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『MI-5 英国機密諜報部』シーズン9感想①

2013/09/22
リチャード・アーミティッジさん出演のBBCドラマ『MI-5 英国機密諜報部(Spooks)』のシーズン9をようやく観終わったので、感想を書こうと思います。

記事のカテゴリ的には、「海外ドラマ」でもいいのですが、RAさん出演シーズンについては「リチャード・アーミティッジ」カテゴリに入れておきます。

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ルーカス・ファンにはつらく納得できない展開のシーズン9…。

…とはいえ、ルーカスをめぐるあれこれは腑に落ちない点も多々あるものの、ドラマとしては相変わらずおもしろかったです。

それに、黒ルーカスがだんだんと明らかになっていくとはいえ、今までどおりの活躍の場面もたくさん用意されていましたからね!
そして、黒ルーカスでも、やはり美しい!

そして、ラストも覚悟していたので、大してショックはなかったです

…というか、今シーズンのルーカスは、時にイラっとさせられるキャラだったし(展開が納得いかないからイラっというのもあるけど、今シーズンのルーカスの性格そのものがイラっとする)、あの展開からあのラストは、仕方がないというか、他にどうしようもないような感じでした。

今回のシーズン9の感想は、長文になってしまうので、ちょっとずつ書きたいと思います。
まずは、エピソード1&2の感想から。

かなりネタばれありで語るので、以下、要注意!!
第1話

チームのメンバーが参列するロスのお葬式の場面から、シーズン9がスタート。

…そう、シーズン8は、謎の組織「ナイチンゲール」による爆破テロの現場で、内相を助けようと奮闘するロスが爆発に巻き込まれてしまう、衝撃的な場面で終わっていました。

チームのために常にベストを尽くしたロスの葬儀は、のどかな田舎の教会で行われています。

ルーカス:「ロスが選んだとは思えない場所ですね」
ハリー:「謎の多い女性だった」

本当にそう思います。
RAさん目当てで観たので、シーズン6以前を観ていないのですが、ロスをめぐるエピソード(アダムとの関係とか)が気になるので、シーズン9まで観終わったら、さかのぼって観ようかな。

そして、葬儀のあと、ハリーがルースにプロポーズをします。
あの2人…良い雰囲気だと思ってたら、やっぱそうなのね。

でも、タイミングもタイミング、ハリーは断られてしまいます。

どうやら、ハリーは、信頼していたロスを失ったことで、気が弱っている様子。
それでふっとルースに頼りたくなったのかな。

そして、ルースは、ハリーに、「ナイチンゲール」事件の黒幕が、前内相ニコラス・ブレイクだったことが分かったことを告げます。

前回の爆破で死んじゃった新内相のローレンスさん…さらにかわいそう…。
わざわざ疑われるように仕向けられたうえ、就任早々、殺されてしまったのね。。
結構お気に入りだったんだけどな。

ハリーにとっては、お互い信頼関係を築いてうまくやっていたブレイクが裏切っていたこと、そのせいでロスを失ったことが許せない。

…ってことで、ハリーは、ブレイクのもとを訪ね、毒薬で暗殺。

それにしても、ブレイクの裏切りはちょっと意外でした。
ほんと、ハリーともうまくやってたのにね。

一方のハリーは、いまだにロスの死を引きずっている様子。
お互い殺しあうしかない、スパイとしての仕事にむなしさを覚えたみたい。

そりゃあ、短い期間に部下が死にすぎですからね…。
上司としてはつらいわな。
特にそれが頼りにしていた部下となると。

***

さて、こうしてシーズン8から引きずっていたエピソードを回収しおわると、ようやくシーズン9のストーリーに本格的に入っていきます。

クリフハンガーで終わるので、どうしてもシーズン冒頭は、前シーズンを引きずった内容になるんですね。

第1話では、モロッコのタンジールから出る貨物船に乗っているテロリストを暗殺するため、貨物船にルーカスと新人ディミトリが潜入。

ルーカスは、なんか探検家風の出で立ちで、ロンドンでのいつもの都会的な服装とは違って新鮮。

新人ディミトリは、大型船舶の操縦もできるようで、船長として潜入。
若いにーちゃんという感じで、ギリシア系イギリス人という設定らしい。

さて、貨物船内では、民間のスパイ(そんなんあったんか!)だというべスが登場。

テロリストを暗殺する前に、船が海賊に乗っ取られたので、ルーカスは、べスと協力することに。

このべス…2話以降で、MI-5に加入する新メンバーらしい。
レギュラーメンバーが減ったから、一気に新人が入って、ちょっと気分転換?
若い新人ばかりが増えたので、セクションDも若返った印象です。

マルコムとかコニーがいた頃の熟年で落ち着いた感じもよかったんだけどね、個人的には。

テロリストは暗殺したものの、べスの情報のおかげで、ステルス性のある潜水艇でロンドン中心部を狙う計画が発覚。
最終的には、ハリーの決断でそれを阻止したMI-5。

最後、テロを計画していたハッカーがお父さんのほうじゃなくて、娘のほうだった…っていうオチは、なんかどこでか分からないけど見覚えがある感じがする。
ありがちな展開なのかな。

