『MI-5 英国機密諜報部』シーズン7を再鑑賞中
2014/08/11
再び『MI-5 英国機密諜報部(Spooks)』ネタです
昨日は、シーズン1-6のことを少し書きましたが、昨夜からシーズン7を観はじめました。
リチャード・アーミティッジさん演じるルーカスがいよいよ登場するシーズン7です♪
母も一緒に観てるのですが、ドワーフじゃないリチャードさんをまじまじと観るのが初めてで、「トーリンもやっぱりイケメンやな」と言ってました。
「前からそう言うてるやん」とは、私の心の声。
そして、「なんかウルスとちょっと似てるな」と言っておりました。
正面から見たらまったく似てないし、雰囲気もずいぶん違いますが、そう言われてみると、遠目で斜め角度の横顔が映ったときなんか、ほんの少し似ているような気がしないでもないような…。
鼻がすごく高いところがそう思わせるのかな。
ウルスさんにはリチャードさんのもつ厳しい雰囲気や影は感じられないので、むしろ雰囲気というか表情的なところはアダムのほうに似てる気も(…顔はまったく似ても似つかないけど)。
でも、リチャードさんもウルスさんも私が好きなタイプってことは、どこか共通するところがあるんでしょう(笑)
以下、ネタばれあります↓

昨日は、シーズン1-6のことを少し書きましたが、昨夜からシーズン7を観はじめました。
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リチャード・アーミティッジさん演じるルーカスがいよいよ登場するシーズン7です♪
母も一緒に観てるのですが、ドワーフじゃないリチャードさんをまじまじと観るのが初めてで、「トーリンもやっぱりイケメンやな」と言ってました。
「前からそう言うてるやん」とは、私の心の声。
そして、「なんかウルスとちょっと似てるな」と言っておりました。
正面から見たらまったく似てないし、雰囲気もずいぶん違いますが、そう言われてみると、遠目で斜め角度の横顔が映ったときなんか、ほんの少し似ているような気がしないでもないような…。
鼻がすごく高いところがそう思わせるのかな。
ウルスさんにはリチャードさんのもつ厳しい雰囲気や影は感じられないので、むしろ雰囲気というか表情的なところはアダムのほうに似てる気も(…顔はまったく似ても似つかないけど)。
でも、リチャードさんもウルスさんも私が好きなタイプってことは、どこか共通するところがあるんでしょう(笑)
以下、ネタばれあります↓
シーズン7を観るのは2度目ですが、第1話は、やはりシーズン6までを観てから観るとまったく理解度が違いますね!
何せ、海外ドラマの常套手段で、シーズン6はちょこっとクリフハンガーで終わるので、シーズン7の第1話はまだそれを引っぱってるんですよね。
だから、シーズン7から観はじめたときにはよく分からなかった冒頭いくつかのシーンの意味が分かって、「なるほどね~」とすっきりしました。
シーズン7の第1話では、それまで長らくこのシリーズのヒーローを務めたアダム君が殉職するのですが(泣)、シーズン6までの彼の活躍や生きざまを知った今となっては、ショックもはかり知れず…。
シーズン7から観はじめたときは、気の毒だとは思ったけど、まあそれ止まりでしたから。
特に、アダムの息子のウェズ(シーズン6では影薄かったけどさ)のことを思うと、涙、涙ですよ
お母さんのフィオナも死んじゃってるし、ヒドイ話です…。
ハリーと静かに抱き合ってる場面がありましたが、そういや「ハリーおじさん」とはドッグレース場で知り合った仲でしたね。
それから、ロス。
一度は結ばれながらも、アダムが弱気になって(?)アナに寄り道してしまったせいで、遠まわりして再び思いを確かめあった2人なのに、シーズン6のヤルタの一件でまたもや離れ離れになって、ようやくロスが戻ってきた途端、アダムが死んじゃうなんて。。
ロスとアダムの視線が最後に合う場面…切ないです。
クールで感情をめったに表に出さないロスだけど、そりゃあ荒れるわな。
シーズン7以降で、ロスがルーカスと信頼関係を築きながらも、決して恋愛関係にはならない理由が分かりました。
…ま、ロスはルーカスの好みでもなさそうだけど…(てか、ルーカスの好みもよく分からん)。
