されていました。象牙や貝でできた骨の部分に、レースのような透かし模様が入っていたりして、まさに芸術品

そして、ヨーロッパの昔の衣装好きにとってたまらないのが、目で見る服飾史の年表になった展示

18世紀から現代にいたるまでの、主として女性の衣装が時代順に展示されていました。18世紀はもちろんロココ衣装


横広がりの18世紀のドレスに始まって、全体がふくらんでいくクリノリン・スタイルのドレス、後ろだけがふくらむバッスル・スタイルへと変わっていく様子を、目で見て実感できる展示でした。
ただ、18世紀以前の衣装がなかったのが、ちょっと寂しいところ…。復元品でいいから、古代や中世の衣装も見てみたかったです

常設展示が終わると、いよいよロココ衣装の展示です

ロココ衣装は、貴族の邸宅、盛装舞踏会、パリ郊外への散歩…という3つの場面をあらわした3つの部屋に展示されていました。しかも、それぞれの展示にちょっとしたシチュエーションがついていました。舞踏会で女性が男性につれなくしてる場面とか、「どうして誘ってくれないの!」と女性が怒っている(?)場面とかあって、なかなか面白かったです

展示されているロココ衣装は、全部で30点くらい…だったかな?
そのうち多くは女性のドレスでしたが、男性の衣装も結構たくさんありました。
もちろんドレスもキレイで憧れるんですが、ノリントン好きの私としては、やっぱり男性用衣装に目がいっちゃいましたね…(笑)
それぞれの衣装は、マネキンに着せられており、ちゃんとカツラもかぶっていました。
ただ、このカツラ…本物ではない…のかな?
私が見た感じでは、髪型はちゃんとセットしてあってそれらしいんですが、カツラの素材がどうも違うような…?
実際に馬の毛で作ったというよりは、展示用に何か別の素材で作ってある感じがしました。
…とはいえ、これは私が見た印象なので、もしかすると本物の素材で作ってあったのかも…。
ところで、このカツラ。
女性のマネキンのカツラは、色々な髪形にセットされていましたが、男性のマネキンは、そろって3つ巻きカールのグレーのカツラ(ポスターの写真に出ているもの)でした。
ノリントン・ファンとしては、1つ巻きや2つ巻きも見てみたいところ…。
でも、まあ…黒いリボンで結んでたのでよしとしましょう(笑)
今回の展覧会で展示されていたロココ衣装の多くは、「ローブ・ア・ラ・フランセーズ」と呼ばれる女性用のドレスでした。これは、ポスターの写真の女性が着ているような、いわゆるメジャーなロココ時代のドレスです。POTC1作目のノリントン昇進式とかラスト・シーンでエリザベスが着てたのも、こんな感じのドレスでしたよね?
何でも、後ろが襟から裾まで続く箱ひだになっているのが特徴らしいです。コレはまったく知りませんでした。ドレスの後ろ姿なんて、めったに見ることないですもんね

そういえば、エリザベスのドレスはこの箱ひだになっていたんでしょうか?私はまだ確認していないんですが、またDVDでチェックしようと思います。
ローブ・ア・ラ・フランセーズのほかにも、「ローブ・ア・ラングレーズ」や「ローブ・ア・ラ・ポロネーズ」と呼ばれる、もう少し活動的な衣装もありました。
これらのロココ時代のドレスを見て思ったのが、思ったよりも派手じゃないな、ということ。
ロココ=マリー・アントワネット=派手…みたいな思考にとかくなりがちですが、どのドレスも、小花柄だったりリボンがついていたりと、派手というよりはラブリー系な感じ

色も、そんなに派手という印象ではなく、パステル・カラーやシックな濃い色など、わりと控えめ…。
カツラは…まあ、派手でしょうね

女性用カツラで思い出したんですが、モーツァルト一家の肖像画で、モーツァルトの姉のナンネルが、巨大化したカツラの周囲をリボンでぐるりと巻く…というなんとも荒っぽい飾りつけ(?)をしてるんですよね。この肖像画を見たとき、こんな髪型アリ!?とか思ったものですが、実際、今回の展覧会にもこの髪型をしたマネキンがありました…(笑)
男性用衣装については、「アビ・ア・ラ・フランセーズ」と呼ばれる典型的なロココ・スタイルの衣装が展示されていました。
コートの色も、総督が着てたようなグリーンのものから、くすんだブルー・グレー、濃い茶色…などなどカラフルでした。
以前、『モーツァルト最後の年』という本を読んだときに、モーツァルトの遺品目録というのが載っていて、そこに衣服についての記述もあったんですが、18世紀の男性はほんとにカラフルな衣装を着てますよね