ロスの一件を引きずってるハリーは、MI-5を辞めようとしていたけど、ルースのおかげもあって、結局引きつづセクションDを率いることに。

どうも、シーズン9のハリーは、いつもより気力がなさげです。

部下を次々失ったこともあるし、ルースとのこともあるし…。
2話以降ではっきりしてくるのですが、新しい内相との折り合いもイマイチ。

そんなハリーに最終的にトドメをさすのがルーカスなんですよね(哀)

そして、第1話の最後には、ルーカスの過去を知る男、ヴォーンが登場。

たしか、この場面で、ヴォーンが「ジョン」と呼びかけたんだったかな。

ルーカスの過去をめぐる話は、シーズンを通して各事件と並行して進んでいくストーリーなので、もうちょっともったいぶって第4話くらいから出てくるのかと思ってたので、いきなり第1話から出てきて意表をつかれました。

もうちょっとルーカスが普通に活躍する様子を観てからが良かったんだけどなぁ。

ま、第1話では、ヴォーンは、ちらっと出てきて、革のバッグを置いて去っていくだけなんだけど。

***

第2話

石油王ウェストハウスの暗殺計画の情報が入り、それを阻止するためにべスが潜入。

そう、べスは、前回の活躍でMI-5入りを果たしました。

ここで、薄いグレーのスーツを着て、ビジネスマン然とした風貌でホテルのロビーに座ってるルーカスがカッコいい。
長身でスタイルが良いから、スーツも似合うのです。

ウェストハウスを暗殺するために送りこまれた暗殺者は、ウェストハウスが集めた会合の参加メンバーの中に含まれているらしいが、誰が暗殺者か分からない。
暗殺者を含む一行にべスも加わり、エレベーターでウェストハウスのいるペントハウスへと向かう。

…が、いきなりエレベーターが止まり、ドアが開いたかと思うと、激しい銃撃。

その音を聞いて、本気でべスを心配して焦って階段をかけあがるルーカス。

ところで、前回のラストでは、ルーカスの黒い過去を知るヴォーンが登場したけど、それについては触れられないまま、ストーリーが進行しています。

ハリーが新内相から石油王を探らないよう圧力をかけられたけど、身辺警護の相談にかこつけて探りに会いにいこう…
と言ったときのルーカスの口角をあげたにやりと笑う顔!

石油王のもとを訪れたあと、ヴォーンから電話が。
今のところ、ルーカスは相手にするつもりはなさそうですが…。

というか、この場面でのストライプのスーツが似合ってる。

そういえば、ルーカスは、滅多にネクタイを締めないことに気づいた。
例外は、別人になりきっての潜入捜査とかの時かな。

ちなみに、シーズン8とちょっと髪型が違ってて(伸びた?)、個人的にはこっちの方が好きだなぁ。

そして、ついにヴォーンから受け取ったカバンを開けたルーカス。

カバンの中には、パスポート、ルーカス=ジョンの若いころと思われる写真。
写真に写ってるのは、七三?ぽい髪型、長めの前髪のルーカス=ジョンの若かりし頃の姿。
この髪型があんまり似合ってなくて笑える。

そして、出てきました、ルーカス=ジョンのかつての恋人マヤの写真。

思わず、仕事用のデータでマヤのことを調べるルーカス。
いや…それ、公私混同でしょ。

そんで、翌日、さっそくマヤに会いに行くルーカス。
おいおい…。
ルーカスが壊れていく端緒ですね…。

再会して、ソーントン氏のような甘ーく優しげな表情でマヤを見つめるルーカス。
しかし、マヤは、ルーカスの頬を叩き(!)、「関わらないで(Leave me alone)」と激しく拒絶します。

あ、ここで一応「ルーカス」って書いてるけど、マヤ目線では、「ジョン」ですね。
でも、ややこしいんで、ルーカスって書いてます。

どうも、マヤとルーカス=ジョンは、リーズ大学の同期で恋人同士だったんだけど、ある時、突然ルーカス=ジョンがぷっつりといなくなって、それ以降は音信不通…という事情らしい。

拒絶、ルーカスは、「無理だ(I can't)」と返事。

ムリって!

いろいろツッコミたい気持ちが湧いてくる。。

あんた、この前までCIAのサラの死にショック受けてたよね?
サラが死んでから、そんなに日にちたってないよね?
しかも、15年間も放置してて、そのあいだに結婚までしてたんだよね?

