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ホビットBOFAをディープに語る③―トーリンとビルボ(その2)

2014/12/25
『ホビット―決戦のゆくえ』の感想、トーリンとビルボ編のその2です。

以下、ネタばれあります。

前回は、竜の病にかかったトーリンが正気をとりもどすまでについて書きましたが、書洩らしがあったので、それを拾いつつ続きを書いていこうと思います。

竜の病にかかっているあいだのトーリンとビルボについて、いくつか重要なシーンについてすっとばしていましたね(大汗)

それは…ミスリル!
トーリンがビルボにミスリルの胴着を贈るエピソードは、LOTRにもつながる部分なので、やっぱり外せませんね。

ビルボにミスリルを贈ったトーリンは、金貨1枚たりとも他人にはやらん!…とエレボールの財宝に執着していたわけですが、そんなトーリンが、非常に貴重で価値のあるミスリルの胴着をビルボに贈った、というのは重要ですよね。

あと、ビルボに関しては、アーケン石をもってスラ王とバルドに直談判に行くわけですが、この場面で、スラ王が、ビルボが森のエルフの王国からドワーフたちを逃がした人物だってことをしっかり知っていることが明らかにされていました。
ここでのスラ王のビルボに対する態度は、けっして温かいものじゃないし(ビルボのおかげで交渉上優位な立場に立てたことにはにんまりするだろうけど)、ビルボはビルボで、とりたててスラ王に親しみを覚えている風でもありませんでした。

…ここ、けっこう重要ですよね。

…というのも、原作では、ビルボはなぜかスラ王にシンパシーを覚えて、五軍の戦いの戦場では、ドワーフではなくスラ王のそばで戦おうとするから。

これ、原作を読んだとき、すごく違和感を覚えた点です。
だって、ビルボにとって、そこまでスラ王に尽くす理由、ないじゃないですか。

おまけに、死ぬかもしれない戦いの場で、苦楽をともにしてきたドワーフたちじゃなく、スラ王のそばで…なんて展開だから、トーリンにとってとても重要なアーケン石をスラ王たちに渡してしまう…っていうビルボの行動の原理が理解しづらいというか。
ビルボにとって、トーリンやドワーフたちはそれほど重要じゃなくて、だからこそ(戦いを阻止するためとはいえ)簡単に裏切ることができたようにも見えるし。

その点、映画では、ビルボがスラ王たちにアーケン石を渡すのは、あくまでもトーリンを竜の病から救い、ドワーフたちが勝ち目のない(ように思われる)戦いで命を落とすのを防ぐため…というスタンスだったので、まだしもビルボの行動が理解できました(…とはいえ、最初にビルボがアーケン石をポケットにしまったのは、スマウグの策略にはまったのだろうけど、「ドワーフたちのため」では説明できませんが)。

ともかくも、映画では、ビルボの行動が、基本的には仲間のドワーフたちのため…と一貫していたので、お話としては筋が通っていたかな、と思います。

***

…で、トーリンが正気にもどってからのお話。

ゴテゴテした鎧兜を脱ぎ捨てて、戦場に突撃したトーリンたち。

戦場でのダインとの再会の場面は…大変な戦いのわりにはのんびりしていましたね(笑)
ここは、トーリンたちが形勢逆転のために、敵の首領であるアゾグを叩きにからすが丘へ少数精鋭で奇襲をかける…という、このあとの重要シーンの前ふりでした。

この奇襲メンバーになるのは、トーリンのほかに甥っ子たちとドワーリン。
みんなヤギ的なのに乗って(…そういや、どっからでてきたんだろ)走っていきましたが…イマイチ絵にならんのは、馬じゃないからでしょう。。
ポニーでもやっぱり、絵的にはイマイチよね。
でも、馬ではのぼれない崖をのぼれるところがヤギのセールスポイント(笑)

からすが丘に到着したトーリンたち、辺りの様子がおかしいのに気づきます。
フィーリとキーリを偵察にやるトーリン。

これは、アゾグたちの罠。
ビルボは、そのことをデイルの廃墟で知って、ガンダルフの制止をきかず、トーリンたちにそれを伝えに行こうとします。

この時点では、ビルボとトーリンは仲たがいしたまま。
トーリンが正気にもどったことは、エレボールたてこもりをやめて出てきたことで分かっていたかもしれませんが、ビルボは一度はトーリンに殺されかけたわけで。

おまけに、一つの指輪があるとはいえ、からすが丘へ行くのはかなり危険とわかっていて、それでもビルボがトーリンたちに危険を伝えに行くのは、ビルボのトーリンたちへの友情ゆえなんでしょう。

からすが丘での再会は、非常時ということで、あっさりとしていましたね。
正式な和解は、しばらくおあずけ。

そういや、たった2人で戦うトーリンとドワーリンは最強でしたね。

んで、そのあと、ビルボもがんばってました。
原作みたいに、いきなり気絶して、気がついたら戦いが終わってるのはやっぱり、映画的にはありえないでしょう。

でも、ビルボの気絶はないかと思ってたら、一応、ちゃんと(笑)気絶してましたね。
原作よりも短い時間ではあったけど。
原作への敬意かな?