特に、衣服の色や模様なんかは、流行をチェックしなければならなかったみたいだし、カツラから靴まで…18世紀の男性は、ファッションに心をくだいてたんですねぇ…しみじみ。
おっと、話がそれました。
男性衣装の印象はというと、なんといっても刺繍が豪華

ポスターの写真でもお分かりかと思いますが、袖口やポケットのまわりなど…そこらじゅうに豪華な刺繍が施されていました。
そのうえ、生地自体にも地模様が入ってたりなんかして、近づいて見ると、その凝り具合を実感しました。
それから、ボタン。
コレもものすご~く凝ったデザインになってました。
再びモーツァルトの話になりますが、モーツァルトもボタンには多大なるこだわりを持っていたみたいです。
それと、ノリントン・ファンとしては絶対に(?)はずせないのが、コートの裾

もちろんチェックしましたよ(笑)
マネキンは歩いてくれないので、揺れ具合までは確認できませんでしたが、やっぱりロココの男性衣装の魅力は、後姿ですよね~



それによって優雅で美しい後姿になってる…と思うのは私だけ???
そうそう、男性衣装の中には、ちゃんとした盛装だけじゃなく、部屋の中での姿っぽいのもありました。
映画の『カサノバ』を観た方はご存知だと思いますが、ドレス・シャツに半ズボン…というスタイル。POTCでも、スパロウさんがそんな格好をしてましたね。ただ、展覧会の展示の場合は、その上からベストを着てました。
こういうカジュアル(?)な衣装のマネキンの髪型が、どうやら地毛らしく短髪になってたのも興味深かったです(笑)
ノリントンも自宅ではこんなゆる~い格好をしてたんでしょうか???
う~ん…見たくないような、見たいような…

そういえば、これらの衣装、この神戸ファッション美術館が所蔵してるみたいですね

展覧会に実際に行く前は、復元品の展示なのかと思ってたんですが、特に復元品とは書いてなかったので、どうやら18世紀のオリジナルだったようです、多分。
18世紀っていうと、200年以上前になるわけですが、大して古びた感じもしなくて、とても美しい衣装の数々でした。
それで気になったんですけど、こういう衣装ってどうやって保存されてたんでしょうね?
考えたら、日本でも江戸時代の着物とか残ってるわけだから、残ってるのは当然なのかもしれないですが

しかも、どれも貴族の衣装なわけですから、これらの衣装は、実際に18世紀の貴族の人たちが着てたんですよね?
18世紀好きとしては、どんな人が着てたんだろう…っていうのも気になるところだったので、その辺の情報なんかもあったらよかったかな~と思いました。
展覧会の感想は、こんな感じですかね。
ちなみに、衣装を着せてあるマネキン…それぞれに顔や表情も違って、なかなか素敵でした。特に、男性ロココ衣装をまとったマネキンは、なかなか美形で…

これらの衣装の一部は、展覧会の公式サイトで見ることができます。
ポスターの画面をスクロールすると、展示室の様子の写真がアップされてます。
興味のある方はぜひご覧になってみてください

この写真の左下のブルーのドレスの女性の髪形が、上に書いたモーツァルトの姉の髪型に似たタイプのものです。
男性マネキン…なかなか素敵ですよね

ピンクの巨大カツラは…ちょっとどうかと思いますけどね

まあ、好みの問題ということで

それから、美術館のトップページにも、ロココ衣装展の写真がアップされてます

こちらは男性と女性のツーショット。
この男性衣装はかなり大きかった気がします。
ノリントンみたいな長身の男性が着てたんでしょうか?
ちなみに背後に写っている女性マネキンのカツラは、有名な船つきカツラ仕様になってます。
肩がこりそうな代物ですよねぇ…

