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『レ・ミゼラブル』を観ました♪

2014/04/20
IL DIVOのために期間限定で契約したWOWOW。

ちょうどおとといは、ずっと観たかったヒュー・ジャックマン主演の『レ・ミゼラブル』をやっていたので、観ました。


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これ、ずっと観たかったんですが、ちょうど『ホビットAUJ』と公開時期がかぶってたし、いきなりDVD買うのもアレなんで、気になりながらも放置してました。
…ヒュー・ジャックマン好きとか言いながらオイ…って感じですよね(大汗)

ちょうどいいときにWOWOWでやってくれてよかった

…で、ネタばれありの感想です。

まず、前置きとして。

私は、『レ・ミゼラブル』のミュージカルを観たことはありません。

あと、文学に疎いので、原作を読んだこともありません。
…でも、なんとなく話は知ってる。

というレベルです。

***

最初におおざっぱな感想を言うと、いや~すごく良かったです

構成や映像、キャスティングも良いし、キャストの演技や歌唱も素晴らしかったです。

個人的な好みから言うと、同じミュージカル映画だったらやっぱり『オペラ座の怪人』のほうが好きですが、こちらはより「名作」という言葉がしっくりくる感じだと思いました。

正直、長いですが、ほどよくテンポもよくて、緩急ついているので、最後まで中だるみせず、飽きさせません。
ただ、ちょっと最初のつかみが弱いというか、映画に入りこむまで、ちょっと時間がかかる感じはありましたが。

ハッピーエンドというほどではありませんが、気持ち悪いラストではないので、観おわったあとも清々しい気分になりました。

ただ、ミュージカルといってもいろいろありますが、これは、ほとんど地のセリフがなく、ほぼすべてのセリフが歌になっているので、抵抗ある人は抵抗あるかも。

歌は歌でも、オペラでいうとレチタティーヴォみたいにセリフっぽい歌と、アリアみたいに歌いあげる歌があって、特に前者はちょっと…という人もあるかもしれません。
まあ、これは慣れかもしれないけど。

***

物語は、妹の子どものためにパンを盗んだために19年も囚人として過ごすはめになり、仮釈放されたジャン・バルジャンが、因縁の敵ジャベールに追いかけられながらも、司教様との出会いや、ファンティーヌとの出会い、コゼットを引きとって育てることになったことを通じて、心を入れかえて人生をまっとうするまでを描いています。

…なので、主人公のジャン・バルジャンを中心に物語は展開するのですが、ファンティーヌやコゼット、マリウス、エポニーヌ、ジャベールなど、彼をとりまく人びとの物語も折に触れて語られます。

個人的には、ファンティーヌとエポニーヌの人生の悲惨さが一番印象に残りましたね。

女工としての仕事をクビになり、娘のコゼットのために綺麗な髪を売って、歯まで抜かれて、娼婦に身を落とすことになってしまい、ついにはコゼットに会えないまま、病気で死んでしまうファンティーヌ。

それから、愛するマリウスに想いを打ち明けることもできず、最低の両親のもとでひどい暮らしを強いられ、おまけにマリウスの恋の協力までする羽目になってしまうエポニーヌ。

ファンティーヌの歌う「I Dreamed A Dream」とエポニーヌの歌う「On My Own」は、3月のIL DIVOのコンサートで、ゲストのレア・サロンガさんが両方をミックスしたアレンジで歌っていたのですが、私はその時、それらの曲がどういう場面で歌われる曲かも知らないまま、それでも何か涙腺を刺激されるような気がしました。

…映画を観て、何だか納得。

こりゃ、泣ける曲だわ。

ファンティーヌの「I Dreamed A Dream」では、どうにもならない人生に絶望しながらも、時に力強く、時に弱々しく歌っていて、すごく感動しました。

アン・ハサウェイといえば、私は『プリティ・プリンセス』で初めて見たのですが、歌唱力もあるし、演技派の良い女優さんになっていてびっくりです。
出番は前半だけだったのに、存在感ありまくり。

