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ホビットDOSを語る―人物編①

2014/03/22
『ホビット―竜に奪われた王国』の感想、人物編①です。

今日は、まずスランドゥイルについて書こうと思います。

ネタバレあります!

いきなりスランドゥイルかい!
トーリン・ファンじゃなかったのか!

…というツッコミを受けそうですが。

トーリンに対する裏切りではありません(笑)

トーリンについては、思うところがありすぎて、そう簡単には書けそうもないので、まずは書きやすそうなところから行こうという魂胆です。
トーリンは、殿堂入りで、別格です。

…ってわけで、スラ様。

彼は、闇の森のエルフの王。
レゴラスのお父上です。

まあ、彼は第1部にもチラっと登場してたわけですが、本格的には今回の第2部から。

当初、私は、彼については、眉毛しか目に入りませんでした…。
太いよね!黒いよね!

ま、眉毛が黒いのは、息子のレゴラスも同じ。

本来、眉毛と髪の色は同じはずなのですが、なぜこういうことになるのか…。

そりゃ、金髪エルフを演じる俳優さんがなぜだかみんなブルネット系なので、地眉が黒いのはあたり前。
しかし、眉マスカラとか、何かあるでしょう!

あえて染めないのには、何か訳があるのか…。

…で、第2部でのスラ様の登場シーン。

いきなり眉毛!

でも、最初は気になって仕方なかった眉毛も、だんだんと彼のチャームポイントくらいにしか思えなくなってきました(笑)

LOTRとホビットに登場するエルフの男性キャラ。
私、これまであんまりエルフに興味なくて、あえて言うならハルディアが好きだったんだけど、エルロンド卿も、ケレボルンも、レゴラスも、特に好きでもありませんでした。

でも、今回、ホビット第2部を観て、スランドゥイルのファンになりそうです(笑)

何が良いって、まず声と話し方!

リチャードさんは私の中で別格なので置いといて、LOTRとホビットに登場するキャラで、1、2を争う素敵なお声!
ちなみに、あと、素敵な声といえば、やっぱりサルマン様ですよね。

数千年生きてきたエルフの叡智を感じさせるような深みがあって、品があって、それでいて冷たい声↓



あと、冷たくて、美しくて、気取ってて、気だるそうで、上から見下ろしてる雰囲気が良いです。
ツンとした高慢で貴族的なキャラが好きな私にとっては、どツボなのですが(笑)

おまけに、エルフのくせして、光りモノに目がなかったり、事なかれ主義で領地の外のもめ事にが知らん顔を決め込もうとしてるところが、妙に人間くさくて、ツッコミどころ満載でよろしい(笑)
冷たくて、人間味のかけらもないくせしてね。

息子のレゴラスは、飄々として、わりと熱いところがあるので、あまり似てない親子ですね。

親子といえば、演じるリー・ペイスは、1979年生まれのもうすぐ35歳。
レゴラスを演じるオーランド・ブルームは37歳なので、父親を演じるリー・ペイスのほうが年下。

でも、リー・ペイスの声が低めなのと、妙に落ち着いた雰囲気があるのとで、レゴラスよりもスランドゥイルのほうがたしかに年上に思えます。
…ま、エルフだから、見た目はきっと変わらなくていいんでしょうね。

ただ、アップで寄ったときに、スランドゥイルのお肌が綺麗でした(笑)
年齢不詳っぽいエルフの彼ですが、こりゃ若いわ(…ま、いろいろ塗ってるだろうけど)。

スランドゥイルのシーンで、1番印象に残ったのは、レゴラスとタウリエルが連れて帰ってきた捕虜のゴブリン(オーク?)を殺す場面。

レゴラスは、せっかく生け捕りにしたゴブリンからいろいろ聞きだそうとしていて、父王も基本的にはそのつもりだったのですが、ゴブリンの話がヤバい方向へ向かうや、スランドゥイルは、必殺仕事人のようにゴブリンを殺してしまいます。

その動きたるや…本当に殺し屋のようです。
無駄な動きは一切なく、素早く、確実。
おまけに、さすがはエルフだけあって、残忍な行為を、この上なく優雅に美しくやってのけるわけで(怖)

また、そのあと剣を仕舞う場面の仕草の美しさといったら…!

ここでのスラ様…ゴブリンの話が何を意味しているのか、薄々分かっていて、あえてゴブリンが決定的なことを言う前に殺した…ってことでしょうか。
闇の森北部の自らの所領さえ守れれば、外側の世界のことには一切関知せず…というスタンスなので。

それにしても、そんな日和見主義で、自己中ともいえる彼が、LOTR(映画には登場しませんが)では、外の世界の大戦争をめぐる動きにもかかわることになるわけですから、そのあたりの心境の変化というか、映画版ホビットでは描かれることになるんでしょうか。
それとも、LOTRでは、否応なしに巻き込まれた…ってとこかな?