サラとの恋愛もいまいち納得いかなかったが、これまたさらに…。

さてさて、ルーカスは、職場でさらにヴォーンのことも調べようとするが、アクセス拒否で調べられず。

ところで、話は、例の石油王の事件に戻ります。

なんと、新加入のべスは、現場で銃撃犯がエレベーターに入ってきてしゃべったことを隠し、おまけに通話中だった被害者の携帯電話も隠していた。

しかし、それがハリーたちにばれ、べスは、銃撃犯のコロンビア人の反米ゲリラの一味だった過去をもつことが発覚。

それで、結局、銃撃犯は、反米ゲリラに幻滅してリーダーを警察に売ったべスを恨んでいるその弟で、狙いは、石油王の暗殺者じゃなくてべスだった…というわけ。

それを隠していたべスに、ハリーは、「裏切り者に居場所はない」と冷たく言い放つ。

これはべスのことを言ったものだけど、シーズン9の展開を考えると、意味深に響く。

ま、それで銃撃の一件は解決したかに見えたんだけど、石油王は石油王で、石油のためにナイジェリアでのクーデタをたくらんでいることが分かり、その陰謀を阻止するため、現場に向かうルーカスとべス。

でも、ルーカスは、「隠し事は許されない」と、べスに車に残るように言う。
それに対して、べスは「あなたは清廉潔白なの?」とたずねるが、ルーカスは答えない。
これまた意味深なシーン。

ここで、クーデタをたくらむ石油王を狙うナイジェリア側は、殺し屋に「ウェストハウスは50代白人男性、コートの色は黒」と伝え、彼を暗殺するよう命令する。

…が、ハリーがすでに石油王を説得して兵器の入ったバッグを受けとっていたので、黒コートを着ていたハリーが代わりに狙われることに。

それをすんでのところで助けたのは、べス。

でも、ハリーは、べスの嘘を許しておらず、べスをチームから外す考えを変えていない
そんなハリーに、べスを残すよう提案するルーカス。

嘘は許せないというハリーに、ルーカスは、「嘘も我々の仕事のうちでは?」と言う。
でも、ハリーは、「身内には厳禁だ」。

いちいち、べスじゃなくてルーカスに跳ね返ってくるやりとりだと思う。

すると、ルーカスは、おもむろに「ロスに信頼を?」と尋ねる。
「絶対的に」と答えるハリー。

そして、ルーカスは、「俺はどうですか。後を継ぐなら、信頼も引き継ぎたい。レベルAも含めてアクセス権を」と言う。

おいおい!
それってヴォーンの情報を調べるためだよね?
そんな目的のためにハリーの信頼を求め、利用しようとしているらしい。

第2話にして、すでに黒ルーカスが発動しております。

そうとは知らないハリーは、「おめでとう、ルーカス」と固く握手…。

さらに、チームも自分で選びたい、とべスの処分を保留させたルーカス。
それをべスに伝える場面、ベスは、チームを去ることになると思って「またいつか」と言うが、ルーカスは「明日の午前8時はどうだ」と言って眉をあげる。
その仕草はとっても素敵なんですけどね…。

べスの処分を保留させたのは、きっとべスの嘘と自分の嘘を重ね合わせてたからじゃないかな…と。

べスを助けることで、自分も助かるような気になってたというか。
でも、嘘をついてただけならともかく…だよね。

そして、エピソードの最後では、マヤと会う約束の場所へ行くルーカス。

やって来たマヤに、彼は、マヤのことを愛してたけれど、ある事件が起こって、マヤを巻き込みたくなかったから
マヤのもとを去って逃げた…と釈明する。

それに対して、マヤは、本気で自分のことを愛していたなら、何とかしたはず…と言う。
そして、今や、自分には、恋人も家族も友人もいて、医師としてのキャリアもあって、自分の人生を生きているから、あなたは必要ない…と冷たく言い放つマヤ。

しかし、それに納得いかない様子のルーカス…いや、ここではジョンですね。

…っていうか、ほんと本気でマヤのことを愛してたなら、15年もほっといたってありえないですよね。
そりゃ、ルーカス・ノースっていう別人になりきってたわけだからすぐには無理だったかもしれないし、ロシアでの8年間もあるけど、別の人と結婚した挙句、サラという恋人もいて、その間、マヤのことはすっかり忘れてたわけでしょ?

今さら自分の人生を乱さないでほしい…っていうマヤの気持ちは理解できます。

そもそもルーカス=ジョンの釈明も、すごくエゴ丸出しで、自分の都合しか考えてないように映るし、それでいて「君のためだった」みたいな言い方はすごくずるいと思います。

ストイックに仕事に打ち込み、女性問題では、むしろ気の毒ですらあったルーカスだけど、このジョンというやつは…なんなんだ、この人はと思います。

…と、イラっとさせられたところで、第2話は終わり。

シーズン9のルーカス=ジョンには、このイラっと感がつきまといます(笑)
そのイラっとさせる男を演じるRAさんの演技にまた説得力があるので、余計にイラっとします。

第3話以降の感想は、また後日あらためて。
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18:29 リチャード・アーミティッジ | コメント(0) | トラックバック(0)
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