んで、紆余曲折はあれど、最後までヒーロー然としていたアダムに代わって、ルーカスがセクションDに入るわけですが。
これ、ドラマのファンにしたら(RAファンを除いて)、「私のアダムに代わって、胡散臭いの出てきた~」って感じですよね…
当初はロシアとの二重スパイ疑惑をもたれるルーカス、リチャードさんの影のある顔立ちと表情、裏表のありそうな演技もあいまって、何とも怪しい。
ウィンブルドンでテニスでもしてそうな金髪の爽やかイケメンのアダムと比べると、長身のイケメンてとこは共通しつつも、まったく違うタイプのルーカス。
どちらかというとポーカーフェイスで表情があまり表に出てこない、飄々としたタイプのアダムに対して、ルーカスは、不敵な笑みを浮かべたかと思ったら、繊細で傷つきやすそうな表情にもなるし(←RAファンはここにやられる・笑)。
アダムがソフトなテノールなら、ルーカスは、キレのある低音ボイス(←RAファンは…以下略)。
そういや、このシリーズの最初のヒーロー、マシュー・マクファディン演じるトム(わが家では、子犬のようなお目目から、「トム子」と呼ばれる)もまた、全然違うタイプでした。
トムは、ルーカスと同じ黒髪・低音ボイスですが、下がった眉毛とウルウルした瞳が何とも愛嬌があって、ルーカスみたいに影は一切なし。
ドラマ的にも、恋人とその娘を家族として大事にしていたのに、スパイであることがバレて、おまけに彼女たちを危険にさらしたことから、やむなく別れることになってしょんぼりしたり、非常に人情味のある役どころでした(私生活もやたらと出てきたし)。
思えば、正義感のある熱血タイプ的なところもあって、アダムやルーカスは、それと比べると冷たい感じ。
つまり、何が言いたいかというと、このシリーズ…違うタイプのヒーローが次々登場してきて、そこが見どころでもあるね、ってことです。
キャスティングはハマってて、上手いよね~と思います。
そういえば、ふと思ったのですが、この3人…みんなロマンスもののピリオド・ドラマ(=コスプレ時代劇)にヒーローとして出演してるんですよね。
トム子を演じるマシュー・マクファディンといえば、キーラ・ナイトレイの相手役を務めた、映画『プライドと偏見』のダーシー氏!
このときは、そんな眉毛下がってるイメージなかったし、どっちかっていうと役柄のせいか、暗いタイプでした。
トム子とは大分違う。
で、アダムを演じるルパート・ペンリー=ジョーンズといえば、同じくジェーン・オースティン原作のドラマ『説きふせられて』のフレデリック。
これについては、コチラで感想書いてますが、アダムと同じく、あまり感情を表に出さないフレデリック君でした。
…で、ルーカスを演じるリチャードさんといえば、これこれ、『North & South』のソーントン氏。
これについては、コチラとコチラに感想書いてます。
華やかさはなく、一見すると冷たく厳しい、大真面目で不器用だけど、実は一途なロマンチスト…という、ソーントン氏が、リチャードさんのもつ雰囲気にぴったりでした。
ルーカスと同じで、やっぱりどこか影がある役よね。
…と、3人とも、こういうピリオド・ドラマでヒーローを演じた俳優さんなわけで。
つまり、クラシカルな服装が似合う、古典的な顔立ちなんですよね、みんな(…アダム君は、若干現代的なニオイがしなくもないけど)。
おまけに、3人とも長身ときてる。
18-19世紀ヨーロッパの男性の衣装が大好物の私から見ても、3人ともお似合い♪
体格も良いからこそ、着こなせるんだと思いますが。
…というか、誰も18世紀の白髪カツラスタイルは試してないのね。
RAファンの方からは、「試さなくていい!」という声が聴こえてきそうですが(大汗)
リチャードさんにアレが似合うかどうかは、正直やってみないと分かりません。
ダヴェンさんはアレすらも美しく着こなす(…と私は思っている)ことができていたので、リチャードさんにもぜひとも試していただきたい(笑)
ジェーン・オースティンの時代よりほんの少し前…18世紀半ばから後半にかけての衣装は、ほんと素敵なんですよ。
あの巨大袖と裾揺れコートを着たリチャードさん…誰かその辺の時代設定のドラマか映画にキャスティングしてくれませんかね。
…って、話がそれすぎてます。
