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映画『砂漠でサーモン・フィッシング』の感想

2015/02/22
忘れないうちに…っと、Huluで観た映画の感想です。
ネタバレあります。

観たのはコレ↓


砂漠でサーモン・フィッシング  Blu-ray砂漠でサーモン・フィッシング Blu-ray
(2014/07/09)
ユアン・マクレガー、エミリー・ブラント 他

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『砂漠でサーモン・フィッシング』という、ありえない感満点のタイトルの映画です。
でも、何気に、ユアン・マクレガー×エミリー・ブラントという、なかなかに豪華なキャスト。

何がきっかけだったかはすっかり思い出せないのですが、私、この映画がずっと気になってたんですよね。
予備知識とかはまったくなかったんだけど、タイトルとキャストが引っかかってた。

実際に観てはじめて知ったのですが、これ…イギリス映画なんですね。
製作は、BBCやKudos(『MI-5(Spooks)』の製作会社ですよね?)他。

…ってことで、イギリスとイエメンが舞台です。

映画は、イエメンの大富豪が考えた、自国で鮭釣りをできるようにするという夢見がちでありえないプロジェクトをめぐって、水産学者フレッド(ユアン・マクレガー)と大富豪の投資コンサルタント、ハリエット(エミリー・ブラント)を中心にした人間関係を描いています。

フレッドは、家庭より仕事優先の妻メアリーとの退屈な生活に何となく物足りなさを感じている、中年の地味な学者。
学者ですが、お役所勤めをして、政府の報告書なんかを書いてたみたい。

一方、ハリエットは、大手投資会社で働く有能なコンサルタントで、軍人の恋人ができたばかり。
クライアントであるイエメンの大富豪シャイフ・ムハンマドの人柄と理想に共感して、イエメン鮭釣りプロジェクトを推進することに。

当初は、砂漠で鮭釣りをするというプロジェクトを実現不可能でバカバカしいと考えていたフレッドですが、シャイフの人柄に触れ、ハリエットという美しく有能な女性と知り合ったことで、次第に乗り気に。
一方のハリエットは、最初は積極的にプロジェクトを推進していたものの、恋人のロバートがアフガニスタンに派遣され、任務中に行方不明になったことから、仕事に対するやる気を失ってしまいます。

…で、フレッドが不器用ながら励ましたことで、ハリエットはプロジェクトに復帰し、二人の関係が少しずつ良い感じになっていくと同時に、鮭釣りのほうもいよいよ不可能が可能に変わろうとするのですが…というお話。

イエメン鮭釣りプロジェクトの経過を中心に描いているのかと思いきや、お話はむしろ人間関係がメイン。

特に中盤からは、鮭釣りプロジェクトは、意外にもさくさく進んでる(笑)
プロジェクトXばりに、困難を乗り越えて鮭釣りプロジェクトの実現に至る道のりを描くのかと思ってたら、ま、一万匹の鮭の調達先ではひと悶着あったものの、実現不可能なプロジェクトと言っていたわりにはあっさり実現にこぎつけてるし。

…とはいえ、フレッドと妻メアリーの関係、フレッドとハリエットの関係、ハリエットとロバートの関係、さらにはシャイフと村の人々との関係は、最後まで波乱含み。

しかしまあ、最終的には、鮭釣りプロジェクトを通して共に汗を流し、価値観を共有したフレッドとハリエットはうまくいってめでたしめでたしのハッピーエンドです。

…ただ、アフガニスタンで死にかけて奇跡の生還を遂げたロバート君はあまりに気の毒でした。
彼が悪いわけじゃないんだけど、行方不明中に状況が変わってしまったんだよね。

でも、ハリエットが、冴えない(ちょっと変人でもある)学者のフレッドを選ぶのは、分かる気がする。
ロバート君は若くてイケメンだけど、鮭釣りプロジェクトやシャイフのことを理解できなかったし、一緒に苦労してプロジェクトを実現させたフレッドとハリエットのあいだには、ほかの人が入り込めない絆ができてたんだろうなぁ。
あと、なんだかんだでハリエットは、夢見る男性に弱かったのかも(笑)

ところで、この映画…私はすごくおもしろかったと思ったのですが、それは、フレッドとハリエットのラブストーリーが良かったってわけじゃなく。

何がおもしろかったって、イギリス映画らしい辛辣なジョークが満載なところが最高でした。

この映画で描かれる鮭釣りプロジェクトには、中東との関係悪化に直面するイギリス政府の思惑も絡んでいて、良いニュースで中東との友好をアピールしようとしているのですが、そのためにいろいろと企む首相府報道官のパトリシアのキャラクターが強烈でした。
釣り人人口が200万人と聞いたら、イコール大票田ととらえて、意気揚々と首相に釣り雑誌の表紙を飾ることをもちかけたり(笑)
鮭釣りプロジェクトが実現した暁には、外相をイエメンに派遣して、ロバートやシャイフとの釣りシーンをマスコミにアピールしようとしたり。

何が笑えるって、彼女と首相のメッセージのやりとりがシュールで辛辣すぎて。
3回くらいそのシーンがあったのですが、いちいち爆笑しました。

あと、フレッドの上司と環境局のやりとりと、一万匹の鮭をめぐるマスコミの反応も笑えた。

とにかくね…政治とかお役所に対するブラック・ジョークが絶妙で。
イギリスの映画やドラマを観てると、こういうウィットと皮肉に富んだ会話と笑いっていうのが、すごくうまいよね。
派手なリアクションで笑わせるより、こういう会話術でくすりとさせるような笑いが、私は好きです。

あ、最後にもう1つ。

この映画で、ちらっと出てくる外相を演じている俳優さん、ドラマ『MI-5 英国機密諜報部(Spooks)』でマルコム役を演じていたヒュー・サイモンさんでした。
なんだか嬉しかった~。

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17:13 映画感想 | コメント(0) | トラックバック(0)
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