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『ホビットDOS』サントラ考

2014/12/10
『ホビット―竜に奪われた王国(DOS)』のエクステンディッド・エディション(EE)、ようやく特典映像を観おわりそうです。


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…で、特典映像の最後は、映画音楽の話だったのですが。
それを観て思ったことをつらつらと書いてみようかと思います。

ネタばれなどはありませんが、長くなるかもしれないので、以下は「続きを読む」からどぞ。

私は、『ロード・オブ・ザ・リング(LOTR)』シリーズの映画音楽が好きで好きで、サントラはそれこそ完璧に脳内再生できるほどリピートしたし、ハワード・ショア氏が指揮するLOTRコンサートが開かれると知ったら、東京まで日帰りで遠征したりもしました。

…で、『ホビット』シリーズも、もちろん音楽には期待していて、サントラも、1部・2部とも拡大版を買いました。


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…が、正直な話、こんなことを言っちゃアレなんですが、LOTRと比べて、ホビットの音楽は物足りなく感じてました。
主題歌に関しては、男性ボーカル好きなこともあって、LOTRよりもホビットのほうが好きなんですけどね。

ハワードさんが、LOTRとホビットの音楽を、それぞれ出てくる場所(ホビット庄、裂け谷、ロスロリアン…)や人物のテーマ音楽を作る形で作曲していることは知られています。

ホビットの音楽は、第1部(AUJ)に関しては、LOTRに出てきた場所や人物が多いこともあって、LOTRで聴いたことがあるテーマが多く使われていました。
…なので、映画の冒頭で、懐かしいホビット庄のテーマが流れたときの感慨といったら!

でも、AUJでは、新しいテーマがあまり登場しなかったので、LOTRから一貫した世界観を築くのに音楽が大きく貢献する一方、目新しさ、この映画ならではの音楽の魅力には欠けました。

…で、DOSでは、ビルボたち一行が、LOTRでは訪れなかった場所を旅し、新しい登場人物が登場するのに合わせて、新しいテーマ音楽も数多く登場しました。

それで期待してたんですが、実際にサントラを聴いてみると、私的に、なぜだか今ひとつパンチに欠けるように感じていたんです。

考えてみると、LOTRと比べると、ホビットは、同じテーマ音楽でもキャッチーなメロディが少ないんじゃないかと。

LOTRの場合、ホビット庄のテーマはもちろん、旅の仲間のテーマ、裂け谷のテーマ、ロスロリアンのテーマ、ローハンのテーマ、ゴンドールのテーマ、一つの指輪のテーマ…などなど、すぐに口ずさめるような、覚えやすくて耳馴染みが良いメロディがたくさんありました。

…が、ホビットDOSで、それに匹敵する新しいメロディとして私が思い浮かべられるのは、民謡調の湖の町のテーマと、勇壮なタウリエルのテーマくらい。
他にもいろいろなテーマがあるのですが、少なくとも、一度聴いただけですっと頭に入ってきませんでした。

ある意味では、ホビットの音楽は、より映像の場面に寄り添っていて、音楽そのものが前面に出てこない…とも言えるかもしれません。
その分、音楽単体で聴くと、何かこう…物足りないような。

…でも、今回、EEの特典映像で映画音楽の話を聞いてみると、そうでもないかも…と思えてきました。

特典映像では、映像や楽譜つきで、分かりやすく各テーマを紹介してくれるので、「ああ、これが○○のテーマだったのね!」と、なるほど~と思いながら聴くと、今まで何となく聴き流してた音楽も違って聞こえてくるというか。
たしかに、LOTRの音楽と比べるとやっぱりインパクトには欠けるけど、噛めば噛むほど味わい深いスルメ曲なのかな…と思えてきました。

トーリンのテーマ、エレボールのテーマも崇高でもの哀しいところがぐっとくるし、タウリエルとキーリのテーマはホント美しいですね。

あと、そうそう。
エスガロスの統領たちの音楽で出てくる楽器、ずっとチェンバロだと思ってましたが、クラヴィコードだったんですね。
モーツァルティアンなのでクラヴィコードによる演奏のCDももってますが、音量が小さいのでコンサートで聴くような楽器じゃなく、室内で演奏する親密な雰囲気の楽器なので、まさかこんなところで出てきてたとは驚き。
特典映像で弾きくらべてたのを聴くと、たしかにクラヴィコードのほうが合ってますね。

ちなみに、AUJでは、ドワーフたちが歌う霧ふり山脈の歌のメロディ(これ自体はハワードさんの作曲ではない)が、随所で印象的に使われていて、このテーマがLOTRでいう旅の仲間のテーマ的位置づけなのかと思ってたんですが、DOSではまったく登場しなくて、それはいまだに残念に思っています。

どうしてあのテーマを使わなかったんだろう?
3部作の一貫性という意味では、あのテーマがいろんなバージョンで出てきてもいい気がするんだけど。
霧ふり山脈の歌だから、ドワーフ連のテーマというより霧ふり山脈のテーマで、霧ふり山脈を越えたらもう出てこないってことかな?
私的には、霧ふり山脈のテーマというより、それをずっと越えたところにあるエレボールに対するドワーフたちの郷愁の念とか思慕を表現したテーマなのかな…と思ってたんですが。

それはさておき。

特典映像を観て、あらためてホビットの音楽の魅力に気づかされたので、最終章を観る前に、これまでのサントラで復習しておきたいな…と。
それに、最終章の音楽も楽しみです。

***

…ちなみに、とはいえ、私の中で、LOTRの音楽はやっぱり特別なんですよね。

シリーズ6部作で、私のベスト音楽は、ローハンのテーマです。

『二つの塔』でエドラスの黄金館の前に立つエオウィンのショットの背景で流れるメロディ、サルマンの邪悪な力から解放されたセオデンが剣を受けとる場面で流れるメロディ、角笛城で流れるメロディ…。

でも、一番好きなのは、『王の帰還』で、ペレンノール野でローハン軍が突撃する場面で流れる曲。
普通のサントラには入ってなくて、完全盤に入ってる「The Battle of the Pelennor Fields」という曲です。

ローハンのテーマは、フィドルの音色が印象的な、北欧調のメロディ。
ここでは、それが勇壮なバージョンになっているのですが、ソロのフィドル(ヴァイオリン?)がセオデン以下ローハン軍の悲壮な決意を物語っていて、初めて劇場で聴いたときは鳥肌が立ちました。

あれは本当に名曲だと思います。

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13:53 Hobbit DOS | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
No title
わたしは、すべてのテーマを超えて、なにしろ
「In Dreams」です。
私の中でフロドがいちばんであることがゆるぎないのと同じくらい。

でも、フロドとは違った意味で誰よりも好きなのがトーリンであるように、
「The Last Goodbye」もまた、
In Dreamsに並ぶほど好きです。
No title
NEKOさま、こんにちは(^^)

レス遅くなってすみませんm(__)m

「In Dreams」…懐かしいですね。
澄んだ歌声とホビット庄のテーマのメロディが心を打つ名曲だと思います。

「The Last Goodbye」は、ビルボ視点ということもあって、AUJやDOSの主題歌とは違ってホビット的なイメージの曲ですが、ホビット3部作のラストであるだけでなく、LOTRにつながる6部作の3作目でもあるBOFAの主題歌としてふさわしい曲のような気がしています。
ホビット・シリーズの主題歌は、歌声やメロディももちろん素敵ですが、何よりも歌詞が心に響きます。

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