そうそう、時系列がこんがらがってますが、まずはフィーリの死。

このあいだの感想でも書きましたが、フィーリの死はかなりあっさりでした。
フィーリとキーリ、両方の死闘と死を丁寧に描くのは、かぎられた時間では難しかったのかも。

活躍の場面もほとんどなく、いきなりつかまって殺されてしまうフィーリでしたが、いきなりだったからこそ、観ているこちらの衝撃は結構大きいものがありました。。

考えたら、キーリと違って、トーリンの目の前で殺されたんだよね…。
妹からあずかった大事な甥っ子を、目の前で無残に殺されたトーリン。
思わず冷静さを失ってしまうのもうなずけます。

フィーリがあっさり殺されてしまったから、キーリもかと思いきや、こちらはタウリエルとのロマンスがらみで丁寧に描かれていました。
キーリも、兄ちゃんの死を目にしてしまったしね…。

しかし、そういえば、トーリンは、キーリの死は知らないままだっけ?(一回観ただけだから、詳細を見逃したり、忘れたりしてるやも)。

キーリについてはすでに書いたので、トーリンの話にもどります。

トーリンについて、ずっと気になっていたのは、オルクリストがいつトーリンの手元にもどってくるのか…ということ。
事前に出ていたスチルで、トーリンがオルクリストを手にしているのは知っていたので、オルクリストがもどってくるまでは、トーリンは死なないぞ…と思って観てました(笑)

オルクリストは、闇の森でレゴラスにとられたまま。
レゴラスといえば弓か短剣ですが、せっかくせしめた名剣も使わん手はない…ということで使ってました(笑)

レゴラスからトーリンへオルクリストが渡されるのは、トーリンがオークに襲われて危機一髪のときに、遠くからレゴラスが
オルクリストをオークに向かって投げてトーリンを救う…という形でした。

そういえば、DOSでの樽で川下りの場面で、危機一髪のレゴラスを、トーリンが遠くから何か投げて助けてなかったっけ?
レゴラスは気づいてなかったかもだけど、借りを返したってことかな?

敵に刺さったオルクリストを抜いたトーリン。
宿敵アゾグとの対決は、これじゃなくっちゃ。

ところで、トーリンがアゾグと刺し違える…というのは、なんとなく予想してました。
映画では、トーリンとアゾグが宿敵として描かれていたし、原作どおりトーリンが五軍の戦いで命を落とすと思っていたので、きっとそうなるんだろうなぁ…と。

ただ、どんなふうに…というのは予想できず。

そういえば、公開前のリチャードさんのTwitterで、トーリンが凍った滝みたいなところに立っている写真が出ていましたが、これがその場面だったんですね。

アゾグとは、凍った湖?の上で対戦。
あの…なんて言うの?武器の名前知らないんだけど、重たい振り回すやつ(←オイ)での攻撃を必死でかわすちっちゃなトーリンを見てたら、LOTRのROTKでのアングマールの魔王とエオウィンの戦いを思い出しましたよ(…ホロリ)。

…で、そいつのせいで氷が割れてバランスがとりづらくなるわけですが。

そんなところで、いきなりトーリンが、その重たいやつを拾って、アゾグに向かって投げて、アゾグがその重みで水中に沈んでいくという…。
この場面、劇場では笑いが若干おこってました。
なんか、拍子抜けというか。

これでアゾグが死ぬとか、あまりにもあっさりしてるなぁ…と思ってたら、案の定、アゾグは死んでなかった。。
水中を流れていくアゾグを見つめるトーリン…と、アゾグの表情が動いて、氷の下から反撃。

…最後の死闘になるわけですが、アゾグの切っ先が分かれた剣を必死で受けとめるトーリン…見ていてつらかった(涙)
ついにトーリンは受けとめきれず、負傷してしまうものの、最後の力をふりしぼって反撃。

やっぱり、この二人は刺し違える運命でした。

つらいけど、最後の最後でトーリンが宿敵アゾグを仕留めることができて、なんかちょっと救われた気がしました。

負傷したトーリンは、いきなり死ぬのではなく(…このあとに超重要な場面が残ってますから!)、ふらふらと立ち上がって、滝のほうへ。

気絶から目覚めたビルボは、そんなトーリンが、いよいよ力尽きてその場に倒れこむのを目にするわけで。

…と、良いところですが、今日のところはここで時間切れ。
続きはまた次回。


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18:28 Hobbit BOFA | コメント(0) | トラックバック(0)
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