ファッションのためなら少々の不便や苦しみはガマン…???
おそるべし、ロココ(笑)
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やはり見に行かれたのですねぃ!
ノリントン風のカツラについて検索してた時に、女性のカツラ話も出てきて、「船を頭に乗せてた」とか言う話を目にした時はビックリしましたが、実際に写真で見ると船どころか「こ、このカツラはどうやって造ったの!?」と思わせる様なド派手なモノが有ったんですね~!
男性のカツラの特徴がクルクル程度でホッとしました。
ノリントンのカツラがタワーの様にそびえ立っていたら・・・恐ろしい光景です(笑)
そうそう、カツラは蒸れるから地毛を短髪にしてたみたいですよね。
スワン総督のカツラが脱げちゃった時は・・・まぁ歳相応の自然な髪型で違和感が無かったんですが・・・ノリントンは・・・いわゆるスポーツ刈りなんでしょうかね?
短髪でドレスシャツに半ズボン、そして白タイツ・・・微妙ですw
私も男性コートの腰から裾にかけてのシルエットがたまりません☆
マネキンが動かないのが残念でしたね・・・扇風機などで裾の揺れ具合を再現してくれたら萌え萌えかも・・・(アホ発言お許し下さい^_^;)
女性のカツラ…ほんと派手でビックリしますよねぇ…
以前、何かの本で読んだ気がするんですけど、女性用カツラは最高何メートル…とかいうレベルになってたとか…。それで、シャンデリアの炎がカツラに燃えうつって…みたいな話も聞いた気がします。そんなに巨大だと、髪粉をふりかけるのも一苦労で、床屋さんがはしごに登って髪粉をふってる・・・とかいう風刺画も見ましたよ
こんなのを頭にのっけてたら、間違いなく首が凝りそうだし、ちょっと首をかたむけたりしたら、上から船とかが降ってきたりして…
男性用カツラがクルクル程度でよかった…に同感です
巨大にそびえるカツラをかぶったノリントンは、やっぱり見たくないですよねぇ…
こんなカツラだったら、ノリントン・ファンがますます(?)減るのは間違いないですね
総督のカツラが脱げたときの髪型…ほんと、まったく違和感なかったですね
何気に、「年相応…」に爆笑です
短髪&ドレスシャツ&半ズボン&タイツのノリントンは、やっぱり微妙ですよね…
髪型も、ダヴェンポートさんの顔的には、最短でもスティーブくらいはあってほしいかなーなんて。超短髪も意外と似合うのかもしれませんけどね
裾の揺れ具合を再現…そうですよね!
あの衣装の魅力はやっぱり後ろ姿の裾の揺れ具合なんだから、何とかして揺らしてほしいですよね
マネキンが歩いてくれたらベストとはいえ、扇風機とはナイス・アイデアですね~
遂にアレを御覧になったんですねっっ!!+゜(・∀・)゜+
しかも神戸旅行つきとは・・・イイですね~♪
"揺れ具合の確認"・・・大事なポイント、私すっかり忘れてました
見惚れて、色々と頭が働かなかったのですが・・・言われてみれば、カツラの素材、馬の毛ではなさそうな感じがしますね
カツラの高さの話で、"シャンデリアの炎が・・・"は初めて聞きました!!髪の中に、水の入った甕を入れて花を生けて小さな庭を再現していた人も居たとか言う話は聞いたことがあるのですが
そうなんですよー、ついにアレを見てきました
「扇子で扇いでみようか」…私も一瞬考えました(笑)
カツラの素材…なんか現代的な(?)素材って感じがしますよねー?すごくツヤも出てるし…。よく分かりませんけど
カツラで小さな庭を再現…は初耳です~
髪の中に水の入った甕ってすごいですね
なんというか…行き着くところまで行ったって感じでしょうか?
思えば、18世紀ほど髪型に凝った時代ってないのかも…。
"「扇子で扇いでみようか」作戦"、もし実行したら・・・第三者の目線では、すごい不審な人に見えますよね(^_^;)中腰で必死に後ろから扇子で扇いでる姿とか・・・『あの人・・・何しよーとしてるんだッ!!??Σ ゚ロ゚≡( ノ)ノ』って感じに(笑)
