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KYOの『L'Équilibre』感想③

2014/07/23
毎日暑いです…。。

そういえば、1コ前の記事で載せたフランス盤『A Musical Affair』の宣伝クリップが削除されてましたね。
消すのめんどい(←オイ)ので、ブログではそのまま残してますが、今は見られないようです。

さて、忘れないうちに、そろそろKYOの『L'Équilibre』の感想を、ここいらで終わらせとこうと思います。


L'equilibreL'equilibre
(2014/03/20)
Kyo

商品詳細を見る


もうホント、これ毎日聴いてます。
まったく飽きないからさすが!

収録曲はこちら↓

前にも書いたように、私が買ったのは、仏公式サイトで限定販売されたバージョンなので、通常盤+ボーナストラック2曲が収録されています。

1. Poupées russes
2. Le Graal
3. L'Équilibre
4. Enfant du solstice
5. Les Vents contraires
6. Nuits blanches
7. Xy
8. Madone
9. Récidiviste
10. On se tourne autour
11. White Trash
12. Le coeur des femmes*
13. Born to Kiss*
14. La route

このあいだは10まで書いたので、今日は11から。

11.White Trash



タイトルが英語ですが、詞は基本、フランス語です。
そういや、以前も「Sad Day」なんかは、タイトルは英語だけど、中身はフランスでしたね。

BenoitさんはEmpyrのボーカルとしては英語で歌ってて、そっちはそっちで悪くないけど、やっぱりフランス語には及ばないというか。
Benoitさんの声とフランス語がすごくマッチしてるし、何よりもフランス語の単語の意味・音・響きの扱いが巧みなので、ここは断然フランス語派な私です^^

さて、この「White Trash」は、このアルバムの中では、「Récidiviste」とちょっと雰囲気が似た、ロック色の強い1曲。

KYOの過去のアルバムを振りかえると、徐々にポップスからロックへと移行してる感があったのですが、今回のアルバムはややポップス回帰な印象。
そんな中では少々貴重なロックなこの曲ですが、以前の「KYOらしい」ロック系の曲とはちょっと違う趣でもあり。

…というのも、以前の「KYOらしい」曲は、サビとそれ以外のコントラストがかなり鮮明だったのですが、この「White Trash」や「Récidiviste」は、最初から最後まで比較的同じ調子を貫いているというか、コントラストはそれほど意識されていないというか。

でも、こういう(KYO的には)新しいタイプの曲もいいよね
全体的に抑え気味で暗い雰囲気がいいわ~^^

12.Le coeur des femmes

※デラックス・エディションのボーナストラックなので、動画はなしです。

ボーナストラック1曲目は、ノスタルジックで暗めの雰囲気がこれまたKYOっぽい1曲。
でも、「White Trash」とは違って、アルバムの中でも1、2を争うほど、かなりおとなしい曲です。

印象に残るのは、ストリングスの伴奏と、サビの「il y a」を繰りかえす歌詞、Benoitさんのささやくような歌声、それから美しいハーモニー。

KYOらしさをふんだんに織り込みながらも、アルバムの他の収録曲とはまた違っていて、やっぱりこっちのエディションを買ってよかったと思わせてくれる曲でした。

13.Born to Kiss

※デラックス・エディションのボーナストラックなので、動画はなしです。

これまたタイトルは英語ですが、歌詞はフランス語です。

もう1曲のボーナストラック「Le coeur des femmes」とは違って、こちらはロック色が強め。

上に書いた「White Trash」や「Récidiviste」とは対照的に、サビとサビ以外とのコントラストが秀逸な1曲です。

冒頭はラップ的な始まりで、早口で繰りだされる話し言葉のような歌詞がひたすら続きます。
フランス語はラップに向いてる…的な話を昔読んだことがあるけど、実際、そうだと思う。
ラップにはほとんど興味ない私だけど、この曲の冒頭はフランス語の響きが耳に心地よくて、かなり好き(←Benoitさんの声が良いとも言う・笑)。

それから、ラップ調のところから鮮やかに切り替わるサビもまた素敵
これくらいの重さがすんごく私好みなんですよね~。

…てなわけで、ボーナストラックは2曲だけだったけど、良い買いものしました^^

14.La route



最後は、「Les vents contraires」とともに、Florianさんがボーカルを務める1曲。

「Les vents contraires」もかなりおとなしめの曲でしたが、こちらはさらに穏やかな曲。
通常盤だと「White Trash」のあと、デラックス盤だと「Born to Kiss」のあと、ということで、ロックな重めの曲に、さわやかなそよ風のように(笑)この曲がくるわけですね。

少々パンチは足りないものの、ほっこりと癒されるこの曲。
Florianさんの声は、Benoitさんとはまた違って、こう…すごくフランス人ぽいというか、鼻にかかったソフトで柔和な歌声(…しかし、顔からはイマイチ想像できない!)。
かつてのアルバムでは、どっちかっていうとひたすら暗くて単調な曲を歌っていたFlorianさんですが、今回のアルバムではほっこり路線(?)に転向したようで、それがぴったり来ている印象です。

…にしても、タイプの違うボーカルを2人立てられるってのは、KYOの強みでもあるわな。
どっちも良い声してるし。

***

…と、ようやく全曲レビューが終わりました(ふぅ)。

このアルバム全体を聴いて思うのは、何よりもバリエーションの豊かさ。
ロックで重たい曲あり、軽いノリのポップスあり、ほっこりさわやかな曲あり、ノスタルジックなバラードあり…。
かつてのKYOの「遺伝子」を残しつつ、10年間の活動休止を経て、ちゃんとアップデートされてるところもポイントです。

KYOのアルバムはこれまでもそうでしたが、捨て曲がないってのがすごい。
簡単に編集して聴けるこの時代、多くのアーティストのアルバムでは、あんまり聴かない曲っていうのが大抵出てくるんですが、KYOのアルバムは、全曲ヘビロテ確実です。
もうすでに繰りかえし聴きすぎて、全曲ほぼ脳内再生できるという…(笑)

今秋にはフランス全土でツアーを敢行するKYO。
当然ながら、私はそれに参加することはできませんが(大泣)、こうやって活動を再開してくれたことがただただ嬉しいです。
このアルバムで終わりじゃなくて、次も待ってるからね~(…と、日本から気を送ってみる・笑)。

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14:42 KYO | コメント(0) | トラックバック(0)
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