それから、エポニーヌの「On My Own」も、雨に打たれながら、夢と孤独な現実を歌っていて、すごく切なくなりました。

2人とも、結局、最後まで報われることのないまま(2人とも救いはあったけど)死んでしまうので、ほんとに「Les Misérables」だなぁ…とウルウルしました。

逆に、マリウスとコゼットは、この2人からすると、いろいろあったとはいえまあ恵まれた人生を送っているので、なんかツッコミどころがなかったです。

マリウスは、なんだかんだで坊ちゃんだし、エポニーヌに対して無邪気に残酷だし。
コゼットも、大きくなってからは何か普通だったな。

むしろ、印象に残ったのは、ジャベールの人生でした。

彼は、どうやら生い立ちもあって、法に従うことが絶対的に正しいと盲目的に信じてきて、それが本当に正しいことなのかどうかをよく考えないままきた…という感じですね。

…で、最後の最後になって、自分が信じてきたものが本当に正しいことなのかどうかが怪しくなってきた。
でも、プライドが高く、おまけにこれまでそれ以外のことを一切考えてこなかった彼にとって、自分が今まで信じてきたものが間違いだったなんて認められないわけで。

それで、彼はああいう最期を迎えるしかなかったんだろうな…なんて、思いながら観ていました。

ところで、ジャベールを演じるラッセル・クロウ…ロックバンドもやってる?だけあって、良い声してますね。

個人的に、ヒュー・ジャックマンは好きだし、歌唱力もあると思ったのですが、歌声はあまり私好みではありませんでした。
その点、ラッセル・クロウは、特に好きじゃないけど(笑)、歌声は良かった。

まあ、何せ、主人公以外の人物も、かぎられた時間の中でちゃんと描かれているところが良かったですね。
それぞれの人生に思いをめぐらせることもできるし、消化不良にならなくて(笑)

***

主人公のジャン・バルジャンを演じるヒュー・ジャックマンは、最初、囚人でひげもじゃの時には誰か分からなかった(笑)

物語の舞台が19世紀なので、髪型とか髭の感じはリンカーンとかの時代みたいな感じで、X-メンのウルヴァリンとも通じるものがあるよね(笑)

心を入れかえてからのジャン・バルジャンは、裕福に暮らしているので、最初みたいに汚い格好ではなく、紳士な装いで
キメていますが、髪型などのせいもあって、ビジュアル的には微妙です。
ジャン・バルジャンは、イケメン・キャラというわけではないので、当たり前ですが。
美しいヒュー・ジャックマンを見たければ、『ニューヨークの恋人』とかのほうが良いですね(笑)

上にも書いたように、歌唱力と演技力はさすが!という感じでしたが、私の好みから言うと、歌声はイマイチでした。
これは好みの問題でしょう。

でも、ミュージカルは、コンサートじゃないし、ストーリーあってのものなので、それはそれで良いかな…という感じですが。
…何と言っても、演技のほうに目が行くから。

***

後半の六月暴動のシーンは、なかなか迫力がありました。

ただ、フランスで主要ロケをやった…ってWikipediaには書いてあったけど、街並みの雰囲気があんまりフランスっぽくないように感じました。

オスマンの大改造以前のパリなので、今のパリとは全然違ったわけですが、映画に出てくる街並みがイギリスっぽい?ように感じました。

ロケは、イギリスでもやったようなので、そっちの映像が使われてた場面だったのかな?

フランスっぽくないといえば、こういう映画にはありがちだけど、「フランス万歳!」って叫びながらトリコロール振ってる革命家たちが英語喋ってるってのがシュール(笑)

***

あと、ツッコミどころといえば、テナルディエ夫妻が良い味だしてましたね。

全体的に重たい作品なので、こういうコミカルな味付けがあると、作品が引き締まるというか、ピリッとして良かったと思います。

***

…と、いろんな意味ですごく良い作品だったな…というのが全体的な感想。

また観たいな、とは思うのですが、DVDを買うまで行くかは微妙なんですよね。
やっぱり重たいので、何度も繰りかえし観るには、体力と気力が必要かな。

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16:07 映画感想 | コメント(0) | トラックバック(0)
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