ホビットBOFAをディープに語る①―キーリとタウリエル
2014/12/20
お約束の『ホビット―決戦のゆくえ』をディープに語るシリーズ、1回目は、キーリとタウリエルについて。
書きやすそうなところから書いていこうということで…。
以下、ネタばれあります!
書きやすそうなところから書いていこうということで…。
以下、ネタばれあります!
キーリとタウリエルのロマンスね…。
もちろん、原作にはない要素だし、そもそもタウリエルは、映画のオリジナル・キャラクター。
映画的に、女性キャラがまったく出てこないのはマズイらしく、また、ロマンチックなエピソードというのは、女性ファンを惹きつけるための、安易ではあるけど効果的な方法でもあるわけで。
製作陣のインタビューとか聞いてると、PJは、さすがにそっち方面にはあんまり興味なさそう。
フィリッパとフランの好みな感じね。
ま、安易な方法っちゃそうだけど、結果的には、この2人のエピソードが入ったことで、キーリの死が引き立ったし(…その分、フィーリの死は影が薄くなっちゃったけど)、エルフとドワーフの橋渡し的な役割も果たしていて、良かったかな…と思います。
ハワードさん作曲の、キーリとタウリエルのテーマがすんごく美しくて、それがまたこの2人のエピソードを引き立てていました。
すごく純粋さを感じさせる曲ですよね。
ただ、エルフとドワーフの身長差×年の差カップル。
うまくいく可能性はかぎりなく低い…。
ましてや、原作を読んでいれば、キーリが五軍の戦いで命を落とすことが分かっています。
…なので、このロマンスが悲劇のうちに終わることは織り込み済み。
ただ、個人的には、タウリエルがどうなるのかは、未知数だな…と思ってました。
キーリと一緒にタウリエルも戦いで命を落とすのかな、とか想像してたけど、結果的には、タウリエルは生き残りましたね。
タウリエルは、キーリと出会い、本物の愛というものを知ることと同時に、それを失う辛さを経験しました。
このエピソードは、スランドゥイルにかつての自分の経験を思いださせ、彼にも変化をもたらす…というふうに物語がつながっていました。
キーリの死後、愛がこんなにつらいものなら、消し去ってしまいたい…というタウリエルのセリフがありましたが、まさにそれはかつてのスランドゥイルの思いそのものを代弁したものだった、ということなんでしょうね(…映画では)。
そのつらさが、それが本物の愛ゆえだと答えるスラ王。
…スラ王も、かつて本物の愛を知って、それを失ったつらさから逃れるためにそれを消し去ってしまった、ってことなんだと理解しました。
あんなお高くとまっているように見せかけて、何千年ものあいだ、亡くなった妻のことを一途に想いつづけて、そのつらさからひねくれてしまった…って、萌え要素をもってきましたね、これは(笑)
この、タウリエルとのやりとりで、スラ王の目がうるんでいたのが、印象に残っています。
…て、タウリエルとキーリのことを書こうとしてたのに、スラ様のことを書いてどーすんだ。
肝心のタウリエルとキーリですが。
この2人…最初から結構一目ぼれっていうか、お互い、違う世界の存在に対する憧れみたいなところからスタートしてるような気もしますが、最終的に相思相愛なんですよね。
レゴラスは…タウリエルに気があるんでしょうか?
それとも、兄ちゃんのような気持ちでタウリエルを見守ってたんでしょうか?
後者のような気もします。
ちなみに、タウリエルは、不死のエルフですから、あのあと、永遠にキーリへの思いを抱えて生きていくんだろうな、と思うと切ないですね。
何気に、スラ王と分かり合えそう(笑)
宴会で饒舌になったスラ王が、タウリエルに昔話を語ったりとかして(…妄想中)。
そうそう、タウリエルがわりと好きー…ってことを書きましたが、何が好きって、どっちかっていうと中性的で、颯爽としてるところがいいんです。
どうも、私は戦うカッコいい女性キャラが好きなようで、アルウェンがあんまり好きじゃない、ってのも、そこに原因があるのかも?
もちろん、原作にはない要素だし、そもそもタウリエルは、映画のオリジナル・キャラクター。
映画的に、女性キャラがまったく出てこないのはマズイらしく、また、ロマンチックなエピソードというのは、女性ファンを惹きつけるための、安易ではあるけど効果的な方法でもあるわけで。
製作陣のインタビューとか聞いてると、PJは、さすがにそっち方面にはあんまり興味なさそう。
フィリッパとフランの好みな感じね。
ま、安易な方法っちゃそうだけど、結果的には、この2人のエピソードが入ったことで、キーリの死が引き立ったし(…その分、フィーリの死は影が薄くなっちゃったけど)、エルフとドワーフの橋渡し的な役割も果たしていて、良かったかな…と思います。
ハワードさん作曲の、キーリとタウリエルのテーマがすんごく美しくて、それがまたこの2人のエピソードを引き立てていました。
すごく純粋さを感じさせる曲ですよね。
ただ、エルフとドワーフの身長差×年の差カップル。
うまくいく可能性はかぎりなく低い…。
ましてや、原作を読んでいれば、キーリが五軍の戦いで命を落とすことが分かっています。
…なので、このロマンスが悲劇のうちに終わることは織り込み済み。
ただ、個人的には、タウリエルがどうなるのかは、未知数だな…と思ってました。
キーリと一緒にタウリエルも戦いで命を落とすのかな、とか想像してたけど、結果的には、タウリエルは生き残りましたね。
タウリエルは、キーリと出会い、本物の愛というものを知ることと同時に、それを失う辛さを経験しました。
このエピソードは、スランドゥイルにかつての自分の経験を思いださせ、彼にも変化をもたらす…というふうに物語がつながっていました。
キーリの死後、愛がこんなにつらいものなら、消し去ってしまいたい…というタウリエルのセリフがありましたが、まさにそれはかつてのスランドゥイルの思いそのものを代弁したものだった、ということなんでしょうね(…映画では)。
そのつらさが、それが本物の愛ゆえだと答えるスラ王。
…スラ王も、かつて本物の愛を知って、それを失ったつらさから逃れるためにそれを消し去ってしまった、ってことなんだと理解しました。
あんなお高くとまっているように見せかけて、何千年ものあいだ、亡くなった妻のことを一途に想いつづけて、そのつらさからひねくれてしまった…って、萌え要素をもってきましたね、これは(笑)
この、タウリエルとのやりとりで、スラ王の目がうるんでいたのが、印象に残っています。
…て、タウリエルとキーリのことを書こうとしてたのに、スラ様のことを書いてどーすんだ。
肝心のタウリエルとキーリですが。
この2人…最初から結構一目ぼれっていうか、お互い、違う世界の存在に対する憧れみたいなところからスタートしてるような気もしますが、最終的に相思相愛なんですよね。
レゴラスは…タウリエルに気があるんでしょうか?
それとも、兄ちゃんのような気持ちでタウリエルを見守ってたんでしょうか?
後者のような気もします。
ちなみに、タウリエルは、不死のエルフですから、あのあと、永遠にキーリへの思いを抱えて生きていくんだろうな、と思うと切ないですね。
何気に、スラ王と分かり合えそう(笑)
宴会で饒舌になったスラ王が、タウリエルに昔話を語ったりとかして(…妄想中)。
そうそう、タウリエルがわりと好きー…ってことを書きましたが、何が好きって、どっちかっていうと中性的で、颯爽としてるところがいいんです。
どうも、私は戦うカッコいい女性キャラが好きなようで、アルウェンがあんまり好きじゃない、ってのも、そこに原因があるのかも?
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