というか、何を書こうとしてたのか、分からなくなってきた。
あ、そうだ、最後に1つ。
ルーカスが初登場した回、ハリーとルーカスの会話で、ルーカスが、自分の後任のトム…というようなことを言ってました。
そうすると、トムの前にいたのがルーカスって設定なのね。
ルーカス→トム→アダムって流れなのか。
8年だったらそんなもんなのかな。
なるほど、と納得しました。
何せ、海外ドラマの常套手段で、シーズン6はちょこっとクリフハンガーで終わるので、シーズン7の第1話はまだそれを引っぱってるんですよね。
だから、シーズン7から観はじめたときにはよく分からなかった冒頭いくつかのシーンの意味が分かって、「なるほどね~」とすっきりしました。
シーズン7の第1話では、それまで長らくこのシリーズのヒーローを務めたアダム君が殉職するのですが(泣)、シーズン6までの彼の活躍や生きざまを知った今となっては、ショックもはかり知れず…。
シーズン7から観はじめたときは、気の毒だとは思ったけど、まあそれ止まりでしたから。
特に、アダムの息子のウェズ(シーズン6では影薄かったけどさ)のことを思うと、涙、涙ですよ

お母さんのフィオナも死んじゃってるし、ヒドイ話です…。
ハリーと静かに抱き合ってる場面がありましたが、そういや「ハリーおじさん」とはドッグレース場で知り合った仲でしたね。
それから、ロス。
一度は結ばれながらも、アダムが弱気になって(?)アナに寄り道してしまったせいで、遠まわりして再び思いを確かめあった2人なのに、シーズン6のヤルタの一件でまたもや離れ離れになって、ようやくロスが戻ってきた途端、アダムが死んじゃうなんて。。
ロスとアダムの視線が最後に合う場面…切ないです。
クールで感情をめったに表に出さないロスだけど、そりゃあ荒れるわな。
シーズン7以降で、ロスがルーカスと信頼関係を築きながらも、決して恋愛関係にはならない理由が分かりました。
…ま、ロスはルーカスの好みでもなさそうだけど…(てか、ルーカスの好みもよく分からん)。
んで、紆余曲折はあれど、最後までヒーロー然としていたアダムに代わって、ルーカスがセクションDに入るわけですが。
これ、ドラマのファンにしたら(RAファンを除いて)、「私のアダムに代わって、胡散臭いの出てきた~」って感じですよね…

当初はロシアとの二重スパイ疑惑をもたれるルーカス、リチャードさんの影のある顔立ちと表情、裏表のありそうな演技もあいまって、何とも怪しい。
ウィンブルドンでテニスでもしてそうな金髪の爽やかイケメンのアダムと比べると、長身のイケメンてとこは共通しつつも、まったく違うタイプのルーカス。
どちらかというとポーカーフェイスで表情があまり表に出てこない、飄々としたタイプのアダムに対して、ルーカスは、不敵な笑みを浮かべたかと思ったら、繊細で傷つきやすそうな表情にもなるし(←RAファンはここにやられる・笑)。
アダムがソフトなテノールなら、ルーカスは、キレのある低音ボイス(←RAファンは…以下略)。
そういや、このシリーズの最初のヒーロー、マシュー・マクファディン演じるトム(わが家では、子犬のようなお目目から、「トム子」と呼ばれる)もまた、全然違うタイプでした。
トムは、ルーカスと同じ黒髪・低音ボイスですが、下がった眉毛とウルウルした瞳が何とも愛嬌があって、ルーカスみたいに影は一切なし。
ドラマ的にも、恋人とその娘を家族として大事にしていたのに、スパイであることがバレて、おまけに彼女たちを危険にさらしたことから、やむなく別れることになってしょんぼりしたり、非常に人情味のある役どころでした(私生活もやたらと出てきたし)。
思えば、正義感のある熱血タイプ的なところもあって、アダムやルーカスは、それと比べると冷たい感じ。
つまり、何が言いたいかというと、このシリーズ…違うタイプのヒーローが次々登場してきて、そこが見どころでもあるね、ってことです。
キャスティングはハマってて、上手いよね~と思います。
そういえば、ふと思ったのですが、この3人…みんなロマンスもののピリオド・ドラマ(=コスプレ時代劇)にヒーローとして出演してるんですよね。
トム子を演じるマシュー・マクファディンといえば、キーラ・ナイトレイの相手役を務めた、映画『プライドと偏見』のダーシー氏!