しかもその髪、すごい凝っていて・・頭の中に丘とか小川とか風車を作って、庭園全体を描写・・・
他にも、宝石で作った小鳥をぶら下げていて、小鳥は薔薇の上で羽ばたく仕掛けだったとか・・・
"18世紀ほど髪型に凝った・・・"、仰る通りだとおもいます(^_^;)
「扇子で扇いでみようか」作戦…たしかに第三者から見たら、不審者以外の何者でもないですよね
監視員(?)の方とかに注意されそう…
…で、「いえっ、あの…コートの揺れ具合を見てみたかっただけなんです!」とか弁解して、さらに怪しまれるという…(笑)
庭再現のカツラ…ほんとのほんとにスゴイですね
丘とか小川とか風車って…しかも小鳥がはばたくって…一体…???
もはや芸術…なんですかね?
その髪型、ぜひとも見てみたいものです(笑)
"「・・・・コートの揺れ具合を見てみたかっただけなんです!」"←爆笑です!!(⊃∀`**)
不審者扱いを覚悟で、言ってみたい気が・・・(笑)
謎だらけのヘアスタイルですよね(^_^;)風車とか小川とか、羽ばたく小鳥とか・・一体どうやって作ったのやら
もはや"芸術
そういえば・・・中学時代の音楽の教科書に、ファリャのバレエ音楽《三角帽子》の写真が載ってまして、登場人物の市長さん(←まさに三角帽子を被っている)をみたら・・・な!なんと!!被っているカツラが"①個クルクル・白髪にリボン"のノリントン・カツラだったのですよ
「…コートの揺れ具合を…」、ウケましたか(笑)
ほんと、ロココ時代の女性のヘアスタイルは深遠(?)ですね
頭をふったら風車とかが落下…たしかに(笑)
頭を傾けたら髪型が崩れるから、西洋のお辞儀は日本とは違って垂直式(?)なのかも…なんて思ったり
《三角帽子》…今までよく考えもしないで、タイトルをスルーしてたんですけど、そうですね!三角帽子ってアレのことだったんですね
しかも、白髪くるくる+リボンのノリントン・カツラって…!
しかもしかも、ダンサーさんの顔がグローブス君に似てるなんて…!!
ぜひとも見てみたい代物ですね~
ウケましたょ~♪(笑)
あぁ~、なるほど
色々と落下物注意
アレですよアレ
本当、その写真(?)をスキャンして見せたいくらいなんですが・・・著作権etc...厳しい時代ですから
それに・・・グローブスさんに怒られたくないですし(笑)
垂直式のお辞儀の理由…落下物がキケンというだけじゃなく、日本式のお辞儀だと長く伸びた頭部が相手の顔にまともにぶつかる…というのも考えられます(笑)
そうなんですよねー。
グローブスさんに怒られないように、グローブスさん似のダンサーさんをこっそり想像しておきます
おぉっ!!なるほど∑(・`д・)!!
相手にお辞儀したつもりが・・・互いに殴り合い(?)になってしまうわけですね
私的なイメージですが・・・
・ノリントン⇒怒るというより前に、呆れる
・ジレットさん⇒怒ってるんだけど・・・今一つ、迫力に欠ける(?)かも・・・。(海軍士官さんに対し失礼とは思いますが、あの顔で怒られても
・グローブスさん⇒うゎ・・・怖いかも・・・。ある意味一番怖いかも・・・。
ぜひ、想像してみて下さい
いっそのこと・・・"グローブスさん似"を通り越して、グローブスさんのバレエ・・・(笑)
「互いに殴り合い」…(笑)
怒ってるんだけど今一つ迫力に欠けるジレットさん…というのに何か妙に納得です
たしかに…「迫力」という表現からはほど遠いですよねぇ。
ジレットさんは、なんだかほんわかしたイメージですしね…
グローブスさん…なるほど、怒った顔は怖そうですね
ノリントンはわりとクール&無表情に怒る(呆れる)イメージなので、むしろグローブスさんの方が怖いかもですね
グローブスさんのバレエ…想像しちゃいましたよ~
ついでにジレットさんのも…
ジレットさんは似合う…かも???