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『MI-5 英国機密諜報部(Spooks)』観おわりました。

2014/10/30
久しぶりに『MI-5 英国機密諜報部(Spooks)』の話題です。

ラストシーズンのシーズン10も残すところあと2話…というところまで感想を書いて、そのまま放置して忘れてましたが、観おわってます、はい。


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…ずいぶん前に観おわったので、ちょっと内容忘れてる(大汗)

でも、一応、感想も完結しときたいので、以下、ざっくり書いておきます。
ネタばれあります、もちろん。

シーズン10は、今までのシーズンより短い全6話。

しかも、今までのシーズン以上に、各エピソードごとのつながりが大きいというか。
要するに、シーズン10は、全エピソードを貫く大きな物語のウエイトがこれまで以上に大きかったです。

…なので、一気観してしまう(笑)

今回のシーズン10を貫く物語は、ハリーの過去の恋愛話(不倫だが…)と隠し子騒動、ルースも含めた三角関係、それと絡んで英露提携の推進や、英露米の三角関係をめぐる陰謀が描かれます。

最初はずっと、英露提携を阻止しようとたくらむアメリカが絡んでいることがほのめかされて、冷戦時代にハリーと仕事をしていた現CIA副長官が陰謀の黒幕だと思わせるような展開でしたが、最終話あたりになって、どんでん返し。
アメリカは関係なくて、イギリスとの提携をよく思わないロシアの勢力が黒幕だったというわけ。

しかも、ハリーの元恋人でロシアの大臣の妻でもあるエレナが実は二重スパイで、ハリーの隠し子と思われていたサーシャはハリーの息子じゃなかった…というオチでした。

非常に複雑に絡み合った話だったので、もう1回通して観ないと、なんだか腑に落ちたような落ちないようなところもあります。
タリクが殺されなければならなかった理由とか(なぜ、タリクだけが目をつけられていたのか)、それまでのエピソードでの事件との関連の詳細とか。
結局、エレナのセリフでさらっと明かされただけで、詳しいことはあんまり分かってないような。

最終話のラストでは、懐かしのトム子(マシュー・マクファディン)がプライベート・エージェントとしてハリーから仕事を請け負った…というのがちらっと出てきますが、ほとんど説明もなくちらっと映っただけだったので、本編を見ただけではイマイチその意味がよく分かりませんでした。
Wikipediaのあらすじを読むと、エレナ亡きあと、どうやら例の陰謀の件で、関係者を引っぱりにいった…ということみたいですが。

全体的に、スピーディで盛りだくさんな展開が繰り広げられるので、冗長な説明は省かれる傾向にあるドラマなので、そのあたりは個々人の想像力で補ってね…ってことなのかも。
しかし、私はアタマが良くないので、「えっ?えっ?」ってなる(苦笑)

とはいえ、ルーカス(のキャラ設定)が暴走したシーズン9に比べると、複雑ではあるものの、シンプルでMI-5らしい緊張感のある展開で、まとまりの良いシーズンだった気がします。
全6話で短かったっていうのもあるかも。

このシーズンでは、新キャラが2人出てきましたが、シーズン10だけでの登場ってことで、今までのキャラと比べると、ちょっと存在感に欠けたかな。

ララ・パルヴァー演じるエリンは、美人でデキる女エージェント風だけど、幼い一人娘をすごく大切にしてる家庭的な女性でもある…という設定が生きていましたが、いかんせん、6話だけの登場なので、十分にキャラを活かしきれなかったようにも思えます。
もう1人のカラムは、最初はセクションDのメンバーに嫌味ばっかり言う嫌なヤツだったけど、タリクの件で本気で心配していたり、ちょっと良いヤツ風になってきたところで終わってしまい、結局、影が薄かった…。

既存のレギュラーメンバーも、ハリーとルースはともかく、タリクは1話目で死んじゃうし、ディミトリはようやく脚光を浴びることができてイケメン要員として存在感を発揮するも、かつてのダニーやゾーイ、アダム、ザファー、ジョー、ロス…といった面々ほどの存在感には至らず。

ただ、今回、まわりのキャラの影が薄かったのは、あくまでハリーとルースに焦点が置かれていたからかも。

今回は、ハリーの過去や恋愛問題が前面に出てきて、ハリーとルースの関係がゴタゴタしたり、それを経て、ハリーとルースは、スパイを引退して田舎で平和に暮らすことを夢見たり…と、この2人にスポットライトが当てられていました。

だからこそ、最終話でのルースの死は、(あらすじを読んで知っていたとはいえ)ショックでした。
でも、今回のシーズンでの展開は、すべてここにつながってたんだなぁ…とも思います。

ルースの死後、ハリーが緑のドアの家を見に行く場面…さすがにこれはうるっときました。
ハリーとルースが思い描いた、引退後の平和な生活は、結局、夢のまま終わってしまったわけで。

ハリーは、殉職した部下たちの名前が刻まれた碑を見に行くのですが、そこには懐かしい名前が…。
そして、そこに一番新しく刻まれたのはルースの名前。
生き残った部下もいるとはいえ、そして誰もいなくなった状態のハリー…。

最終的に、ハリーが引退を諦めて仕事に戻る…というところでドラマは終わり。

この、何とも報われない、哀愁漂う寂しさが、このシリーズに一貫するエッセンスでした。

スパイたちの決死の努力で、無差別テロや核戦争、大惨事がギリギリのところで回避されるのですが、そのことは決してオープンにされることはなく、彼らは、ほとんど誰からも感謝されることなく、ひっそりと生きて、あるいは死んでいく…。
「Spooks(本来は、幽霊の意味。転じてスパイを意味する)」というタイトルが示すように、まさにそういうドラマでした。

…と書いてしまうと、なんだか観る気をなくしてしまいそうですが、おもしろいドラマであったことは間違いありません。

アクチュアルな時事問題を絡めて、それをデフォルメしながらも、かなりリアリティをもたせた骨太の筋書きでありながら、エンタテイメント性も多分に盛りこんである…というバランスの良いドラマでした。

リアリティに関していえば、正直、実在の国名、組織名、実際の出来事を使って、ここまで言っちゃっていいの?…とびっくりするくらい。
その分、新聞の国際欄程度の時事問題は頭に入っていないと、ドラマを存分に楽しめないかも。

あと、ハリーが体現しているように、そういう時事問題に対する、皮肉で辛辣なユーモアが、非常にイギリス的だと思いました。
笑える場面はほとんどありませんが、ニヤリとする場面は多々あります。

さすがにシーズン10まで観ると、このドラマが日常の中に入りこんでしまっていて、『MI-5』のない夜は、なんだか物足りなく感じるくらい。
『MI-5』ロス?

いつか時間があれば、もう一度観たいと思えるドラマですが、当面は、他に観たいものがあるので、おあずけ。

ちなみに、『MI-5』は、現在、映画化真っ最中だそうで、日本での公開があるかは分かりませんが、そちらも楽しみ。
ハリーのその後が気になります。

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15:34 海外ドラマ | コメント(0) | トラックバック(0)
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