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このときは、そんな眉毛下がってるイメージなかったし、どっちかっていうと役柄のせいか、暗いタイプでした。
トム子とは大分違う。
で、アダムを演じるルパート・ペンリー=ジョーンズといえば、同じくジェーン・オースティン原作のドラマ『説きふせられて』のフレデリック。
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これについては、コチラで感想書いてますが、アダムと同じく、あまり感情を表に出さないフレデリック君でした。
…で、ルーカスを演じるリチャードさんといえば、これこれ、『North & South』のソーントン氏。
![]() | North & South [DVD] [Import] (2005/11/15) Daniela Denby-Ashe、Richard Armitage 他 商品詳細を見る |
これについては、コチラとコチラに感想書いてます。
華やかさはなく、一見すると冷たく厳しい、大真面目で不器用だけど、実は一途なロマンチスト…という、ソーントン氏が、リチャードさんのもつ雰囲気にぴったりでした。
ルーカスと同じで、やっぱりどこか影がある役よね。
…と、3人とも、こういうピリオド・ドラマでヒーローを演じた俳優さんなわけで。
つまり、クラシカルな服装が似合う、古典的な顔立ちなんですよね、みんな(…アダム君は、若干現代的なニオイがしなくもないけど)。
おまけに、3人とも長身ときてる。
18-19世紀ヨーロッパの男性の衣装が大好物の私から見ても、3人ともお似合い♪
体格も良いからこそ、着こなせるんだと思いますが。
…というか、誰も18世紀の白髪カツラスタイルは試してないのね。
RAファンの方からは、「試さなくていい!」という声が聴こえてきそうですが(大汗)
リチャードさんにアレが似合うかどうかは、正直やってみないと分かりません。
ダヴェンさんはアレすらも美しく着こなす(…と私は思っている)ことができていたので、リチャードさんにもぜひとも試していただきたい(笑)
ジェーン・オースティンの時代よりほんの少し前…18世紀半ばから後半にかけての衣装は、ほんと素敵なんですよ。
あの巨大袖と裾揺れコートを着たリチャードさん…誰かその辺の時代設定のドラマか映画にキャスティングしてくれませんかね。
…って、話がそれすぎてます。
というか、何を書こうとしてたのか、分からなくなってきた。
あ、そうだ、最後に1つ。
ルーカスが初登場した回、ハリーとルーカスの会話で、ルーカスが、自分の後任のトム…というようなことを言ってました。
そうすると、トムの前にいたのがルーカスって設定なのね。
ルーカス→トム→アダムって流れなのか。
8年だったらそんなもんなのかな。
なるほど、と納得しました。
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どこがと言われると困るけど
たたずまいがたしかに似てますよね
おおっ!同意してくださる方が!
母に話したら、喜んでいました。
そうなんですよ、特にどこがというわけではないのですが、何となくどこか似ているような気がするときがあります。
ウルスさんのドワーフ姿は想像できませんが…。
ウルスさんむしろエルフ的ですものね。
でもなんというか、どこかに陰影を含んだところが似ているのでしょうか。
あ、困り眉かな?
眉根を寄せると困った感じの眉毛になるところ。
そうなんですよね。
ウルスさんは、どこかミステリアスなところとか、年齢不詳なところとか、まさにエルフっぽいです。
エルロンドなんていけそうですけど、いかがでしょう(笑)
エルロンドといえば、リチャードさんが、LOTRに出演するならエルロンド…というようなことを以前言っていましたよね。
リチャードさんも、一見したところ、ドワーフの役を演じるなんて想像できないので、彼をトーリン役に抜擢したPJやホビット製作陣の見る目はすごいと思います。
困り眉…ウルスさんもそんな表情してましたっけ。
今度から、DIVOのDVDを観るときの楽しみが増えました(^^)
私が監督だったらRAをバルドに据えてしまうところでした。凡庸な配役ですよねぇ(笑)
RAのいいところ、10%も出なかったでしょうね(笑)
>他のメンバーと比べると、ウルスさんだけがその陰影を持っているように思います。
たしかにそうですね。
そこが私たちの心をとらえるのかもしれません。
普通に考えたら、リチャードさんがバルド…というのは同感です。
原作のイメージからすると、バルドが一番近いですよね。
ルークさんの優男パパ風バルドより、トールキンが何度も書いている「grim」なバルドになったんだろうと思います。
でも、そこをあえてリチャードさんをトーリンにもってきたところがミソなんでしょうね(^^)