それから、時系列的にはさかのぼりますが、スラ様とトーリンの対決?の場面は、見ごたえありました。

王様vs王様(国はないけど…)のサシでの対決。
タイプは違うけど、プライドと誇りが天高くそびえたってるところは似た者同士(笑)

取引をもちかけるスランドゥイルに対して、一切の取引を拒否するトーリン。

トーリンにしてみれば、かつて窮状におかれた自分たちを見捨てたスランドゥイルは許しがたい存在だったわけで、まあそれはおいといて、利害優先で取引に応じるってこともできたはずだけど、プライドが高く、頑固一徹のトーリンにそれはムリ。
あとでバーリンががっかりしてたように、ここはかつての恨みはおいといて、「政治的解決」に持ちこむのが巧妙なやり方ですが…。

これ、ビルボがいなかったら、ほんとに一生出られないよね。。

その点、スランドゥイルは、利害で動きそうなタイプに思えます(笑)
交渉の余地あり。

そういうタイプの違う2人の王様が、正面切って対決するっていうのは、やっぱり美味しい場面でした。

その意味で、第3部がすごく楽しみ。

第3部で、この2人が直接対面する場面が作られるかどうかは分かりませんが、最終的には敵の敵は味方…ってことで同じサイドで戦うことになるわけで。

おまけにオルクリストやアーケン石の件もあるし、トーリンに対して、最後、スランドゥイルが何を思うのか、映画でそれがどう描かれるのか…気になるところです。

あと、今回は、ビルボとの絡みはなかったものの、第3部では、原作どおり行けば、スラ王とビルボの絡みも出てくるはずなので、そのあたりも気になります。

…と、スランドゥイルについては、そんなところでしょうか。

***

次回の「ホビットを語る」は、たぶん場面編①ということで、ブリー村のシーンについて書く予定です。
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17:57 Hobbit DOS | コメント(4) | トラックバック(0)
コメント
No title
「提案の拒否」はですね、
あれは明らかにビルボが助けてくれることを解ったうえでのことです。
だって「望みはひとつだけじゃない」ってハッキリ言ってますもん王様。
それもエルフ館の内部をチラリと見やりながら。
「捕えられた中にバギンズ殿は居なかった。
忍びの者はかならず我々とともにここに入り込んでいるはず。必ず助けに来る。バギンズ殿はそういう男だ」って
絶対そう思ってますよ、あの場面。
No title
NEKOさま、こんにちは(^^)

>「提案の拒否」はですね、
>あれは明らかにビルボが助けてくれることを解ったうえでのことです。

…なるほど~!
1回観ただけでは、そこまでは気づきませんでしたi-201

でも、たしかにそうですね。
さすがNEKOさま、よく見てらっしゃいますi-189

それにしても、考えてみたら、バーリンよりもトーリンのほうが、この時点ですでにビルボの能力を認めて、信頼している…というのが、興味深いですね。

原作トーリンは、1人だけ別に連れ去られて隔離されているし、映画よりも長いあいだ尋問されて牢屋につっこまれているので、弱ってる感がありましたが、映画ではスピーディな分、ビルボへの信頼感の強さが際立ってるんですね。
その分、第3部での決裂がきっとドラマチックなものになるんでしょうか(第2部ラストですでにヤバかったですが…)。

ただ、この場面、エルフ王の岩屋のガードは非常に堅く、さすがの忍びの者にとってもかなり高いハードルですから、万が一、うまくいかなかったらどうしたんでしょうね?

トーリンの性格を考えると、ビルボという切り札がうまくいかなったとしても、いけすかないエルフ王(笑)との取引に応じるとは考えられません。
…そのときは、たとえ故国を再興する望みを捨てても、牢獄で朽ち果てるまで…という、頑固ぶりがトーリンらしい気がします。
やっぱり、トーリンにはセコい取引は似合いません。

No title
誠におっしゃる通り!
なんせ、「これが炎のうちに終わることならば
もろともに燃え尽きるまで!!」と
(自分も仲間も一蓮托生w)ガツンと言い切っちゃうお人ですから。
このへんが、「うまく成功すること」を目指す人とは
まるっきりちがう精神構造を感じさせます。
直情径行のひと、と言う意味ではなんとなく走れメロスのメロスみたいでもありますねw

そうは言っても牢獄の中ですんなりおとなしく朽ち果てるような人物でもありませんから、
収監が長くなっていたらスラン王もさぞかしイラついたことでしょう。ああみえて彼はけっこう短気ですし。

No title
NEKOさま、こんにちは(^^)

>なんせ、「これが炎のうちに終わることならば
もろともに燃え尽きるまで!!」と
(自分も仲間も一蓮托生w)ガツンと言い切っちゃうお人ですから。

そうなんですよね~!
仲間も巻き込んでるあたり、巻き込まれてる側は少々気の毒なところもありますが(笑)、それでもトーリンについていこう…とみんなに慕われているんですよね、結局。
ご本人がそんな仲間の愛情に気づいているかはともかく…。

>このへんが、「うまく成功すること」を目指す人とは
まるっきりちがう精神構造を感じさせます。

なるほど、そうですね。
この「うまく」というあたりが、特にトーリンとは相いれない感じですね。
直情径行で、ある意味不器用なところが、愛されるゆえんかもしれません。

>そうは言っても牢獄の中ですんなりおとなしく朽ち果てるような人物でもありませんから、
収監が長くなっていたらスラン王もさぞかしイラついたことでしょう。ああみえて彼はけっこう短気ですし。

短気で尊大な王さま2人の根競べも見てみたかった気がします(笑)
どちらが先に折れるのか…というところですねi-278

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